227話 次の大罪をまとめて持ち帰る③

5人から大罪スキルを回収して全ての大罪スキルを回収し終わった

ベル「スキル回収もしたし、この子達は置いておいてセルキアに報告に行こ」

ピクシー《別に行かなくてもいいですけどね》

ベル「だよね、でも一応報告くらいは会って話そうかと思ってね」
『セルキアの下へ 転移』

ベルはセルキアの下へやってきた

ベル「セルキア大罪スキル全部回収したよ」

セルキア「そうか、ご苦労だったな」

ベル「ほんとだよ、めんどくさかったんだからね？」

セルキア「わしに対して色気が通じると思っとるのか？」

ベルは「めんどくさかったんだからね？」を可愛さ満点の声と表情で言っていた

ベル「そもそもセルキアにそんな感情ないでしょ」

セルキア「一体わしをなんだと思っとるんじゃ」

ベル「めんどくさいおじいちゃん？」

セルキア「めんどくさいとはなんじゃ！」

ベル「じゃあまたね」
『さっきの空間へ 転移』

ベルはセルキアの返事を聞かずに転移した

ベル「じゃあみんな行きますよ」

ピクシー《みんな寝てますけどね》

ベル「だね、起こさないように連れていこう」

ピクシー《誘拐犯みたいですね》

ベル「誰が誘拐犯だって！？」

ピクシー《いえなんでもありません》

ベル(確実に言ってたけど)
「まぁいいや」
『重力操作』

5人を重力操作で浮かせた

ベル「じゃあ帰ろう、転移してもいいけど転移して着いた瞬間にこの子達落とすことになるからゲートがいいかな？」

ピクシー《ですね、転移の場合は転移先を事前に重力操作しておかないといけません》

ベル「だよね」
『ゲート』

そしてベルは元大罪5人を連れてゲートを潜り、城へ帰った

ベル「ただいま」

ハデス「ベル様お帰りなさいませ、お風呂もお部屋も専属メイドも全て準備できております」

ベル「ありがと、でもお風呂は早かったねごめん」

ハデス「みたいですね、でもベル様は悪くないので簡単には謝らないでくださいよ」

ベル「でも悪いことしたからね」

ハデス「何度も言いますがもっと帝王と言う自覚を持ってくださいね」

ベル(仕方ないじゃん、元々普通の人間なんだもん)
「わかってるよ、じゃあこの子達お願い出来る？」

ハデス「わかりました、専属メイドを呼びますね」

そういうとどこかへ行って、5分も経たずに5人のメイドを連れて帰ってきた

ハデス「お待たせしました、君達好きな子に着きなさい」

メイド達「はい」

そう言って移動した

ハデス「……誰がベル様の下へ行けと言いました？」

メイド達「好きな子に着きなさいと言われましたから」

ハデス「私が悪かったですね、ベル様の後ろに浮いている5人の子供達に着いてください」

メイド達「わかりました」

そう言って今度こそ子供達に着いた

ハデス「君達はその子達を部屋に連れて行ってあげてください」

メイド達「わかりました」

メイド達は子供達をお姫様抱っこして連れていった