転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

350話 あれを作る②

土台の上に4方向を塞ぐ結界を張り次の作業へ

ベル「結界張ったから次は仕切りだね、温泉と言えば竹壁なんだけどどう思う?」

ピクシー《その場合竹を防腐処理する必要がありますけど、それさえすればいいと思いますよ》

ベル「この世界にあるとんでもない竹でも腐る?」

ピクシー《普通に腐りますよ、大きさがでかいだけで普通の竹地球の竹と変わりませんから》

ベル「どっちも変わらないなら扱いやすい地球の竹使おうかな」
『竹壁を4箇所に設置』

竹壁を左右の端っこに2枚設置し、その中を3等分するように2枚の竹壁を設置した
{ちなみにこの土台の上は横100m縦30mの大きさがあり、横約30mで3つの空間を作っている}

ベル「うん、いい感じ。あとは竹壁の防腐処理だけど、完全無効でもいい?」

ピクシー《やめておいた方がいいかと》

ベル「どうして?」

ピクシー《竹壁の完全無効と結界が干渉した場合、結界が無効化されて解除される可能性があります》

ベル「干渉する可能性があるのか、じゃあ自動修復とかは使えない?」

ピクシー《可能ですよ》

ベル「じゃあ自動修復付けて壁は完成かな」
『全ての仕切りに自動修復を付与』

全ての竹壁に自動修復を付与したことによって、大気の魔力を吸収して毎秒元の状態に回復していく

ベル「あとは普通のお風呂と変わらないからぱぱっと終わらせようね」

その後ベルは少し大きいがどこにでもあるような普通の露天風呂を作っていった

ベル「お風呂の方はこんな感じでいいかな、次は3箇所の脱衣所を作ってあとはルールも書かないと」

ピクシー《そうですね、脱衣所は全て同じように作るので簡単ですのでこちらもぱぱっと終わらせてルールを考えましょう》

ベル「そうだね、ぱぱっと終わらせて多分ややこしいくなるルール考えよ」

そしてベルはさらに作業を開始した、作ったものはいつものお風呂とほぼ同じ脱衣場を3箇所だ

ベル「この表記どう思う?」

ピクシー《男湯に女湯、そこにプラスして混浴とありますが、この表記で問題ないでしょう》

今まで作っていた3箇所は男湯と女湯にプラスして作られていたのは混浴だった
{並びは左から男湯 温浴 女湯の順で並んでいる}

ベル「表記はこれでいいね、あと問題なのはこの世界の人って混浴を知ってるの?」

ピクシー《一部の人は知ってますよ、ただ本当に一部の人だけなので知らない人が殆どですね》

ベル「じゃあルールのところに書かないと、あとさすがに水着は知ってるよね?」

ピクシー《水着は知られていますね、海の近くの国や街ですと夏場は泳いだりする際に着られることがあります》

ベル「じゃあこの辺は?」

ピクシー《水着本体は売ってたり見かけたりはしませんが存在自体は知られていますよ》

ベル「なるほどね、じゃあ湯浴み着は?」

ピクシー《残念ながらこの世界では存在しませんし、全く知られていません》

ベル「でも女の子は水着よりは湯浴み着の方が露出とか少ないし多分そっちがいいよね?」

ピクシー《湯浴み着の方がいいでしょう、海よりの国などでしたら問題ないでしょうけどこの辺りで水着を着ない人が殆どです、その人たちにとって水着は下着とほぼ変わりませんからね。あと女の子は結婚相手の人以外ではあまり肌を見せてはいけませんから》

ベル「じゃあ女の子は湯浴み着決定として、男の子はどうする?」

ピクシー《男の人は普通に水着でもいいでしょう》

ベル「男の子でも上半身隠したい人とかいない?」

ピクシー《…でしたらタンクトップのような形のラッシュガードを置いておくといいでしょう》

ベル「それなら女の子もラッシュガードの方が良くない?」

ピクシー《そもそも異性に体を見られるのが嫌な人は混浴には行かないのでなんでもいいでしょう》

ベル「ピクシーまで適当に、まぁいいか。じゃあルールと条件書いていきますかね」

ベルは混浴に入る際のルールを考えていった

「転生して進化したら最強になって無双します」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く