転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

282話 学園で話をする⑦

待っている時間で1つ追加で話したことがある

ベル「あ、そういえばさっき言い忘れてましたが、一応ミラくんとヘングルくんには自己紹介の時は名前だけを名乗るように伝えているので先生には情報を回しておいてくださいね」
(まぁ帰ってから伝えるんだけど)

システィーナ「どうして名前だけなの?」

ベル「誘拐などを防ぐためです、2人ともまだ力加減が全然出来ないので自分の身を守れないんですよ、なので念の為です」

システィーナ「本当は禁止してるけど、貴族のなんたらで虐められないかしら?」

ベル「そういう時のための特別扱いですよ」

システィーナ「そういうことなのね、でも常に見ることなんて出来ないからどうなるか分からないわよ?」

ベル「その時はその時です、それもまた勉強ですよ。でもブレスレットだけは取られないように本当に気をつけてくださいね、恐らく貴族の娘とかなら平民だと勘違いして無理やり奪い取ってくるかもしれないので」

システィーナ「そうね、それって2人ともよね?」

ベル「はい、ちなみに俺の城にはあと5人同じブレスレットをつけた子がいますよ?」

システィーナ「とりあえず2人には影から見守る人を1人ずつつけるとして……あと5人いるって?」

ベル「いますよ?」

システィーナ「じゃあその5人もここに来るの?」

ベル「あと3人ですね、1人はいつになるかわかりませんがあと2人は2年後です」
(サクヤくんの方が1年早く入学できるんだけど、1人ずつは寂しいかもしれないからメルちゃんに合わせようね)

ピクシー《ですね、この世界の学園では1年の誤差などよくあることですから》

ベル《問題はヒナちゃんだよね、どう頑張っても1人になっちゃう》

ピクシー《でしたら私にいい案がありますよ?》

ベル《聞いていい?》

ピクシー《わかりました、いい案とは少し前にマスターが作り出した妹を一緒に通わせるというものです》

{このベルの妹とは145話でタルマを救出するために作り出された女の子。周りにはベルの妹で、孤児の子を引き取ったと言う設定になっている}

ベル《いい案だけどお母さんの許可貰えるかな?》

ピクシー《子供には学園に行かせないと!とか適当な理由をつけて何とかしましょう》

ベル《まぁそうするしかないか、あの子を一緒に通わせるにはちょっと改造しないといけないかも》

ピクシー《ですね、今のままではマスターとレーネ様以外のお願いなど色々と受け付けませんから》

ベル《そう、でも先にヒナちゃんの人見知りが来年の4月までに少しでも緩和されてくれれば1番いいね、それなら入学の時期もちょうどいいし》

ピクシー《その前にマスターの妹にヒナちゃんを会わせておかないとですよ、なので近いうちに妹を魔改造しないとですね》

ベル《じゃあ忘れたらいけないし帰ったらやろうかな、ついでに実家と王都の屋敷の両方から簡単に城に行けるようにゲートで繋いでおけば便利だね》

ベルは帰ってからの予定を立てた

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