転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

305話 メンバーに魔法を教える②

最近本当に読んでもらえてるのかな?って疑問に思うことがある




ハクア「じゃあ」
『清らかなる水よ、我が手に集え』

ハクアは水を出す魔法を使った

ハクア「ここからどうするの?」

ベル「あとは簡単です、今使った魔法を詠唱せずに使ってください」

ハクア「それが分からないから無詠唱使えてないんだけど」

ベル「あ、そうでしたね。まず無詠唱で大切なのはイメージです、イメージをしっかり固めることができると無詠唱魔法を使うことができますよ」

ハクア「イメージ……例えばどんなの?」

ベル(ハクアさん以外は大体わかったみたいだね)
「今魔法を使いましたよね?」

ハクア「詠唱した魔法だけど」

ベル「その詠唱の工程を無視して魔法が発動したと思ってやってみて下さい」

ハクア「詠唱の工程を無視して……」

ハクアが苦戦していると、後ろから

フブネ「あ!氷出せたよ!」

ベル「しっかりイメージできたってことですね、じゃああとは簡単です、今使える魔法を無詠唱で使えるようになるまで反復練習するだけです」

フブネ「わかりました!…でも新しく覚えた魔法とかも反復練習しないといけないの?」

ベル「いえ、ある程度無詠唱で魔法を使っていると無詠唱っていうスキルを取得するはずです、取得してからは簡単に無詠唱が使えるようになると思いますよ」

フブネ「じゃあ無詠唱のスキルを取るまでは無詠唱で魔法をいっぱい使えばいいの?」

ベル「人それぞれ取得速度が違うのでなんとも言えませんが、とりあえずたくさん使えばいつか取得できます」

フブネ「じゃあ頑張らないと」

ベル「頑張ってくださいね、じゃあ2人にコツとか教えてあげてください、私の説明では分かりにくいのかもしれないので」

フブネ「分かりやすかったと思うけど、一応教えてみるね」

ベル「そうしてください」

フブネはそのまま女子組を集めてコツなどを共有しに行った

ギン「俺らは何をすれば?」

ノビラ「確かに俺ら2人は魔法使えないもんな」

ベル「そうですねー……お2人は魔力はあるんですよね?」
『鑑定』

ギン「身体強化とかに使うから一応ある」

ノビラ「俺も身体強化は使うな」

ベル(この量ならある程度いけるね)
「身体強化は使えるんですね、じゃあちょうどいいのでさっき言ってたサーチをギンさんに教えましょうか」

ギン「俺だけにか?」

ベル「後でやり方をチームで共有してください」

ギン「わかった、でもノビラは何するんだ?」

ノビラ「確かに、俺は何教えてくれるんだ?」

ベル「ノビラさんには遠眼という弓を使うにおいて便利な魔法?を教えます」

ノビラ「遠眼?ってどんな魔法なんだ?」

ベル「簡単に言うと身体強化を目にもかける感じですね」

ノビラ「身体強化って目とかにかけて意味あるのか?」

ギン「それは初耳だな」

ベル「例えば目にかけると遠くまで見ることができます、耳にかけると遠くの音を聞くこともできますよ」

ノビラ「身体強化って意外と色々できるんだな」

ベル「元の視力などを強化しているだけなので身体強化と何も変わりませんよ」
『数字の書いた槍』

ベルは槍の棒の部分に数字の書かれた棒を目的地の森の前まで投げた

ノビラ「っ!今何投げた!」

ギン「急に何するんだよ」

ベル「じゃあノビラさんは今私が投げた槍に書かれた数字が何かを遠眼で見て答えてください」

ギン「あんな距離本当に見えんのか?」

ベル「遠眼が得意な人ならあれの倍は見えますよ」
(遠眼できる人でもあの距離はちょっと厳しいかな、遠くに投げすぎた)

ベルの投げた槍は現在地から約10kmくらい遠くの地面に刺さっていた

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