朝の来ない異世界と七大魔法剣士(マジックナイト)
朝の来ない異世界とレミナとの出会い②
「結構町の中は賑やかだな。」
そう声に出してしまうほど、町の雰囲気はかなりいいものだった。
子供たちが走り回って遊んでいて、カップルぽい男女が楽しそうに並んで出ている屋台の美味しそうなものを買っている。
美味しそうだな~そう思ったが、俺には優先順位があるため、見て見ぬふりをするしかなかった。
さてと、「そろそろこの町の事についていろいろと聞くとするか。」
そう思っていると、目の前を歩いていた若い男性を見つける。
いい人でありますように、俺は少し緊張してしまった。
一か八か話し掛ける。
「すいません、この町にはまだ来たばかりで
パーティを組みたいんですけど、ギルドみたいな場所がどこにあるか分からなくって。」
若い男性は安心するかのように話した。
まぁ急に話し掛けたからな、次からは気をつけないと。
「そんなことですか。それならこのまま真っ直ぐ進むと宿が見えてくるのでそれを左に曲がるとギルドがありますよ!ギルドってことは冒険者になるってことですよね?頑張って下さいね。」
そう若い男性は教えてくれた。
何ていい人なんだ!この神々しい男性をさっきの兵士たちは見習って欲しいもんだ。
「ありがとうございます!」そう言い頭を下げ、ギルドに向かった。
ギルドに向かう際の左側の道には防具屋があった。
その防具屋の前に立っていた、看板を見ていると驚く内容が書いてあった。
ようこそ!!防具屋直也店へ!ここでは俺の作った自慢の商品が売っているので良かったら足を運んでくれ。そう書いてあった。
え?直也?....はぁ?
いや、流石にないだろ、俺はそういって防具屋に入ることにした。
カランカラン。
扉を開けるとそんな音が鳴った。
中には鎧やイリエルの着ていた羽衣みたいなものがある。
店の中自体はそこまで大きい訳では無いな。
「いらっしゃい..........ませ?って海斗じゃねぇーか!!お前ここに何で居るんだよ。」
やはり直也だった。
「それはこっちの台詞だ!!イリエルが言っていた転生者ってお前かよ!!」
俺達はお互い顔を見合わせて笑ってしまった。
「じゃあお前も何かイリエルさんに最強な能力的なのを貰ったのか?」そう直也が聞いてきた。
「そう……だな。」俺はこれを能力と言って済ましていいのか不安になった。
「まぁそれより!!」そう大きな声で話してきた。
「お前の今着ている、ジャージを上下とも俺に売らせてくれ。」そう言ってきた。
唐突に言われても困るんだが....
まぁ、これ着てるとあの兵士たちを思い出して気分が悪くなるからな。
「良いけど...」
そう言うと直也は喜んだ。
「よし!!来た!!」
「1万ゴールドでどうだ?」
「それって俺らの居たところでいうところの何円くらい何だ?」
「うん~~~?1000万円くらいかな?」
え?1000万円!!?
「はぁ?お前馬鹿だろ!ジャージ売っただけで金持ちになっちゃうの俺?」
「まぁそう言うなよ!この世界ではあっちの服が凄く希少な価値になってるんだよ。」
「これを少し使っただけで、防御力、素早さ+200の普通にやばい防具が作れるんだよ!」
「あ!そうだ、お前って今職業って何?」
そう聞いてくる。
いや、普通に知らん
分からないからステータスウインドウを開く事にした。
LV999と書いてある隣に魔法剣士と書いてあることに気が付く。
マジックナイトって読むのか?多分それであってる気がする。
「俺の職業は魔法剣士(マジックナイト)らしい!」
そう答えた。
「分かった。魔法剣士(マジックナイト)専用の服を探してくるから少しだけ待ってくれ。」
そう言い店の中にある防具を探し始めた。
「あった!!これなんかどうだ?」直也は俺にその服を見せてきた。
いかにも魔法剣士(マジックナイト)感を漂わせる色彩をしていて、俺の好きな色でもある黒と薄い青がグラデーションして使われている服だった。
格好いい!素直にそう思ってしまった。
「良いじゃん!買わせて貰います!」
俺はそう言うと直也は笑いながらこの服の性能を俺に教えてくれた。
「装備時に素早さ、魔法攻撃力、魔法防御力、攻撃力、防御力、が全部+100になるぜ!」
「てことで、1000ゴールドになります。」
嬉しそうに、直也は言った。
「じゃあ、まずジャージを売って、その売ったお金で払うよ!」
「分かったけどさその前に下はどうするんだ?服を選んだだけじゃん!」「先に決めておこうぜ!」と言った
それもそうか。
「じゃあまた探してくれ!」そう頼んだ
「はいはい」そう答えてまた探し始めた
これだ!そんな声がすぐに聞こえてくる。
見つけるの早くない?適当に探してるでしょ?と思ってしまうほど早かった。
「これなんかどうだ?」見せてくれたのは、灰色のジーンズだった。
「これ動きにくくないか?」
「そう思うだろ?着れば分かるよ。」と言われたので買うことにした。
「これ何円だ?」
「100ゴールドだよ。特に装備時の効果があるわけじゃないし、動きやすさだけに特化してるから少しだけ安くしてる。」
ベルトを外して鞘を取った。そして
俺はジャージを脱いで、直也に渡した。
「はい!じゃあ1万ゴールドね!てなわけでステータスウインドウ開いて。」と言ってきた。
「何で?」
「お金を入れるためだよ!そんなのも知らないのか?」
「生憎と来たばかりで分からないことばかり何だよ。」
「じゃあしょうがないか!」
そう言いステータスウインドウにお金を入れる。
ステータスウインドウに書いてある所持金というところに1万ゴールドと書かれた、面白いなぁ。
「では、1100ゴールドになります。」そう言いお金を要求してきた。
ステータスウインドウに1100ゴールドというと手を俺に出していた直也の手に1100ゴールドがいつの間にかにあった。
指定していれば勝手に払ってくれるって訳か。
「毎度あり!!」直也はそう言うと同時に買った服を渡した。
俺はすぐ着てみることにした
「おぉ~似合ってんじゃん。」そう言われ、そうか?と自然に言っていた。
ジーンズは動きにくいと思っていたがかなり動きやすい。
動きやす過ぎて走りたくなる位だ。
外した鞘についたベルトを腰に巻いて、ギルドに行くことにした。
「ありがとな!直也また来るよ。」
「おう!どんどん来てくれ」そう言ったのをしっかりと聞き取って店を出た。
カランカランと音がする。この店の出た時の音結構良いじゃん。「直也センスあるな。」
直也のセンスをリスペクトした後にギルドに向かった。
「これがギルドか!!」かなり大きな建物だな~とつい見入ってしまう。
中に入ると剣を持った人や斧を持ったがたいの良いおじさんや、帽子を被ったいかにも魔法使いのお姉さんがいた。
うわ!強そうな人がいっぱい居るなー
そのまんま真っ直ぐ進むと受付のお姉さんが見えた。
「すいません。パーティを組めると聞いたんですけど、どうすれば組めますか?」そう受付のお姉さんに聞く。
「えーとですね、仲間の人は居るんですか?」
「いえ。いませんが.....」
受付のお姉さんは優しく言ってくれた
「まずは仲間を探してから再びここに来てください。後、ギルドカードを作ると依頼を受けることが出来ます。」
「ギルドカードを作りますか?」
「はい!!お願いします。」
「では、ステータスウインドウを私にみせてください。」
そう言われたのでみせることにした。
受付のお姉さんは俺のステータスウインドウを見てずっと止まっている。
どうしたんだ?と思いながら心配していると、受付のお姉さんは大声を出して俺に聞いてきた。
「LV999って本当ですか!!?」
やっぱりそうなるよな。
「まぁ....書いてある通りですよ」
そう言ったとき視線が俺に集まっていることに気が付く。
うわぁ~最悪だ!めっちゃ視線を感じる。
また受付のお姉さんは大声を出して聞いてくる。
「七つの属性を使える、魔法剣士(マジックナイト)なんですか!?そんな人英雄にいるかいないか位ですよ!」
そんな発言に周りがザワザワし始めた。
「すみませんが、本当に使えるかどうか見せて貰えますか?」疑われても仕方がない、俺は分かりました!と返事をした。
視線が集まっていたので来たれって言うのが恥ずかしくなった。
炎よ!そう言うと右手から炎が出る。何だ、来たれって言わなくとも魔法使えるじゃん。
この状況で発見をした。
水よ!氷よ!光よ!闇よ!風よ!土よ!そう言うと6属性が俺の周りを浮き始める。
こんなことも出来るのか!!また発見をした。
「ほ......本当ですね!疑ってしまい申し訳ございませんでした。えーと海斗さんでよろしいのですよね?」そう聞いてくる。
「はい!」
受付のお姉さんは何かを書き始めて、それを書き終えると謎のカードを渡してくれた。
「これがギルドカードになります。海斗さんはEランクから始まることになります。」
あぁーこれがギルドカード。その前にランクって何。
「ランクって何ですか?」
「そうですね。その話しもしておきましょう。
このギルドには、六つのランクがありまして、高い順にE、D、C、B、A、S、SSと感じになっています。」
なるほど.....SSが一番高い訳か。
「ランクは自分のランクの難しい依頼をクリアすると上げることが出来ます。」
「分かりました。ありがとうございます。」
お礼を言って、依頼が貼ってある掲示板に向かった。
その掲示板には、Eランク専用クエストと書いてあった。
えーとなになに、キラーウルフを10匹討伐せよ!か....もう多分六匹倒してるんだが、カウントされるわけないか。
掲示板を見ていると自然にため息が出た。
「「はぁ」」...ん?隣にもため息が聞こえたので隣を見るとそこには....
髪がサラサラで髪が長く、髪の色が真っ白でスタイルは丁度良くて、俺と全く同じ服装をしている可愛い人と目があってしまう。
「もしかして、魔法剣士(マジックナイト)ですか?」と聞いてみる....するとその質問に答えるように可愛い女の人が答えた。
「はい...そうですが?」
「その......貴方も魔法剣士(マジックナイト)なの?」そう聞いてきたのでしっかりと答えた。
「はい!まだEランクですが、魔法剣士(マジックナイト)です。」
「私も、同じランクで魔法剣士(マジックナイト)です!!」そう言って嬉しそうに笑った。
凄く可愛い......笑った顔が天使の様だ。
「「あの!よかったら、一緒に戦ってくれませんか?」」また同じタイミングで同じ事を言ってしまう。
「「え?」」
俺と彼女はあまりにも息ぴったりにはもってしまったため、お互いに笑ってしまう。
「よろしくな!えーと...」
俺が彼女の名前を分からない事に気が付いたのか、名前を教えてくれた。
「私はレミナ・フォルシアです。レミナで構いませんよ!」そう教えてくれたので俺も名前を教える。
「俺は天宮海斗、海斗って呼んでくれ!」
「天宮海斗?....珍しい名前ですね。分かりました!これからよろしくお願いします。海斗さん!」
「うん!よろしくねレミナ!」そう言って俺達は握手を軽くした後に、受付のお姉さんの所に行った。
「すいません!パーティ登録をしたいんですが......」俺がそう言うと隣にいるレミナを見て「分かりました」と言った。
「えーと海斗さんと.....」「レミナと申します。」とレミナが受付のお姉さんに教えた。
「はい!登録出来ました!」
「依頼でクリアした報酬はしっかりと分けることを忘れないで下さい!」
「分かりました!!」俺達はそう返事をしてギルドを後にした。
そう声に出してしまうほど、町の雰囲気はかなりいいものだった。
子供たちが走り回って遊んでいて、カップルぽい男女が楽しそうに並んで出ている屋台の美味しそうなものを買っている。
美味しそうだな~そう思ったが、俺には優先順位があるため、見て見ぬふりをするしかなかった。
さてと、「そろそろこの町の事についていろいろと聞くとするか。」
そう思っていると、目の前を歩いていた若い男性を見つける。
いい人でありますように、俺は少し緊張してしまった。
一か八か話し掛ける。
「すいません、この町にはまだ来たばかりで
パーティを組みたいんですけど、ギルドみたいな場所がどこにあるか分からなくって。」
若い男性は安心するかのように話した。
まぁ急に話し掛けたからな、次からは気をつけないと。
「そんなことですか。それならこのまま真っ直ぐ進むと宿が見えてくるのでそれを左に曲がるとギルドがありますよ!ギルドってことは冒険者になるってことですよね?頑張って下さいね。」
そう若い男性は教えてくれた。
何ていい人なんだ!この神々しい男性をさっきの兵士たちは見習って欲しいもんだ。
「ありがとうございます!」そう言い頭を下げ、ギルドに向かった。
ギルドに向かう際の左側の道には防具屋があった。
その防具屋の前に立っていた、看板を見ていると驚く内容が書いてあった。
ようこそ!!防具屋直也店へ!ここでは俺の作った自慢の商品が売っているので良かったら足を運んでくれ。そう書いてあった。
え?直也?....はぁ?
いや、流石にないだろ、俺はそういって防具屋に入ることにした。
カランカラン。
扉を開けるとそんな音が鳴った。
中には鎧やイリエルの着ていた羽衣みたいなものがある。
店の中自体はそこまで大きい訳では無いな。
「いらっしゃい..........ませ?って海斗じゃねぇーか!!お前ここに何で居るんだよ。」
やはり直也だった。
「それはこっちの台詞だ!!イリエルが言っていた転生者ってお前かよ!!」
俺達はお互い顔を見合わせて笑ってしまった。
「じゃあお前も何かイリエルさんに最強な能力的なのを貰ったのか?」そう直也が聞いてきた。
「そう……だな。」俺はこれを能力と言って済ましていいのか不安になった。
「まぁそれより!!」そう大きな声で話してきた。
「お前の今着ている、ジャージを上下とも俺に売らせてくれ。」そう言ってきた。
唐突に言われても困るんだが....
まぁ、これ着てるとあの兵士たちを思い出して気分が悪くなるからな。
「良いけど...」
そう言うと直也は喜んだ。
「よし!!来た!!」
「1万ゴールドでどうだ?」
「それって俺らの居たところでいうところの何円くらい何だ?」
「うん~~~?1000万円くらいかな?」
え?1000万円!!?
「はぁ?お前馬鹿だろ!ジャージ売っただけで金持ちになっちゃうの俺?」
「まぁそう言うなよ!この世界ではあっちの服が凄く希少な価値になってるんだよ。」
「これを少し使っただけで、防御力、素早さ+200の普通にやばい防具が作れるんだよ!」
「あ!そうだ、お前って今職業って何?」
そう聞いてくる。
いや、普通に知らん
分からないからステータスウインドウを開く事にした。
LV999と書いてある隣に魔法剣士と書いてあることに気が付く。
マジックナイトって読むのか?多分それであってる気がする。
「俺の職業は魔法剣士(マジックナイト)らしい!」
そう答えた。
「分かった。魔法剣士(マジックナイト)専用の服を探してくるから少しだけ待ってくれ。」
そう言い店の中にある防具を探し始めた。
「あった!!これなんかどうだ?」直也は俺にその服を見せてきた。
いかにも魔法剣士(マジックナイト)感を漂わせる色彩をしていて、俺の好きな色でもある黒と薄い青がグラデーションして使われている服だった。
格好いい!素直にそう思ってしまった。
「良いじゃん!買わせて貰います!」
俺はそう言うと直也は笑いながらこの服の性能を俺に教えてくれた。
「装備時に素早さ、魔法攻撃力、魔法防御力、攻撃力、防御力、が全部+100になるぜ!」
「てことで、1000ゴールドになります。」
嬉しそうに、直也は言った。
「じゃあ、まずジャージを売って、その売ったお金で払うよ!」
「分かったけどさその前に下はどうするんだ?服を選んだだけじゃん!」「先に決めておこうぜ!」と言った
それもそうか。
「じゃあまた探してくれ!」そう頼んだ
「はいはい」そう答えてまた探し始めた
これだ!そんな声がすぐに聞こえてくる。
見つけるの早くない?適当に探してるでしょ?と思ってしまうほど早かった。
「これなんかどうだ?」見せてくれたのは、灰色のジーンズだった。
「これ動きにくくないか?」
「そう思うだろ?着れば分かるよ。」と言われたので買うことにした。
「これ何円だ?」
「100ゴールドだよ。特に装備時の効果があるわけじゃないし、動きやすさだけに特化してるから少しだけ安くしてる。」
ベルトを外して鞘を取った。そして
俺はジャージを脱いで、直也に渡した。
「はい!じゃあ1万ゴールドね!てなわけでステータスウインドウ開いて。」と言ってきた。
「何で?」
「お金を入れるためだよ!そんなのも知らないのか?」
「生憎と来たばかりで分からないことばかり何だよ。」
「じゃあしょうがないか!」
そう言いステータスウインドウにお金を入れる。
ステータスウインドウに書いてある所持金というところに1万ゴールドと書かれた、面白いなぁ。
「では、1100ゴールドになります。」そう言いお金を要求してきた。
ステータスウインドウに1100ゴールドというと手を俺に出していた直也の手に1100ゴールドがいつの間にかにあった。
指定していれば勝手に払ってくれるって訳か。
「毎度あり!!」直也はそう言うと同時に買った服を渡した。
俺はすぐ着てみることにした
「おぉ~似合ってんじゃん。」そう言われ、そうか?と自然に言っていた。
ジーンズは動きにくいと思っていたがかなり動きやすい。
動きやす過ぎて走りたくなる位だ。
外した鞘についたベルトを腰に巻いて、ギルドに行くことにした。
「ありがとな!直也また来るよ。」
「おう!どんどん来てくれ」そう言ったのをしっかりと聞き取って店を出た。
カランカランと音がする。この店の出た時の音結構良いじゃん。「直也センスあるな。」
直也のセンスをリスペクトした後にギルドに向かった。
「これがギルドか!!」かなり大きな建物だな~とつい見入ってしまう。
中に入ると剣を持った人や斧を持ったがたいの良いおじさんや、帽子を被ったいかにも魔法使いのお姉さんがいた。
うわ!強そうな人がいっぱい居るなー
そのまんま真っ直ぐ進むと受付のお姉さんが見えた。
「すいません。パーティを組めると聞いたんですけど、どうすれば組めますか?」そう受付のお姉さんに聞く。
「えーとですね、仲間の人は居るんですか?」
「いえ。いませんが.....」
受付のお姉さんは優しく言ってくれた
「まずは仲間を探してから再びここに来てください。後、ギルドカードを作ると依頼を受けることが出来ます。」
「ギルドカードを作りますか?」
「はい!!お願いします。」
「では、ステータスウインドウを私にみせてください。」
そう言われたのでみせることにした。
受付のお姉さんは俺のステータスウインドウを見てずっと止まっている。
どうしたんだ?と思いながら心配していると、受付のお姉さんは大声を出して俺に聞いてきた。
「LV999って本当ですか!!?」
やっぱりそうなるよな。
「まぁ....書いてある通りですよ」
そう言ったとき視線が俺に集まっていることに気が付く。
うわぁ~最悪だ!めっちゃ視線を感じる。
また受付のお姉さんは大声を出して聞いてくる。
「七つの属性を使える、魔法剣士(マジックナイト)なんですか!?そんな人英雄にいるかいないか位ですよ!」
そんな発言に周りがザワザワし始めた。
「すみませんが、本当に使えるかどうか見せて貰えますか?」疑われても仕方がない、俺は分かりました!と返事をした。
視線が集まっていたので来たれって言うのが恥ずかしくなった。
炎よ!そう言うと右手から炎が出る。何だ、来たれって言わなくとも魔法使えるじゃん。
この状況で発見をした。
水よ!氷よ!光よ!闇よ!風よ!土よ!そう言うと6属性が俺の周りを浮き始める。
こんなことも出来るのか!!また発見をした。
「ほ......本当ですね!疑ってしまい申し訳ございませんでした。えーと海斗さんでよろしいのですよね?」そう聞いてくる。
「はい!」
受付のお姉さんは何かを書き始めて、それを書き終えると謎のカードを渡してくれた。
「これがギルドカードになります。海斗さんはEランクから始まることになります。」
あぁーこれがギルドカード。その前にランクって何。
「ランクって何ですか?」
「そうですね。その話しもしておきましょう。
このギルドには、六つのランクがありまして、高い順にE、D、C、B、A、S、SSと感じになっています。」
なるほど.....SSが一番高い訳か。
「ランクは自分のランクの難しい依頼をクリアすると上げることが出来ます。」
「分かりました。ありがとうございます。」
お礼を言って、依頼が貼ってある掲示板に向かった。
その掲示板には、Eランク専用クエストと書いてあった。
えーとなになに、キラーウルフを10匹討伐せよ!か....もう多分六匹倒してるんだが、カウントされるわけないか。
掲示板を見ていると自然にため息が出た。
「「はぁ」」...ん?隣にもため息が聞こえたので隣を見るとそこには....
髪がサラサラで髪が長く、髪の色が真っ白でスタイルは丁度良くて、俺と全く同じ服装をしている可愛い人と目があってしまう。
「もしかして、魔法剣士(マジックナイト)ですか?」と聞いてみる....するとその質問に答えるように可愛い女の人が答えた。
「はい...そうですが?」
「その......貴方も魔法剣士(マジックナイト)なの?」そう聞いてきたのでしっかりと答えた。
「はい!まだEランクですが、魔法剣士(マジックナイト)です。」
「私も、同じランクで魔法剣士(マジックナイト)です!!」そう言って嬉しそうに笑った。
凄く可愛い......笑った顔が天使の様だ。
「「あの!よかったら、一緒に戦ってくれませんか?」」また同じタイミングで同じ事を言ってしまう。
「「え?」」
俺と彼女はあまりにも息ぴったりにはもってしまったため、お互いに笑ってしまう。
「よろしくな!えーと...」
俺が彼女の名前を分からない事に気が付いたのか、名前を教えてくれた。
「私はレミナ・フォルシアです。レミナで構いませんよ!」そう教えてくれたので俺も名前を教える。
「俺は天宮海斗、海斗って呼んでくれ!」
「天宮海斗?....珍しい名前ですね。分かりました!これからよろしくお願いします。海斗さん!」
「うん!よろしくねレミナ!」そう言って俺達は握手を軽くした後に、受付のお姉さんの所に行った。
「すいません!パーティ登録をしたいんですが......」俺がそう言うと隣にいるレミナを見て「分かりました」と言った。
「えーと海斗さんと.....」「レミナと申します。」とレミナが受付のお姉さんに教えた。
「はい!登録出来ました!」
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「分かりました!!」俺達はそう返事をしてギルドを後にした。
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