転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

322話 学園へ行く②

屋敷を出てから数十分かけて学園に到着した
{道中は何事も無かったようです、そして2人はとてもわくわくしていた}

ベル「じゃあ行こっか!」

ミラ「うん!」
ヘングル「うん!」

ベル「じゃあ沢山人がいるけど迷子にならないように着いてきてね」

ミラ「わかった」
ヘングル「うん」

ベル「じゃあ行くよー」

ベルが歩き出してミラくんとヘングルくんはキョロキョロしながらついて行った

ベル「……あらら」

案の定ミラくんとヘングルくんは人混みに飲まれてしまった

ピクシー《見てないで早く助けてあげましょうよ》

ベル《だね》

ベルは流されて行った2人を助けに行った

ベル「大丈夫だった?」

ミラ「びっくりした」
ヘングル「怖かった」

ベル「ごめんね、じゃあ今度は流されないように手を繋いでいこっか」

ミラ「うん」
ヘングル「お願い」

ベルはミラくんとヘングルくんの2人と手を繋いだ

ベル(これぞまさしく両手に花!)

ピクシー《それをテレス様方が聞いたらなんて言うか》

ベル《俺の子供好きはテレス達も理解してるから大丈夫だと思うよ》

ピクシー《そういう問題ではないと思いますが》

ベル《ミラくんもヘングルくんも可愛いから仕方ない》
「じゃあ行こっか」

ミラ「今はどこに向かってるの?」

ベル「この学園の一番偉い人のとこに行くよ」

ミラ「どうして?」

ベル「2人の正式な入学手続きのためにね」

ミラ「じゃあ早く行かないと!」
ヘングル「それをしないと学園に行けないの?」

ベル「そう、もしこれをやっておかないとあなただれ?って言って追い出されちゃうよ」

ミラ「早く行かないと!」
ヘングル「そうなの?じゃあ早く行かないと追い出されちゃう」

ベル「そんなに引っ張らないの」
(俺が一緒にいるから追い出されることは無いんだけど)

早くしないと追い出されると勘違いしたミラくんとヘングルくんの2人に手を引っ張られながら学園長室までやってきた

ベル「今から俺がコンコンってして、中の人から返事が帰ってきたら失礼しますって言って入るんだよ?」

ミラ「わかった!」
ヘングル「わかった」

コンコン

ベル「ベルドです、今日から入学する2人を連れてきました」

学園長システィーナ「意外と早かったわね、入っていいわよ」

ベル「失礼します」

ミラ「し、失礼します」
ヘングル「…し、失礼します」

3人は学園長室に入った

システィーナ「その子達が言っていた2人ね?」

ベル「はい、2人とも自己紹介して」

2人はベルの後ろに隠れていた

ミラ「僕はミラです」

ヘングル「俺はヘングルって言います」

システィーナ「ミラくんにヘングルくんね、私はこの学園で学園長をやってるシスティーナよ、よろしくね」
(ベルくん、本当に名前だけでいいの?)

ベル〔とりあえず自分の身を自分で守れるようになるまでは名前だけの予定です、誘拐とかを避けるためには仕方ありませんよ〕
ミラ「……よろしく」
ヘングル「…よろしく」

システィーナ(そう、ベルくんがそれでいいならいいわ)
「じゃあ早速で悪いんだけどミラくんとヘングルくんには軽い入学試験を受けてもらっていいかな?」

ミラ「にゅうがくしけんってなに?」
ヘングル「なにそれ?」

システィーナ「この学園は入学する前にこの入学試験をみんな受けるの、だから2人も受けないと入学できないよ?」

ミラ「じゃあやる」
ヘングル「やる」

システィーナ「うん、じゃあペンは持ってる?」

ミラ「朝ベルお兄ちゃんに貰ったやつがあるよ!」
ヘングル「朝貰ったよ」

ベルが朝用意した、2人の好きな色の方を取り出した

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