207話 1人目の大罪をお持ち帰り②

そして城へ帰ってきた

ハデス「あ、ベル様お帰りなさいませ」

ベル「うんただいま、あの子起きたみたいだね」

ハデス「はい、なのでお風呂に入れるために女性のメイドを呼びに行く途中でした」

ベル「そうなんだ、じゃあ俺が入れよっか？」

ハデス「いいのですか？」

ベル「うん、ついでに色々聞こうと思ってね。嫉妬になる前の事とか、なった後のことをね」

ハデス「そういう事ですか、わかりました。お願いします」

ハデスはベルがテレス達以外の女性に興味がないことを知っているため、すぐにお願いした
{ベルは神のため異性に興味はないが、相手が行為を持ってくれて告白などをしてきた場合は素直に受け止める、ただ今はテレス達がいるため全て断っている}

ベル「わかった、お風呂に入れてる間にここのみんなにあの子のこと教えといて、とりあえず成人まではここで保護するから」

ハデス「わかりました」

ベル「じゃあ行ってくるね」

ベルはそのまま嫉妬がいる部屋にやってきた

ｺﾝｺﾝ

ベル「入っていいかな？」

？「いいよー」

部屋に入った

？「あれ？あなた誰？」

ベル「俺はここの主だよ、そしてあなたを保護した人かな？」

？「あるじ？」

ベル「そう、ここで一番偉い人だよ」

？「偉い人なんだ」

ベル「そう、俺の名前はベルドって言うんだ。あなたの名前は？」 

メル「私はメルだよ」

ベル「メルちゃんね、覚えた。だからメルちゃんも俺の事忘れないでね？」

メル「わかってるよ、ベルドさんでしょ？」

ベル「そう、ところでメルちゃんは今何歳なの？」

メル「私？今は5歳だよ」

ベル「そうなんだ」
(年齢聞けたからあとは後回しだね)
「じゃあ俺は一旦戻るね」

メル「どうして？」

ベル「今はお風呂に入れてくれる人を探してる間にメルちゃんとちょっと話しておこうと思って来たからね」

メル「わかった、また遊びに来てね」

ベル「メルちゃんはこれからここに住むからいつでも遊べるよ、じゃあまた後でね」

そして部屋から出た

ベル(さて)
『性別反転』

ベルからハルになった、服装は今は使用人ってことになるためメイド服になっている

ｺﾝｺﾝ

ハル「メルちゃんいる？」

メル「いるよ！」

そう言ってメルが出てきた

ハル「じゃあ早速だけどお風呂行こっか」

メル「うん、だけど私お洋服持ってないよ？」

ハル「だと思っていっぱい用意してるよ！」ﾆｺ

メル「そうなの！？じゃあ早く行こ！」

そう言ってメルはハルの手を引っ張って走っていこうとした

ハル(やっぱり子供って可愛いね)
「はしゃぐのはいいけど場所わかんないでしょ」

メル「あ、ほんとだ」

ハル「だから私にしっかり着いてきてね、迷子になっちゃうよ？」

メル「わかった！」

そしてメルはハルに連れられお風呂へ向かった