341話 お昼休憩のあと

テレス達と別れたあと

ベル(さて、寝ちゃってるこの可愛い2人を連れて帰りますかね)

ピクシー《そうですね、それと1つお伝えしたいことがあるんですがどうしますか？》

ベル《急ぎな感じ？》

ピクシー《そんなに急ぎではありませんね》

ベル《じゃあ2人を連れて帰ったあとで大丈夫？》

ピクシー《はい》

ベル《じゃあまた後でお願い》

ピクシー《分かりました》

ベル(よし、話してる間に誰もいなくなったから連れて帰ろ)

ベルは1人ずつ抱えて転移し、マーベルド王国王都にある屋敷の2人の部屋のベッドに寝かせた

ベル(よし)
『ウリエルに念話〔ミラくんとヘングルくんの2人を部屋で寝かせてるから起きたらお願いね〕』

ウリエル〔分かりました、起きた場合に説明などいりますか？〕

ベル〔とりあえずどうしてここにいるか聞かれた場合はお昼を食べたあと寝ちゃったから連れて帰ってきたって伝えて、それ以外はウリエルに任せる〕

ウリエル〔分かりました、この後ベル様はどちらへ？〕

ベル〔この後俺は城に帰って職業体験の準備とかしないといけないから城かな〕

ウリエル〔大変そうですね、ですが頑張ってください〕

ベル〔うん、じゃあよろしく〕

そこで念話を切った

ベル(とりあえず城へ行こ)
『城へ転移』

ベルは城にある自分の部屋へ転移した
{転移場所がベルの部屋の理由は1番周りに被害が出ない場所の為だ、この城で1番頑丈なのがベルの部屋の理由は能力とかが暴走して吹き飛ばしたりしないようにしている}

ベル(さて)
《さっき言ってた話って？》

ピクシー《話というのは4時限目の模擬戦をしている時に初めて気づいたのですが、マスターの体から少しずつ魔力などが漏れているという話です》

ベル《どういうこと？しっかり制御してるはずなのにどうして漏れてるの？》

ピクシー《恐らくマスターの体に限界まで圧縮された魔力に限界が来たのでしょうね》

ベル《簡単に言うと魔力が多すぎる？》

ピクシー《そういうことです、なので今のままでは抑えることはできませんね》

ベル《対処する方法はないの？》

ピクシー《いくつかありますよ？》

ベル《教えて》

ピクシー《まず1つ目は身長や体重を増やして体の体積を増やすことです》

ベル《今の身長から約145cmから突然170cmとかになったらみんな驚くでしょ？だからなし》

ピクシー《分かりました、2つ目は魔法具などで外部から魔力などを吸収するですね》

ベル《例えばこの手に着けてる指輪とかに魔力吸収とかつけるってこと？》

ピクシー《そういうことです、ただ魔法具の場合は魔石が必要になり、その魔石に魔力を吸収させた状態で魔石を割ったりすると爆発するので注意が必要ですね》

ベル《なるほどね、他には？》

ピクシー《一応ありますが1つ目と同じ理由で使えませんよ？》

ベル《じゃあいいや、無限収納の中に使えそうなのない？》

ピクシー《いつでも身につけれるものとなると……水操作の髪飾りですね》

ベル《それってそのまま使える？》

ピクシー《いけないこともないですが、マスターと同じように魔力貯蔵無限などのスキルがある場合でも上限が来る可能性があるので強化しておいた方がいいかと》

{ベルの場合〇〇無限などはほぼ機能しない、理由は明確でベル自信が無限など等に超越しているから}

ベル《それもそうか、じゃあ水操作の髪飾りを素体にして無限神霊樹とか無限超越結晶石とか融合させたらいい感じ？》

ピクシー《もし今後必要ないのであれば毒操作の魔石などもぶち込みましょう、在庫処分です》

ベル(ピクシーさんが突然物騒に)
《まぁ効果だけしか乗らないだろうけど入れとこうか、他にいいものある？》

ピクシー《あとは神竜の〇〇とかのゴミしかないのでありませんね》

ベル(ピクシーがなんかおかしくなってる？)
《そう、じゃあ水操作の髪飾りと毒操作の魔石と無限神霊樹と無限超越結晶石出しとこ》

無限収納から使うものを取りだした

ベル《これこのまま融合させて水操作の髪飾りの原型残るかな？》

ピクシー《髪飾りというのは変わりませんが元の形のままというのは無理ですね、なのでマスターのお好きな見た目に作り変えることをお勧めします》

ベル《じゃあ……こんな感じのでいいかな？》

ベルは頭の中で形を思い浮かべた

ピクシー《私は構いませんが本当にマスターは桜がお好きですね》

ベル《桜が好きで何が悪い》

ピクシー《悪くはありませんがよく飽きませんね》

ベル《好きな物に飽きるとかないでしょ、俺ならあの桜の空間で何百年とか何億年でも好きなままでいられる自信あるよ》

ピクシー《はいはいわかりました、早く作ってください。職業体験の準備するんでしょ？》

ベル《あ、そうだった。作りますかね》
『融合』

ベルは水操作の髪飾りと毒操作の魔石と無限神霊樹と無限超越結晶石を融合させた
{もちろん融合中に魔妖神無限力を込めながら}

---

気づいた時にはこんな長さになってました