転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

221話 2人目の大罪を国へご招待⑤

部屋に入った

ミラ「こんな広い部屋を僕が使ってもいいんですか?」

ベル「全然いいよ?だってメルちゃんもこの部屋の隣にいるけど広さも物も同じだしね」

ミラ「そうなの?」

ベル「うん、あいたいなら行っておいで」

ミラ「後で行きます」

ベル「じゃあちょっと質問していい?」

ミラ「いいよ?」

ベル「じゃあ1つ目はミラくんは何歳?」

ミラ「今は7歳かな?」

ベル(ステータスでも7になってるからあってるね)
「みたいだね」

ミラ「みたいだね?」

ベル「まぁ色々とね、じゃあ次は大罪だった時のことやその前のこと教えてくれる?」

ミラ「大罪ってやつの時はほとんど覚えてません、だけどその前のことは少しだけ覚えてます」

ベル「じゃあちょっとだけ教えてくれる?」

ミラ「わかりました、僕が5歳になる前はもうちょっと男の子っぽい見た目でした」

ベル「そうなんだ、じゃあスキルを貰ってからこうなったんだね」

ミラ「はい、それでも毎日ダラダラ本を読んで過ごしてました」

ベル「友達とかと遊ばなかったの?」

ミラ「めんどくさくて誘われても断ってたら、誰も誘ってくれなくなった」

ベル「あぁそれなら仕方ない」

ミラ「僕も思いました」

ベル(この子は年齢の割にしっかりしてるよね、大罪の影響で個人差はあるけど精神年齢が変わるのかな?)
「じゃあ5歳になったあとはどうだったなの?」

ミラ「神様がスキルをくれた次の日から突然僕に関わる人達が僕を女の子のように接し始めたよ」

ベル「原因ってわかってるの?」

ミラ「多分僕の称号の1つが原因だと思う」

ベル「なんてやつ?」

ミラ「男の娘ってやつだと思う」

ベル(俺が持ってる女の娘の下位互換だね)
「なるほどね、間違いなくそれが原因だよ」

ミラ「どんな効果があるんですか?」

ベル「ちょっと待ってね」
《男の娘の詳しい効果を教えてくれる?》

ピクシー《わかりました、男の娘とは基本的に性別が男性の人の見た目が女の子に見える人に与えられる称号ですね》

ベル《それって最初から女の子に見えなかったら与えられないんじゃないの?》

ピクシー《本来ならそうです、ただ元々大罪の怠惰は女性に与えられる予定でした、ですが男性であるミラくんに与えられてしまったからですね》

ベル《でもなんで違う性別の人に与えられたの?》

ピクシー《生命神が少しヘマをやらかしまして、それが原因です》

ベル《何したの?》

ピクシー《与える予定だった子の性別を間違えて男性にしたようです》

ベル《それってヘマになるの?》

ピクシー《本来ならまぁいいか程度で終わるものですが、これは与える性別が決まっていたので重大なんですよ》

ベル《そんなに?》

ピクシー《はい、なので男の娘の称号を与えて見た目だけでも女の子にしようとした結果ですね》

ベル《それで肝心の男の娘の効果は?》

ピクシー《男の娘の効果は与えられた者の見た目が女の子のように見えるように体が成長するようになるものと、周りからも女の子かのように扱われます》

ベル《じゃあ女の娘はどうなるの?》

ピクシー《今説明したものがさらに強くなったものですね》

ベル《そんなに違いはないんだね》

ピクシー《そうですね、あまり待たせるのも可哀想なのでそろそろ》

ベル《確かに、ありがとう》
「ごめん待たせたね」

ミラ「遅いよ」

ミラは待っている間にベッドに移動してごろごろしてた

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