転生して進化したら最強になって無双します
409話 遊び感覚の訓練
21話を少し強めに修正しました
{強めとは会話の内容の変更や、ついでにステータスの強化や弱体化などなど}
もちろんほとんどストーリーには影響しません
今後は強めに修正した場合は一応お知らせします
4時間目が始まった
ベル「全員しっかりいるにぇ?誰も逃げてにゃいかにゃ? 」
ミカ「も、もし逃げていたら?」
ベル「ん〜死刑?」ニコ
ミカ「え?」
生徒達はとても驚き、誰一人動かなくなってしまった
ベル「そんな怖がらにゃくても……冗談だよ、もしそんにゃことしたら先生が国王様に死刑されます、だから安心して」
(これはまじの話)
ミカ「びっくりするからそんな冗談言わないでよ〜」
ミカは脱力した状態で答えた
ベル「ごめんって……じゃあ4時間目は前回言っていたトレーニングメニューをやるよ」
エクリスト「げ、今から基礎練するんですか?」
ベル「にゃにか不都合が?」
エクリスト「さっきの負荷のやつでめっちゃ疲れてるんですけど」
エクリストのその言葉に生徒全員が同意していた
ベル「それもそうだにぇ、じゃあちょっと考えるから待ってて……あ、さっきのご褒美で先生の耳とかしっぽを求めてた人は今から触りに来ていいよ、でも先生が終了って言うまでにぇ」
ベルのその言葉と共に、生徒達はベルの耳やしっぽを触りにいった
ベル《にゃにすればいいと思う?》
ピクシー《遊び感覚で訓練できる何かがいいと思いますよ、例えば鬼ごっこや的当てのようなものとか》
ベル《遊び感覚にぇ、鬼ごっこはわかるけど的当てってにゃにするの?ボールにゃげるの?》
ピクシー《違いますよ、私の言うこの的当てはまず的となるのは剣士などの近接武器を使う生徒達の頭の上辺りに的を作り、弓や魔法を使う遠距離攻撃をする子がその的を狙うものですね。これなら的役は魔法や矢を避ける訓練と体力の訓練になり、狙う側は弓や魔法のコントロールの訓練ができますよ》
ベル《にゃにそれ面白そう!それやって見よっか、好評だったら他のがくにぇんでも採用しようかにゃ》
ベルはピクシーの例として発案した的当てをとても気に入ったようだ
ピクシー《お気に召したようで何よりです》
ベル《……じゃあまだ触れてにゃい子も居るみたいだから、その的当てのルールとかも考えようか》
ピクシー《わかりました、まずはどこから始めますか?》
ベル《まず気になったのは的の位置かにゃ》
ピクシー《的の位置ですか、先程はただの例としてあげたものなので改善できますね。例えば的役の子と周りに特殊な結界を張り、魔法の当たった場所によって得点が多くなるなど》
ベル《お、それ採用!放った魔法が的役の子に近い方が多く貰えて、遠すぎるとその分得点が減る感じだにぇ》
ピクシー《はい、これなら多く得点を取ろうと思ったらより精密な魔法のコントロールが必要になるのでいいかと》
ベル《いいにぇ、じゃあ今度は的役の方かにゃ、こっちは自分を標的に飛んできた魔法をどのくらいの距離で避けたかによって得点が変わるといいと思うんだけどどうかにゃ?》
ピクシー《いいと思いますよ、それに加えて狙う方からの距離が近い方がより多くの得点を貰えるようなり、逆に離れすぎると得点が低くなるようにするといいかと、もちろん中間地点では等倍になりますが》
ベルは少し考え込み
ベル《……うん、じゃあそれでいこっか》
ピクシー《はい、それと的役は自分の使う武器を持った状態、狙う方はその場に10秒止まると減点されて移動しないといけないようにするといいと思いますよ》
ベル《的役の方は当然として、にぇらう方は立ち止まるとにぇらわれやすいもんにぇ、だから動いた状態でもにぇらえるようにするってことにぇ》
ピクシー《はい、ただ最初は難しいと思うので減点は最小限がいいかと》
ベル《わかった、じゃあやりますか》
「はい、終了です。元のにゃらびに戻ってにぇ」
ミカ「もっと触りたかったのに〜」
ベル「ダメでーす」
そう言って生徒達が並び直すのを待っていた
{ベルが耳としっぽを触られていたのは約15分間だよ}
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