転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

313話 城と屋敷を繋ぐ③

私の回復したはずのやる気はどこに消えたの?




ベルが先に入りその後をウリエルが通った

ウリエル「分かってはいますが全く問題ありませんね、通った時の違和感も一切ありません」

ベル「なんか実験台みたいになってごめんね」

ウリエル「いえ、私はベル様を信用しているので問題ありません」

ベル「そう、じゃあ説明するね。この部屋にはあと2つ転移門を設置するつもりだよ」

ウリエル「2つということはベル様の実家ともう1つの王都ですかね?」

ベル「何も伝えてないのにどうしてわかったの?」

ウリエル「簡単な推測です、まずベル様に関係のある何かをまず考えます、次に転移門を設置して意味がある場所、そして2箇所と聞いたのでベル様の実家と第2の王都かと、その他の場所には置いたとしても何の意味もありませんから」

ベル「なるほどね」
(先にミラくんとヘングルくんを屋敷の方に連れて行ってもらおうかな)

ピクシー《そうですね、ミラ様とヘングル様のおふた方を先に向かわせて屋敷の探検などをして待っていてもらいましょう》

ベル「ウリエル、こっち来たついでにミラくんとヘングルくんそっちに連れていってくれる?」

ウリエル「もう連れて行ってもよろしいのですか?」

ベル「うん、もう時間も遅いし先に屋敷の案内とかこれ転移門の説明とかしておいて欲しいの」

ウリエル「私が子供達に屋敷の案内をしている間にベル様は他とここを繋ぐということですね?」

ベル「そう、じゃあまだみんな起きてるみたいだし行こっか」

ウリエル「わかりました」

ベルとウリエルは転移門を設置した部屋から子供達がいる教室へ移動した

ベル「みんなまだいるかな?」

メル「いるよ!」
ミラ「いるよ」

ベル「じゃあ遅くなっちゃったけどミラくんとヘングルくんの2人は今から学園がある国の屋敷へ行こっか」

ミラ「今からいくの?」
ヘングル「後ろの人誰?」

ベル「うん今から行くよ、じゃあみんなに紹介するね。この人は俺の家族みたいな人で、今から2人が行く屋敷で働いているよ」
《使い魔って家族ってことでいいんだよね?》

ピクシー《それは人それぞれですね》

ベル《なるほどね、ありがとう》

ミラ「今から行くんだよね?」

ベル「そうだよ?」

ミラ「じゃあ早く行こ!」

ベル「ちょっと待ってね、じゃあ屋敷の方に行ってみたい人はウリエルについて行って案内してもらってね」

ウリエル「もうよろしいのですか?」

ベル「うんいいよ、専属メイドの人達も一応ついて行ってね」

ミト「わかりました」

そしてウリエルに続いてメルちゃん達とメイド達は屋敷へ向かった

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