転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

377話 テレス達に説明④

ちょっと遅れました




メルちゃん能力を話していく

ベル「メルちゃんは影の操作と強奪の2つだよ」

テレス「影の操作は名前で何となくわかるけど何ができるの?」

ベル「影の操作は影を好きなように操れるの、こんな感じ」

ベルは机の下から影を操作し、手のような形を作って机の上に伸ばした

テレス「!?黒い手が生えてきた」

ミーファ「影魔法って名前は聞いたことあるけど、実際に使ってるところ見るとこんな感じなんだね」
レミア「影だけど触れるんだね」

レミアは1人だけ手を伸ばして影の手を触っていた

ベル「影魔法で操ると触れるようになるんだよね」

ミーファ「名前しか知らないから分からないけど、影魔法って触れたり攻撃できたりするだけなの?」

ベル「簡単に言うとね、あと強いのだとこんな感じのこともできる」

そういうとテレス達はピクリともしなくなった

ベル「解除」

テレス「今度は何したの!?今度は全く動けなかったよ?」
ミーファ「口も動かなかった」
レミア「今度は声も出なかった」

ベル「今のは影魔法の1つで影の固定だね」

テレス「影の固定?」

ベル「影の固定は相手の影をその場に固定して動けなくする影の拘束魔法かな」

テレス「支配の動けなくなるやつより強かったよ?」

ベル「安全のためにそうしただけで本来は支配もこのくらい動けなくなるよ」

テレス「何が違うの?」

ベル「影の固定ではその人の体をその場に固定して動けなくするの」

テレス「支配は違うの?」

ベル「うん、支配は相手の体を支配して体の操作を奪ってどうするかを命令するの」

テレス「それの何が危険なの?」

ベル「支配が強すぎると体だけじゃなくて、心臓の動きまで止めちゃうんだよね」
(まぁ支配を使う人が普通の人間なら大丈夫だと思うけどね)

テレス「確かにそれは危ない」

ベル「だから支配を使う時はよく考えて使わないと危ないんだよね」

テレス「そうなんだね」

ミーファ「支配って人に使うと言霊に似てると思うんだけど、言霊とどう違うの?」

テレス「確かに気になる」
レミア「確かに」

ベル「効果だけ見たらそうかもね、でも全然違うよ。支配の方は使うと術者が相手の体を好きなように動かせるようになるの」

ミーファ「それって自分の体を動かすみたいに好きなように動かせるの?」

ベル「そうだね、ただ自分の体だと関節の可動域に制限があるでしょ?」

ミーファ「あるよ?それ以上曲げたりしたら折れちゃう」

ベル「だよね、でも支配を使って操るとその可動域に限界が来ても関係なく曲げたりできるんだよね」

ミーファ「じゃあ動かすときに気をつけないと折れちゃうの?」

ベル「普通に動かすなら問題ないよ、でもちょっと強めに動かしたり、意図的に動かしたら簡単に折ることができるね」

ミーファ「結構危ないんだね、じゃあ上限がないって事は素早く動かしたりできるの?」

ベル「できるよ、なんならその辺にいる普通の人でも支配してたら純正龍くらい倒せるくらいまで強くすることもできる」

ミーファ「倒せるの?」

ベル「倒せるは倒せるけど、その支配した人は多分全身激痛で数ヶ月はまともに動けないようになるけどね」
(もしくは激痛で死ぬかも)

ミーファ「どういうこと?」

ベル「簡単に言うと普段から筋肉が壊れないように脳が力をセーブしているの、でも支配で操るとその力の制限を突破して使うことができて、限界超えて戦うと筋肉が壊れて全身激痛で動けなくなるってこと」

ミーファ「ひどい筋肉痛みたいな感じ?」

ベル「それのもっとヤバいやつだね」

ミーファ「そうなんだ、じゃあ言霊の方はどうなの?」

ベルは言霊の説明を始めた

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