転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

213話 2人目の大罪の下へ行く前に②

ルディーンの神界へやってきた

自然神「あぁ!全然いいから!」

ベル「そう?じゃあ挨拶するね、アクルノスから来たベルドです。セルキアのお使いで来ました」

自然神「創造神のお使いね、私はルディーンの世界を管理してる自然神のエルメーヌよ、よろしくね」

ベル「よろしく、そっちは守護神のオルディメルさんね」

オルディメル「なぜ私の神名と名前を?」

ベル「俺も一応神だし?上級神全てと中級神の上位20人くらいは覚えてるよ」

エルメーヌ「いい心がけね、そういえばこっちに来た用事は?」

ベル「セルキアのお使いだよ、ちょっと前に誰か来たでしょ?」

エルメーヌ「あぁ確かに来てたわ、確か大罪の子よね?」

ベル「そう、その大罪の子を俺が保護しに来たの」

エルメーヌ「どうしてあなたが来たの?セルキアが来れば良くない?」

ベル「神は下界に降りた場合能力が制限されて大罪に勝てないから俺が行くってこと」

エルメーヌ「なるほどね、でもあなたは能力制限されないの?」

ベル「俺は神界に住んでる神って訳じゃなくて、下界に住んでる現人神って感じだよ」

エルメーヌ「あぁそれだと能力の制限はされないね」

ベル「はい、それじゃあ大罪の子の場所教えてくれる?」

エルメーヌ「確かにそうね、早くしないと森が消されるかも」

ベル「そう、だから教えてくれる?」

エルメーヌ「はいはい、えーっと……この子ね」

ベル「今度の子は男の娘かな?」

そこに映っていたのは男の子か女の子かは見た目ではほとんど分からない子だった

エルメーヌ「まさか街で大人しくしているとはね」

ベル「怠惰だからめんどくさくて街にとどまったのかな」

エルメーヌ「あれが怠惰なのね、それに街の人操られてない?」

ベル「多分能力は見た感じ支配と時空かな?」

エルメーヌ「支配は分かるけどどうして時空?」

ベル「この子を中心に多次元結界で街を覆うように張られてあるよ」

エルメーヌ「そうなの?それじゃあ自然を司る私では感知できないね」

ベル「でも魔物とか外の人間は入れなくなってるし、魔法とかも全て通さないからこの世界の人間では勝ち目はないね」

エルメーヌ「創造神とか時空神とか破壊神とか呼ぼうか?」

ベル「いやいいよ、俺が直接中に入るから」

エルメーヌ「……ん?確か多次元結界って転移も弾かれなかった?」

ベル「俺の場合は無理やり中に転移してる感じだよ」

エルメーヌ「そんなこと普通は出来ないわよ?」

ベル「俺には多次元結界とか関係ないもん」

エルメーヌ「ナチュラルにすごいことこと言わないで?」

多次元結界を無視するのは時空神や最高神でも不可能、通過するには次元破壊をしないといけない、その為ベル以外には多次元結界を無視するのは不可能に近い

ベル「できるからなんでもいいじゃん?」

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