402話 メイドさん

元々書いていたこの話を間違えて消してしまいました、そして書き直す気力が無くなったため少々無理矢理感があるのはご了承ください
{後日全話に修正を入れるため、そこで私が変と感じた場合は修正が加えられます}

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アミちゃんが自分の服をハンガーにかけた後

ハデス〔アミ様の専属メイドが決まりました〕

ベル〔ナイスタイミング！〕

ハデス〔ありがとうございます、どのように致しましょうか？〕

ベル〔じゃあ今アミちゃんも5階にいるから、その人に5階に来るように言って貰える？〕

ハデス〔わかりました〕

そのあと少しして

ハデス〔今向かわせましたので、数分後にはそちらに着くと思います〕

ベル〔わかった、ハデスもご飯食べずに頑張ってくれたみたいだからご飯を食べてゆっくり休んでね〕

ハデス〔いえ、お食事はいただきますが、まだ仕事が残っておりますので失礼します〕

念話を切られた

ベル(ありゃ、ほんとハデスは休んでくれないねぇ)
「アミちゃん、もうすぐアミちゃんに着いてくれるメイドさんが来るみたいだよ」

アミ「もう来るの！やった！」

アミちゃんは部屋の中を走り回りながら喜んでいた

ピクシー《ところでマスター、この部屋のことをまだ誰にも伝えていませんが、部屋の場所がわかるでしょうか？》

この部屋子供達の部屋を作ってからまだ誰にも伝えていない

ベル《やべ、忘れてた。どうしたらいい？》

ピクシー《本来ならハデス様などに伝えておいてお部屋まで来てもらうのですが、今回はもう遅いので仕方ありません、迎えに行きましょう》

ベル《どこまで行ったらいい？》

ピクシー《階段で待っておけばいいでしょう》

ベル《了解、ありがとう》
「じゃあメイドさんを階段のところに迎えに行こっか」

アミ「うん！わかった！」

2人はその後すぐに階段へ向かった

アミ「まだかな！」

ベル(今来たばっかりでしょ？)
「すぐ来るから待っててね」

アミ「うん！」

その後数分間待っていると

？「お待たせ致しました」

アミ「来た！」

アミちゃんは待っている間に階段横の壁にもたれて座っていたが、声が聞こえて直ぐに立ち上がった

サナ「アミ様の専属メイドになりましたサナと申します、よろしくおねがいします」ﾍﾟｺ

サナは挨拶をした後にお辞儀をした

アミ「私はアミだよ！よろしく！」

アミちゃんは元気よく挨拶をしていた

サナ「ベル様、アミ様に着くにあたって何か気をつけたほうがいい事ってありますか？」

ベル「特には無いけど、強いてあげるならアミちゃんが喜んだ時とかに背中の翼が広かったり、しっぽがブンブン動くから頑張って避けてね」

サナ「当たるとやばいですか？」

ベル「怪我とかはしないけど結構痛いと思うよ」

今まで何回か見ていたが、ベルに被害がなかったため見て見ぬふりをしていた

サナ「わかりました、頑張って避けます」

ベル「そうしな」

サナは気合を入れていた

サナ「アミちゃん？そろそろ私のしっぽを離して貰えるかな？」

アミちゃんはベルとサナが話している間、サナのしっぽで遊んでいた
サナの見た目はこんな感じ、髪が青緑色の髪を背中の真ん中ぐらいまで伸ばしていて、目は右青色で左が黄色のオッドアイ、身長約159cmほどで眼鏡をかけている、そして頭には可愛い猫の耳髪と同じ色が生えていて腰あたりからモフモフのしっぽ髪と同じ色も生えている

アミ「ご、ごめんなさい！」

アミちゃんはすぐに手を離し、頭を両手で隠してしゃがみこみ震えていた

アミ「叩かないでくだしゃい」

サナは突然のことにあたふたしていた

ベル(アミちゃんは元々奴隷だったから怒られたら叩かれるのが当たり前だったんだろうね……孤児院に移ってからは楽しそうだったから大丈夫だと思ったけど、勘違いとはいえ怒られたと思って奴隷の時の記憶が蘇ったのかな)
「ここにいる限り誰もアミちゃんのことは叩かないよ、だから安心して」

ベルはそう言ってアミちゃんの頭を撫でてあげようとしたが、途中でやめた

ベル(叩かれると思って頭隠してるのに撫でるために手を当てると余計に怖がらせちゃうか)

アミ「本当？」

心配そうな声でそう聞いてきた

ベル「本当だよ、それに怖がらなくてもサナさんは怒ってないよ」

サナ「はい、私はただアミちゃんと仲良くなろうとお部屋に行って遊ぼうとしただけなんです」

アミ「叩かない？」

サナ「はい、怒る時は叩くのではなく、しっかりお話で怒りますよ？でないと私がベル様に叩かれます」

アミ「ベルお兄ちゃんはサナさんを叩く？」

ベル「叩かないよ、もしアミちゃんが何もしていないのにサナさんが叩いてたら叩くけどね」

アミ「叩くんだ」

ベル「何もしなければ叩かないよ」
(そもそも俺は人に対しては叩いたりしないけど、ほぼ)

アミ「私も叩かれない？」

ベル「大丈夫だよ、アミちゃんは誰も叩かない、だから安心してね」

アミ「……うん」

サナ「では、アミちゃんのお部屋へ向かいましょうか、案内してもらえるかな？」

アミ「うん」

アミちゃんは少しテンションは低いが、サナの手を引っ張って部屋へ向かっていった

ピクシー《サナ様にお部屋の説明していませんがよろしいのですか？》

ベル《あ、忘れてた》
『サナに 念話〔忘れてたんだけど、部屋の説明をするね。まず入ってすぐ右の壁にある扉の部屋が服を収納するための部屋で、今度は入って左にある扉が物置部屋だよ〕』

サナ〔わかりました〕

その後サラはアミちゃんを元気づけるのに苦労したようだった