お姉ちゃんが大好きな妹です!シスコンでなにか問題ありますか?
四話 薬
静かに扉を閉めて家に入る。
薬品の入っているはずの棚を開けて、風邪薬を探す。
「ねぇし、ってか薬の名前わかんない」
私は頭をかきながら言った。
イライラしているときによくなる癖らしい。
「はぁ」
私はため息をつきもう一度探してみる。
が見つからない。
後ろに気配を感じたので見て見ると、あんりが立っていた。
「どうしたのお姉ちゃん」
真っ赤になってる顔で聞いてきたので、こちらは、薬がどこにあるかなんて聞けなかった。
少しでもゆっくりしてて欲しかったから。
「何でもないよ」
私はそう言うと、あんりを抱き締めた。
「どうしたの?お姉ちゃん?」
びっくりしたあんりは体が固まっていた。
「私、あんりがいないと何も分からない」
「え?」
「あんりがいないと何もできない」
私は、そう言うともっとさらに強く抱き締めた。
「痛いよ、お姉ちゃん」
あんりは痛そうにしているが、私はそんなのお構い無しに強く抱き締めた。
そうしていないと、あんりがいなくなってしまいそうで。
「お姉ちゃん」
名前を呼ばれたのであんりと顔を合わせると、杏里は背伸びをした。
私の頬に手を当てて。
今から何をするのかは、もう分かった。
唇と唇が重なる前にあんりは言った。
「風邪うつしたらごめん」
そう言うと、唇と唇が重なる。
柔らかい唇に酔いしれながら、私はだんだんあんりに惹かれている事が分かった。
薬品の入っているはずの棚を開けて、風邪薬を探す。
「ねぇし、ってか薬の名前わかんない」
私は頭をかきながら言った。
イライラしているときによくなる癖らしい。
「はぁ」
私はため息をつきもう一度探してみる。
が見つからない。
後ろに気配を感じたので見て見ると、あんりが立っていた。
「どうしたのお姉ちゃん」
真っ赤になってる顔で聞いてきたので、こちらは、薬がどこにあるかなんて聞けなかった。
少しでもゆっくりしてて欲しかったから。
「何でもないよ」
私はそう言うと、あんりを抱き締めた。
「どうしたの?お姉ちゃん?」
びっくりしたあんりは体が固まっていた。
「私、あんりがいないと何も分からない」
「え?」
「あんりがいないと何もできない」
私は、そう言うともっとさらに強く抱き締めた。
「痛いよ、お姉ちゃん」
あんりは痛そうにしているが、私はそんなのお構い無しに強く抱き締めた。
そうしていないと、あんりがいなくなってしまいそうで。
「お姉ちゃん」
名前を呼ばれたのであんりと顔を合わせると、杏里は背伸びをした。
私の頬に手を当てて。
今から何をするのかは、もう分かった。
唇と唇が重なる前にあんりは言った。
「風邪うつしたらごめん」
そう言うと、唇と唇が重なる。
柔らかい唇に酔いしれながら、私はだんだんあんりに惹かれている事が分かった。
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