転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

410話 遊び感覚の訓練②

生徒達が元の位置に並び直した

ベル「じゃあ今から楽しくて訓練もできることをやります」

エクリスト「何やるんですか?」

ベル「簡単に言うと的当てをやります」

ミミカ「的当て?」

ベル「にゃいようはまず近接武器を使って戦う人が的役ににゃって走り回ります、その走り回ってる人を魔法とかの遠距離攻撃をする子達がにぇらいます」

ミカ「危なくないですか?」

ベル「的役の子は結界で守られるから安心してにぇ、どんにゃ魔法が当たっても壊れにゃいやつだから」

ミカ「わかりました」
モクロ「それは避けたとか当てたとかで何かあるんですか?」

{モクロは5年生Bクラスで男爵家長男、運動は苦手だが魔法が得意、そして頭がいい}

ベル「あるよ、的役の子はにぇらう方との距離がどのくらいはにゃれていて、飛んできた魔法をどのくらいの距離で避けかれたかで点数が決まるよ。そしてにぇらう方は的役の子に向かって適当にゃ魔法で攻撃する、この攻撃を的役の子からどのくらいの距離をにぇらえたかで得点が決まるよ、もちろん的役の子に直接当てたら1番得点が高い」

モクロ「では狙う方は動かなくてもいいんですか?」

ベル「にぇらう方は10秒その場に留まると点数が減っていくよ、だから最低でも10秒おきに動かにゃいといけにゃい」

モクロ「マジですか、動きたくなかった」

とてもがっかりしていた、モクロはそれほど動きたくないようだ

ベル「そんにゃに落ち込まにゃいで、今回も得点上位の人にはご褒美を用意してあげるから」

そう言うと生徒達はやり気になったようだ

ミカ「具体的に何をくれるんですか?」

ベル「ある程度のお願いをにゃんでも1つ聞いてあげるよ」

ミカ「やった!……貰えるのは上位何人ですか?」

ベル「そうだにゃ〜………じゃあ的役の上位5人とにぇらう方の上位5人にしよっか、だから頑張らにゃいと貰えにゃいよ」

ミカ「頑張ります!」

生徒達は上位5人と聞いて絶望していたが、逆にやる気になった子もいたようだ

ベル「じゃあみんにゃは準備しておいてにぇ、遠距離攻撃をする子はあっちの1番端っこに横1列に並んでおいて、そして的役の子は自分の武器を持って反対のこっちの端っこで待機にぇ」

マロ「遠くないですか?」

{マロは5年生Sクラスで公爵家次女の女の子、マロは魔法がとても得意でベル達を除く魔法ランキング1位の実力を持つ。ただマイペースな子、やる気がある時は頑張るが、やる気がない時はだらーんとしてる}

学園の今いる訓練所は縦20m横100mの長方形の形をしていて、狙う方と的役が待機する場所は100mも離れているよ

ベル「大丈夫だよ、始まったらみんにゃ10m~50mくらいに来ると思うから」

マロ「どうしてですか?さっき言っていたルールには何もありませんけど」

ベル「まだ言ってないからにぇ、まずはこれを見てにぇ」パチン

ベルの指パッチンと共に訓練所の地面に5mおきに色と数字が映し出された

ベル(移動始めてることもいるから)
『声拡散』
「今地面に見えてると思うけど、例えば今いるこの場所だと赤色で数字がマイナス2って書いてるでしょ?これは飛んできた魔法を避けたとしても、この数字の分だけポイントが引かれるってことだよ、だから的役の子は点数がたくさん欲しければできるだけ近づこうにぇ」

エクリスト「わかりました、頑張ります!」
マロ「狙う方の場所は関係ないの?」

ベル「にぇらう方はあっちの白い枠見えるかにゃ?」

マロ「見えます」

ベル「あの中にゃらどこからにぇらってもいいよ」

長方形の右側約20m程が白い枠で埋まっていた、左側は端っこから白枠まで5mおきにカラフルになっているよ

マロ「わかりました」

それを聞いてすぐにマロも白枠へと向かった

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