(二章)七大魔王(8)

ストヘルズがプロダクスワールド宮殿を作り終え数時間、、、、






ある地下の宮殿、、




七大魔王ゼクス、、
「おい、アルケミット、奴らをこのまま放ったらかして領地を拡大させていいのかよ。」
七大魔王アルケミット、、
「僕にそんなこと聞かれてもわかんないよーーだってさ、僕がアイツらを攻撃したらアイツら滅んじゃうじゃんかよ。」
アルケミットはそう言いながら必死に笑いを堪えるが顔には少し出てしまっているようだ。
七大魔王ルシエル、、
「アルケミット、、あまり笑うなよ。お前が先陣に出れば確かに敵は滅びてしまうがそれと同時に七大魔王を一人失ってしまう、我々の様な人材はそう簡単に魔族からは出て来ぬのだからね。」
七大魔王マーリン、、
「まぁフローリアを取り戻す事はほぼ無理だと思いますけどね、なんせあのストヘルズとやらの虜になっていますもの。」
七大魔王ゼクス、、
「だがフローリアが戻らぬとなると七大魔王の椅子が1つ空いて、また七大魔王を狙う争いが起きてしまうぞ。」
七大魔王ルシエル、、
「もう一つ問題なのはなぜ、フローリアのレベルがあんなにも落ちているのかが不思議ですね。」
七大魔王アルケミット、、
「ストヘルズとやらにレベルを下げられたんじゃないーもしそうだったら笑えるよ。」
七大魔王キングロット、、
「無駄な考察は良い、早くフローリアを連れ戻させばいかぬ、10日後に確かにマーマリと言う奴が開く殺し合いみたいなのが灼熱の火山であるらしいからそれに我々がでる、あいつらの領地はその灼熱の火山の隣だ、つまり領地を拡大したいなら必ず出るはずだ。」
七大魔王ゼクス、、
「俺が行くぜ、フローリアを連れ戻せばいんだろ、死なない程度に他の連中潰して、フローリアだけ持って帰るわ。」
七大魔王マーリン、、
「無理はしない事ね、万が一何かあったら困るのは残された私達だもの。」
七大魔王キングロット、、
「確かにな、無理はするなよ。」
七大魔王ゼクス、、
「俺は失敗するのが嫌いなんでな、失敗はしねーよ。」