転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

224話 次の大罪へ

次の大罪がいる世界へやってきた

ベル「ここか、ものすごく荒れてるね」

ピクシー《ここにいる大罪憤怒が暴れたのでしょう、それと学園から7日は来てくださいと通知がありましたよ》

現在は11月の5日の光の日だ、明日は学園がお休みの日の闇の日のため1日空く

ベル「なにかあったっけ?」

ピクシー《試験前日のお知らせと、その後のお知らせですね》

ベル「なるほどもうそんな時期なんだね、じゃあ早く5人集めないと」

ピクシー《いっその事保護していた空間に送り込んでしまえば一気に回収できますよ》

ベル「それがあったか!」
『念話 セルキアへ 〔ちょっといい?〕』

セルキア〔なんじゃ?まだあと5人残っとるじゃろ、はよ行かんか〕

ベル〔……そこに大罪全員送り込んでいいの?〕

セルキア〔やめてくれ、要件はなんじゃ?〕

ベル〔要件は1つ、大罪を保護していた空間って使える?〕

セルキア〔それなら修復したあとは何も使っとらんな、だから今は空き空間になっとるぞ?〕

ベル〔ならいいや、じゃあそこに残りの大罪5人を転移させるからね〕

セルキア〔なにか理由があるのか?〕

ベル〔ちょっとね、早く終わらせないといけなくなった〕

セルキア〔なら使っていいぞ、そもそもその空間に何も無い時点で送っても問題なかったんじゃが?あの空間は使い道のない空間だったからな〕

ベル〔じゃあ今から全員送るね〕
『残りの大罪の傲慢 憤怒 強欲 暴食 色欲 をあの空間へ 強制転移』

5人全員が送られた

ベル〔来た?〕

セルキア〔あぁ来とるぞ、今にも暴れだしそうじゃがな〕

ベル〔じゃあ早く回収して帰るね〕
『あの空間へ 転移』

そしてベルもあの空間大罪が元々保護されていたとこへ転移した

ベル「まずは能力の確認ね」

ピクシー《みんなこちらを睨みつけてますね》

ベル「そらそうでしょ、強制的に元いた場所に戻したんだもん」
(能力確認っと傲慢が"絶対"ね、やることなすことが確実になる?)

ピクシー《傲慢の能力は絶対と言い、例えば跪けと言うと対象が強制的に跪かされ、黙れと言うと対象が許可なしには喋れなくなります》

ベル「なるほど、じゃあ上から目線みたいなのはどこにはいるの?」

ピクシー《それは大罪スキルの効果なので絶対とは関係ありませんね》

ベル「なるほど、じゃあ次の憤怒の能力は"桁違い"、あらゆることが桁違いにすごいと、なんか弱そう」

ピクシー《そうでもありませんよ?近接の攻撃力や移動速度 魔法の攻撃力や魔法の展開速度などが桁違いに高く、ステータスも大罪の中で最強でしょう》

ベル「シンプル故に強いと」

ピクシー《はい、あと大罪の中でなんでもこなせる万能型でもあります》

ベル「さすがシンプル」

ピクシー《ただ怒りっぽいという点を除けばですけどね》

ベル「だよねぇ、じゃあ次の強欲の能力は"全強奪"、ありとあらゆるものを奪うことが出来ると」

ピクシー《全強奪はステータス値 魔法 スキル 称号 加護 記憶 物など様々なものを奪うことができます》

ベル「普通ならいちばん厄介なのは間違いなく強欲だね、次の暴食の能力は"捕食"と」

ピクシー《捕食はあらゆるものを自身の口で食べることによって能力やスキル 記憶 存在 を奪うことができます、ただし食べた量により奪える量も変わってきます》

ベル「全部食べられると全て取られる感じ?」

ピクシー《はい、跡形なく食い尽くされ、存在すらも消え去ります》

ベル「恐ろしいね、次は最後の色欲の能力は"完全擬態"か、弱そう」

ピクシー《完全擬態は色々なものに姿を変えることが出来、姿や能力なども使うことが出来ますね。マスターの言う通り大罪の中ではいちばん弱いです》

ベル「だよね、じゃあ早速回収していきますか、完全無効は基本的に付けないと決めたから、状態異常は効かないし倒さないとね」

そう言って、大罪がいる場所のど真ん中に飛び込んだ

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