非リア充の俺がまともに恋なんてできるはずがないと思った

ハルト

転校生と本とゲームと……

「初めましてまたしの名前は、澤野七海です 」
華やかに登場した彼女は、転校生の澤野七海。
背中まである青髪をゆらゆら揺らしながら真ん中の席まで、歩いていった。
クラスの男子生徒が騒ぎ出すと女性生徒は、変な雰囲気になる。
「な、成弥? 」
「え、えっ? 」
「ぼーっとして、成弥は、あいう人がいいの……? 」
「 い、いや、早川さんの方が可愛いよ」
何気ない一言だったが早川顔を真っ赤にして俯く。
休憩時間になると彼女、澤野のところには、やたらと男子生徒が集まり中には、女性生徒もいた。
「ねぇ澤野さん趣味とかある? 」
1人の男子生徒が質もをした。クラスでいつもふざけている山野達也は、何故かいつものふざけモードもなしに真剣に彼女に質問をしている。
「しゅ、趣味ですか?……げ、ゲームすることですかね 」
恥ずかしそうに微笑む澤野は、水色の瞳を泳がせ緊張しているらしい。

成弥
澤野さん人気あるなぁ……早川さんも人気あったのに一気に取られてしまったけど平気なのかな?

横の席に座っている早川を見ると、こっちを見て微笑んでおり、周囲も早川に全く関心が無いため今は、この微笑みもかなり落ち着く。
「 あの、早川さん。えっと、そのどうしたの?」
「えっ?……なんでか成弥を見たくなる。澤野さんは、可愛いから私も成弥の気持ちが向かないように頑張らないとなぁと思って成弥を見たらこうなってた。だから変な目で見るのは、辞めてほしい。……ところで成弥昼休み一緒にご飯食べたい…… 」
見られてることも恥ずかしいし、一緒に食べているところを見られたらかなりやばい。
「ご、ご飯を一緒に!そ、それは…… 」
ついつい大声を出すところだった。
「 教室で食べればいいと思う。だから成弥昼休み一緒にご飯食べたい」

成弥
うあああああああああああああああ!
可愛すぎるううううううううう!
人通りが少ないところならいっか。
って良くないよ2人だしど、どうしよう。




澤野も午前中に体育の時間もありクラスの皆とも仲良く出来ていて知らない内に遂げるようになりなんだかんだいって楽しそうに過ごしていた。
成弥も昼休みにご飯を食べる約束もあり気分が晴れていた。

昼休みになり。
「 ちはる一緒にご飯食べない?」
「ごめん今日は、用があるからパスするね 」
「 そっか、分かったまた明日食べようね」
「 うん。本当にごめんね」
早川は、友達の晴海の誘いを断り成弥に声を掛けた。
「な、成弥お待たせ食べよう 」
「 う、うん」
そう言って早川がバックから何かを取り出した。
出てきたのは、お弁当箱だった。
成弥の席に弁当を置いた。
「いただきます 」
ちゃと礼をして箸箱から箸を取り出し弁当の蓋を取った。
中には、ふりかけご飯と卵焼きと、野菜炒めに肉にスパゲッティが入っていていた。
「 早川さんそ、それ、は、早川さんの手作り?」
「うん。成弥食べてみる? 」
「 いいの?でも何を食べたら……」
「 目玉焼きとか……全部私が作ったんだけどこういう時は、目玉焼きかなぁと思って……食べてみて、私の手作りだから」
そう言いながら弁当箱を成弥の前に出した。

成弥
手作り!やばいこれは非常にやばいぞ。
あの、早川さんの手作りを食べられるなんて。よし覚悟を決めた食べよう。

箸を持って前に出された弁当に入っている目玉焼きを取り箸で、口まで目玉焼きを持っていき口を開け1口食べた。

………………。

「美味しいよ、早川さんりょ、料理上手いね 」
「えっ?あ、ありがとう。な、成弥今度成弥の、弁当も作るね 」
「あ、ほ、本当!なら今度いや、明日でいいので作ってきて来てください早川様 」
ついついノリで、ふざけてしまった。

成弥
でも超嬉しい!
あの早川さんのご飯を食べられるなんて……一緒叶わない夢だと思ったんだよなぁ

「早川様に任せない。 なら、弁当食べたら箱は、私に貸してね洗っておくから」
「 ははぁっ弁当を食べ終わりました」
早川は、成弥の弁当箱を受け取り丁寧にバックの中に入れ、自分の弁当箱も入れた。

楽しい昼休みも終わり午後の授業もやる気を出し気づいたらそのまま放課後になっていた。

「ちはる一緒に帰ろ 」
「うん分かった。ごめんね成弥私はるみと帰るから今日は、一緒に帰れない。その分お弁当美味しの作ってあげるね」
「 わ、分かった。楽し見にすしてるよ」
早川は、晴海の元に駆け込み教室から出た。


「ちはる最近吉井と仲いいよね 」
「 う、うん。本貸してもらってから少し話し出すようになったんだよね」
「ふ〜ん今日は、弁当成弥と食べたの? 」
「 まぁ成弥に本借りてるからそれでね」
「明日も成弥と食べるかもはるみごめんね今度遊びに行こ 」
はるみの顔が華やかに咲いた。
「なら、許すから遊びなら私行きたいところあったんだよねちはる約束だよ 」
早川と晴海は、そのまま楽しいそうに帰っていった。



一方成弥は、1人で図書室に寄ってから学校を出ることにした。
図書室前まで着き中に入ってライトノベルコーナーまで向かって行くと1人の影が見えた。

成弥
あれって確か今日転校生の、えっと、澤野さんだっけ?
ライトノベルコーナーに来てるってことは、ライトノベルに興味あるのかな。

きょろきょろ本の前で、何かぶつぶつ言いながら真剣に本を選んでいた。
成弥も隣で本を選び始めた。

成弥
まぁいいや、本どれにしようかな。
家にもあるから借りなくてもいいけど中二病でも恋ができるがあるのを聞いて来たんだけどあれ?ないな

そう、中二病でも恋ができるが無く仕方なく帰ることにした。
「あ、あのえっと、吉井君ですよね? 」
「 えっ?は、はい」
突然彼女、澤野から声を掛けられ声が少し高くなってしまい恥ずかしかった。
「 吉井君もライトノベル見るのですか?私もよく見るのですがこの中二病でも恋ができるを借りに来たんですけど吉井君も借りに来たなら貸しますけど」
「 あっ、いや澤野さんが先だったんだから澤野さんが借りるべきだよ」
「なら、今度読み終わったら貸しますね 」
「はい 」
早川以外の女子と話すのは久しぶりの成弥。
澤野は、スマホを取り出し何やらゲームをログインし始めた。
彼女のゲームを少し覗くと、成弥が知っていたというかなっているゲームをログインしていた。
「あっ!そ、その名前 」
人がつける名前なんて正直どうでもいい。
しかし、澤野が付けている名前は、成弥のフレンドの『nami』だった。
「も、もしかして『nami』さんですか?自分ふ、フレンドの『HARU』です。そっか、フレンドだったんだ 」
「 本当ですか!?え、えっと、そのげ、ゲーム上手いですよね今度私にもやり方を教えてください」
「は、はい 」
彼女、澤野と、フレンドになれたのは、たまたま戦いゲームダンジョンをクリアしていくゲームで、澤野がフレンド申請を、してきたからだ。
「その、ゲームでもフレンドですしLINEでもフレンドになりませんか? 」
恥ずかしそうにLINEを開きLINE交換を求めてきた。
「は、はい 」
とっさにLINEを開きフレンド交換をした。
澤野のLINE名は、七海と書かれておりトップ画も猫があくびをしている画像だった。
「 あの、アニメも知ってるんですよね?それにゲームも、フレンドですし学校も同じですし凄い偶然ですね」
微笑む澤野の、顔を見て少しばかり頬を染めてしまった成弥。

成弥
やばい早川さんに、浮気してると勘違いされる。

帰った早川に心の中で、謝った。
「 ところで吉井君は、早川さんと仲良いみたいですけどつ、付き合ってるのですか?」
「 え、えっ?……」
澤野は、突然成弥に、切り出し成弥も肩を上げてビックリする。
手も震え口も震えてしまった。

成弥
これは、言っていいのか?

「はい 」
「なるほど、ゲーム内で優しい方だったのでリアルでも優しいかったので出来ればお付き合いでもと思ったんですけど恋人いるなら諦めますけど私と仲良くしてくださいねそれに何かあれば私に 」
急の告白だった。
成弥も、困惑してしまいそこから1歩も動けなかった。

澤野のことも分かり明日は、弁当も作ってくれるし今日は、何だか色んなことがあった1日だった。
まさかあんなことが起きるなんて思っていないが……。



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作者のハルトです。
昨日これを投稿しようかなと思いましたが少しばかり風邪気味だったので辞めておきました。
ですが今日は、昨日寝たので少し良くなりました。なので投稿させてもらいます。
本当は、ゲームのフレンドを、元カノにしようと思いましたがそれでは、展開が無いので転校生にしました。
これからも非リア充の俺が恋なんて出来はずがないと思ったを楽しんでください

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コメント

  • ハルト

    いいねありがとうございます

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