転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

357話 緊急事態?

1年くらい前から考えてたものがようやく出せる




火を吐いた子の下へやってきた

ベル「火を吐いたって子はどの子?」

子供1「あの子だよ!」

ベル「ありがとう」

その子の下へ向かった

ベル「大丈夫?」
(この状態でよく泣かなかったね)

アミ「だいじょうぶじゃだい、のどいだい」

アミちゃんの声は完全に枯れていた
{作者 喉が焼けた声の表現がわからなかった}

ベル「あ〜、完全に喉焼けてるね。とりあえず治しちゃうね」
『完全治癒』

ベルが完全治癒を使ったことによって口の周りや中、そして喉の火傷が治った

ベル「どんな感じ?」

アミ「もうなんともない!」

ベル「そう、良かった。じゃあ色々質問していい?」

アミ「いいよ」

ベル「じゃあアミちゃんはどうして口から火が出たの?」

アミ「分からない、くしゃみしたら出た?」

ベル(くしゃみがトリガーなの?)
「くしゃみしたら出たんだ、じゃあ他に体が変なところない?」

アミ「んーー……わかんない」

ベル「いつもと変わらないの?」

アミ「いつもより元気?」

ベル「元気か、じゃあ問題ない………とりあえずまた火が出たら危ないから試して見よっか」

アミ「また痛いやつするの?」

ベル「大丈夫だよ、次は痛くないと思うから」
(あの1回で何故か喉と口が強くなってるし)

アミ「じゃあやってみる、くしゃみしたらいいの?」

ベル「多分ね、まずは外出ようか、ここだと家が燃えちゃう」
(今更だけど1回目よく燃えなかったね)

アミ「うん」

外へ出た

ベル「みんなは危ないかもしれないから俺より後ろにいてね」

他の子供達や先生も見に来ていた

子供達「はーい!」

アミ「私は?」

ベル「アミちゃんは大丈夫だよ」

アミ「そうなんだ、でもどうやってくしゃみしたらいいの?」

ベル「じゃあ寒くしてみよっか、ちょっと寒くなるけど我慢してね」

アミ「わかった!」

ベルは手から冷気を出してアミちゃんの周辺の温度を下げていった

ベル「どんな感じ?」

アミ「んー、出ない!」

ベル「まぁ見られてたら緊張して出ないよね」
『アミちゃんがくしゃみが出そうになるように 反転』パチン

数秒後

アミ「ハ…ハクション!」ブワ

アミちゃんの口から大きな炎が吹き出した

ベル「出たね」
(見た感じドラゴンとかのブレスみたいな感じだね)

アミ「出た!でも今度は痛くないし血もでてない!」

ベル「喉が強くなってるから痛くないんだよ」

アミ「喉が強くなってる?」

ベル 「そう、簡単に言うと1回喉が壊れたからもっと強いもので治すみたいな感じだね」

アミ「じゃあもうずっと痛くならない?」

ベル「どうだろう?今後も火が出るならアミちゃんの成長とともに強くなると思うから分からないや」

アミ「じゃあどうしたらいいの?」

ベル「アミちゃんが火を吐くのと一緒に喉も強くなっていくはずだから大丈夫だよ」

アミ「わかった」

ベル「うん、じゃあ今日はもう空も暗いからまた明日も来るからそれまではこれを付けておいてね」

ベルは空間収納の中で物を作り、作ったものを取り出した

アミ「これなぁに?」

ベル「これはネックレスって言うアクセサリーだよ、ただこれは魔法具になってるけどね」

アミ「つけるとなにかなるの?」

ベル「これを首にかけていたら火が出そうになっても、出ないようにしてくれる魔法具だよ」

このネックレスは首にかけることによって、口から出る炎を吸収する魔法具だよ

アミ「じゃあ付ける!ベルお兄ちゃんが帰った後に火が出てお家が燃えちゃったら大変だもんね!」

ベル「そう、だからお風呂のときとか寝る時もつけておいてね」

アミ「うん!」

アミちゃんは受け取ってすぐに首につけた

ベル「じゃあもしアミちゃんの体がちょっとでも変なところがあればすぐに先生達に言うんだよ?」

アミ「うん!」

ベル「うん、じゃあ今日は帰ってまた明日来るけど、もし俺が来る前に何かあれば夜中でもすぐに駆けつけるからね」

アミ「わかった!」

ベル「じゃあアミちゃん、おやすみ」

そう言ってベルは孤児院を後にした

「転生して進化したら最強になって無双します」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く