ワールド ダメネーション ゲーマーズ(弱肉強食の世界を征服せよ)

かしる@元マナフン

(二章)ストルと1万の討伐者達(12)

灼熱の火山、、


マーマリ、、
「さて、それじゃ、登場してもらいます!いでよ!灼熱の火山のボスよ!」
火山の中から、人影が見える。
ある人間5、、
「なんで人なんだよ。ってかあれ弱そうじゃね。」
マーマリ、、
(な、なんで、あいつが、、まさか、、、やられたのか。)
ストヘルズ、、
(なんだ、マーマリの顔がおかしい、敵はしかも人っぽい。一体どうなってるんだ。)
マーマリ、、
「みなさん、報酬を付け足します。あそこにいる、ストルという人間を倒したら奴隷をレベルアップさせる特別な玉を30個、つまり倍あげるよ。そんじゃストルが死んだらまた来るね。」
マーマリは焦ったようにして、すぐに転移魔法か分からないが何かの魔法を使い消えた。
ストヘルズ、、
(マーマリは確かに俺をこの世界に連れてきた。しかも72億人、、なのに、なんであんな焦ったような顔をするだ。)
その2秒後再びマーマリが現れる。
マーマリ、、
「1つ言ってない事があった。ストルのレベルは4000だよ。そんじゃね。」
それだけを言い残しマーマリはまた魔法を使い消えた。
そのマーマリの言葉に驚き、ある人はバリアを壊そうともがき、ある人は膝をつき諦めている人もいる。
ストヘルズ、、
(やっぱり、怪しい。マーマリはこの世界を操れないのか。)
考え事をしているストヘルズにマドレーヌが驚いた声で呼びかける。
マドレーヌ、、
「ストヘルズ、、、ストルと言う奴が、、あそこ見てください、、」
それを見たストヘルズは呆然と立ち尽くすしか無かった。
ストヘルズが見た景色は、約1km先にいたはずの人間がいなくなっていたのである。
テイラー、、
「これは異常だ、俺でも見えなかった。」
ストヘルズ、、
「お前達!すぐに戦闘装備に切り替えろ!敵はいつ来るかわからん、集中をとぎらすな。あとこれ以上人間を殺させるな!」
テイラー、、
「了解致しました。」
マドレーヌ、、
「了解ですわ。」
ストヘルズ、、
「敵は何処にいる、、」
ストヘルズが右を見た瞬間、ストルは右手を大きく引きストヘルズに向かって思いっきり殴ろうとする。
スピードが早すぎるため回避出来ない、ストヘルズは何とか装備を出し剣で防ぐが、吹き飛ばされ、装備はボロボロになる。
ストヘルズ、、
「おいおい、まじかよ、、チートじゃねぇかよ。ぐは、、、」
ストヘルズは血を吐きながらテイラーとマドレーヌに呼びかける。
ストヘルズ、、
「お前達、引け!敵は異常すぎる、一旦引いて立て直す。」
だがテイラーとマドレーヌはストヘルズが吹き飛ばされ怒りに任せ行動してしまっている。
テイラー、、
「貴様ーー!!踏み潰してやる!樹林層!」
テイラーが樹林層という魔法を使い、地面から大量の木が出てき、ストルの体に巻き付く。
マドレーヌ、、
「お前よくも、、捻り潰してやる!ブラックデットホール!」
テイラーが魔法を出したすぐ後にマドレーヌが魔法を使い、ストルの体に黒い塊が入り、体内で大きな爆破が起き、ストルの体は粉々になる。
テイラー、、
「やったか、、」
マドレーヌ、、
「ざまぁ見なさい。」
ストヘルズ、、
(いや、こんだけでやられるはずがない、レベル4000にしてマーマリが予測していなかった敵のはず、あんなんでは殺れない、、)
ある人間2、、
「やったのか、、」
ある人間3、、
「やっぱり、ストヘルズの家臣強!」
佳良(かよ)、、
「やられてない!」
奏斗(かなと)、、
「佳良何言ってんの?あいつバラバラじゃん!」
瀬奈(せな)、、
「ホントだよ!ストヘルズはやっぱり世界1なのか、」
なぜか佳良やストヘルズは分かっていた。
レベル4000がこの程度ではやられない。
そして何かを感じていた、、
灼熱の火山にいる残りの人間200人が勝ったと思った瞬間、、地面が揺れ始め次の瞬間、地面は一気に割れ、次々にストヘルズの家臣や、人間達が落ちていく。

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