388話 2人の治療⑥

人生初めて初日の出と言うものを見に行き、書く時間がありませんでした

関係ありませんが、私のほぼツイートのないTwitterを見ている人は知っているかもしれませんが、今年のガチャ運は幸先いいです(意味があっているかは不明)
ただこのガチャ運が1日限定の可能性も……

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ピクシーがヘングルくんの治療を開始して数分後

ピクシー《終了しました》

ベル《先生！手術は！手術は成功しましたか！？》

ピクシー《奥様落ち着いてください、手術は無事成功しました》

ピクシーは優しい声でそう答えた

ベル《よ、良かったぁ》

ベルはそう言ってまた膝から崩れ落ちた

ベル《……よし》

ピクシー《これなんなんですか？》

ベル《特に意味は無いよ、それとミラくんの時はピクシーの声がいつもと違ったからスルーしたけど、奥様ってなんだよ！》

ベルは笑いながらツッコミを入れた

ピクシー《だってそうでしょう？子供がいる女性ですから》

ベル《誰が女性じゃい！》

さらにツッコミをいれた

ピクシー《そうですか》

ベル《……まぁいいや、今度は成功した？》

ピクシー《はい、今度は完璧に成功しました》

ピクシーは先程までの弱々しい声とは裏腹に、とても自信満々に答えてくれた

ベル《なら良かった、これを機にピクシーはさらに強くなったね》

ピクシー《はい》

ベル(元気になってくれて良かった)
《……じゃああとは起きるのを待つだけってことでいいのかな？》

ピクシー《そうですね、最適化は大体1時間ほどで完了します、その後最適化が終了し次第5分以内には2人が起きると思いますよ》

ベル《1時間ね、ちなみに今何時？》

ピクシー《私が時間をかけすぎたため、今は17時過ぎです》

ベル《ちょいちょい！》

笑いながらそう言った

ベル《アミちゃんに17時に迎えに行くって言ったのに時間が過ぎちゃってるよ》

ピクシー《すいません、私が時間をかけてしまったせいで遅刻ですね》

ベル《まぁ俺が忙しいのはわかってると思うし、そこは適当に理由つけようね》

ピクシー《そうしましょうか》

ベル《うん、というわけで》
『分身 1』

学園に送っている分身とは別にもう1人分身を作り出した

ベル「というわけで、アミちゃんのお部屋の準備お願いね」

分身「わかった、部屋は元となる部屋をそのままコピーでいい？」

ベル「うん、それでいいよ、何かあればその都度変更するから」

分身「了解」
『転移』

分身はすぐに転移して部屋の準備に向かった

ベル「分身は多分一瞬で部屋を作り終わると思うから、俺はアミちゃんの下へ向かって準備しておこうかな」

ピクシー《それがいいですね、一時的なお別れもしないといけませんから》

ベル「じゃあ行きますかね」
『孤児院へ 転移』

ベルは孤児院へ向かった