初恋は先生

夜空星叶

伝えたい

只今、私は先生の部屋にいる。


部屋は黒と白が多い。


「で、今日私が呼んだ理由だけど」


「はい」


「好きですって言ったら、どうする?」


「喜びます」


「私、来年で、ここの教師できなくなるでしょ?それまで、待っててもらうってことはできる?」


「・・・自信はありません」


「何で?」


「重くなるかもしれませんが、好きって分かってて、好きって言い合えなくて、一緒にいる事もできない。先生はやじゃないですか?」


「確かにいやだ、でも、好きなんて何時でも言える」


「そうですよね」


「だから、お互い、答えは保留と言う事でいいかな?」


「嫌です」


「そっか、そうだよね?」


「返事は、今すぐききたいです」


「私も桜花さんが好き、怪我をしてからも明るくて、元気な桜花さんが。でも、私も桜花さんも女、それでいて、生徒に教師。私にどうする権利もないの。それに、桜花さんはもっといい恋ができると思うの」


もっといい恋?


「私は、今の恋を大切にしたいんです。この恋よりいい恋なんてあるわけありません」


「桜花さん」


「私は、今先生が好きなんです」




***




桜花さん、何でそんな事言えるの?


好きなんて言われたら、もう絶対止まらなくなる、きっとまた、昔みたいに桜花さんを傷つけてしまう。


あの人みたいに。


でも、よく考えたら桜花さんは、昔の私に何処か似てる。


伝えたい、けど、伝えちゃいけない気がする。


でも、他の人の恋人になって欲しくない、取られたくない。


いつからだろう、桜花さんを意識したのは、もう、恋なんてしたくないのに。








でも、伝えたい。




「桜花さん、一回しか言わないから聞いてね




















好きです、付き合ってください」






「こちらこそお願いします」














これでよかったんだよね?














先生?












私も、幸せになりますよ?








先生に負けないくらい、桜花さんを愛します






見ててくださいね?


















初恋は先生【END】

「初恋は先生」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「その他」の人気作品

コメント

コメントを書く