大罪とスキルは使いよう

貝柱

プロローグ~異世界へ~

 高校二年生である、僕如月蒼空はいじめをうけていた。高校二年でいじめ?だらしないなぁと思う人もいると思う。いじめのきっかけは高校入学当初、体育館の裏道でいじめを受けていた同じくクラスの小田与恭助を庇って以来今もなお、矛先は僕に向いている。しまいには恭助自体が一緒になっていじめをしてきた。その時のあいつの顔は言われたのでで、はなく、嬉々としてやってる感が尋常じゃなかった。僕に腹パンやカツアゲをしたことだってあった。人助けなんて所詮その程度だ。

 だが、幼いころから父に教えられてきた、

「人を不幸にするな、人を幸せにすることで幸せが返ってくる」

 しかし、いじめは止まるどころか、日々エスカレートするばかり。しまいには、5000以上の金額をもってこければ殴られ、朝早く来てジュースを買いに行きいじめのリーダーである、鳥羽正義のほしいものじゃなければ蹴られ、そんなことが毎日続きながらも担任である池田要は見て見ぬふり、それは先生に限ったことじゃなくてくてクラスの大半がそうだった。

皆、僕みたいに目をつけられるのが怖いんだろう。親にはお前が弱いからだと、生徒会長には無視をされ、幼馴染みには知らんの一点張り、希望は持てなかった。そんな憂鬱な学校生活を送るなか、唯一の救いがネットの中だった。僕はいわゆるオタクだ。別に好きなことを貫き通しているだけで、批判される。悪い世の中だ。そんなある日、遅刻して朝の日課であるジュースを買いにいけず、正義や連れに教室で公開処刑と笑われながらサンドバック状態になろうとしたとき、

「異世界転移を実行します」

 機械音が聞こえた。さすがに正義も驚いたのか、僕から手を離し辺りを見渡した。 今だ!僕はとっさに逃げようと教室のドアをひらこうとするが、開かない。
ガタガタガタガタ開かない!なんで!?床が輝き始めた。異変に気づいた皆や先生も「逃げろ!」というものの開かないんだよ!「さっさとあけろや!」正義に怒鳴られる。開かないんだってば。「あ、あかない」といいかけたとき僕の視界は輝きをました床で遮られた。

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