転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

180話 テレスの誕生会終幕②

ボルトが王宮騎士団の3人に命令し、拘束した3人を連れていった

ボルト「もう居ないか?」

ベル「ここにはいないよ、ついでに暗殺者とかもいないよ」

ボルト「そうか、もう何も無いよな?」

ベル「一応話しとくね、あいつ何故かエレストって偽名使って最初に俺に話しかけてきたからその理由も聞いておいた方がいいが」

ボルト「わかった、じゃあケカルダ進めてくれ」

ケカルダ「わかりました、では本日の誕生会はこれで本当に終了です。集まってくれた皆様大変ありがとうごさいます」

参加者の数名が「この国の王女様の誕生日だ、来ないわけないだろ!」などなど叫んでいた

ケカルダ「本日はお帰りの際に手土産として、お酒やおもちゃなどを用意してありますので好きな方をお選びください」

その声とともにメイドや執事達が出入口の扉の前でスタンバイした

ケカルダ「順番に並んで退場ください」

爵位の高い順に並んで行った
ちなみにベルやボルト達は残ったままだ、ついでに千斗達も

ボルト「どうしてお前まで残ってるんだ?」

ベル「だってあの3人が残ってるんだもん、それに多分簡単には元の世界に帰れないよ?」

ボルト「確かにお前最高神だからな、その最高神が強化してる世界だもんなここ。そりゃ出れないわな」コソコソ

ベル「中から外には力とかエネルギーが逃げないように改造してるからね」コソコソ

千斗「さっきから何コソコソしてんだ?」

ベル「いや何も」
ボルト「何もしてないが?」

千斗「どう見てもコソコソしてたろ」

ベル「ちょっと黙ろうか?EX迷宮の上の方に投げ込むよ?」

千斗「それはマジでやめろ、俺でもマジで死ぬ」

ベル「それと3人はいつ帰るの?」

千斗「せっかくこの世界に来たんだし、強くなった俺らでEX迷宮にリベンジしようかと思ってな」

今更ながらテレスは貰ったプレゼントを幸運の指輪に収納して行く作業をしているため、ベルたちの話は一切聞いていない。
ミーファ達やレミア達は既に退出済み、なのでここに残っている人はボルトとサナとケカルダに千斗達3人とベルだけ

ベル「じゃあついて行こうかな?」

千斗「神の俺でも死ぬ可能性があるんだぞ?いいのか?」

ベル「あぁそれなら問題ないよ、転移して逃げるから」

千斗達はベルが最高神ということを知らない、だが千斗だけは最初に自分より上なのを感ずいたが、今はベルが感ずかれないように対策したため今は気のせいだと思っている。
ちなみに今ここで知っているのはボルトとサナとケカルダだけ

千斗「その歳で転移が使えるのは珍しいな」

拓美「お前さっき強制転移されたろ、気づけよ」
実里「さっきベルに転移されたのよ?気づいてなかったの?」

千斗「そうなのか、セルキアとかがやったのかと思ってた」

ベル「セルキアは基本的に干渉してこないよ、それといつ行く?」

千斗「俺らは時間は沢山あるからいつでもいいが、お前はどうなんだ?」

ベル「特に予定は無いよ」

千斗「なら今からでも行くか」

ボルト「今から行くのか?」

ベル「らしいよ、もし何かあったら呼んでくれらば分身送るから」

ボルト「分かった、テレスには適当に誤魔化しとくな」

ベル「そうしてくれると助かる」

セナ「気をつけて行ってくるのよ?」

ベル「わかってますよ、しっかり生きて帰ってきます」

ピクシー《確実に生きて帰ってきますけどね》

ベル《俺が死ぬことは絶対にないからね》

ピクシー《はい、マスターは何があっても絶対に死にませんね》

千斗「早速行きたいとこだが……場所誰か覚えてるか?」

拓美「何百年前だと思ってんだよ、覚えてるわけないだろ?」
実里「覚えてないわね」

千斗「じゃあお前は?」

ベル「知ってるよ?行きたい?」

千斗「知ってるなら最初から言えよ」

ベル「連れて行ってもいいけどその代わり見た目変えさせて?」

千斗「どうしてだ?」

ベル「俺自身がEX迷宮に行くって言う、噂が流れると色々まずいんだよね」

千斗「お前も意外とめんどくさいことなってるんだな」

ベル「いや、世間に知れ渡ってもいいんだよ?ただテレス達に知られたら何言われるか分からないから」

千斗「あの3人そんなやばいのか?」

ベル「多分拓美くらいなら単独でも余裕で倒せる程度の力は持ってる」

千斗「怖ぇ、喧嘩売ったら俺らはボコボコにされるかも?」

ベル「多分ね、今は誰にもバレてないだろうけどセルキアですらあの3人を相手に勝てるイメージは持ってないね」

{ベルにはしっかりバレているもよう}
セルキアでも勝てないと思う理由はまずテレスの完全結界、この結界はベル以外が破るのは不可能に近い、そして次にレミアの完全治癒、これは死なない限りなんでも治すことが出来るため持久戦をされると勝ち目がない、そして最後のミーファの一撃必殺、これはどんな相手でも隙をつけば一撃で倒せるため油断すると一撃でやられる。そして最もやばいのは3人でチームを組ませた時、鉄壁の守りと条件付きの最強の矛となんでも治す治癒があれば勝てるものはいないだろう

千斗「神相手でも勝てるのかよ」

ベル「多分最高神と元最高神と時空神以外なら勝てるね」

千斗「じゃあ俺も?」

ベル「今どこだっけ?」

千斗「通常状態で上級神の真ん中辺りだな」

ベル「じゃあダメだね、あの3人チームには勝てないよ」

千斗「じゃあ3人でいる時は何もしないでおこう」

ベル「じゃあ誰もいなくなった事だし姿変えるね」
『性別反転』

そしてベルからハルに変わった

ハル「これが私のこの世界での戦闘姿よ」

千斗「それは変わったって言えるのか?」
拓美「服以外変わってないと思うが?」
実里「もしかしてだけど性別を変えたの?」

ハル「実里は気づいたのね、見た目は似てるけど性別や服装と声や話し方を変えた感じ。だからベルとハルでは全くの別人として生活してるよ」

千斗「その姿の時はハルになるのか?」

ハル「そう、見分け方としては服装と声だね。この服の時はハルでさっきの服の時はベルドって感じ」

千斗「分かった、今はハルだな覚えた。じゃあ早速行こうか!制覇目指すぞ!」

ハル(結論は知ってるけど)
「じゃあ行ってくるわね」

ボルト「分かった、気をつけてな」
サナ「行ってらっしゃい」
ケカルダ「行ってらっしゃいませ」

ハル「じゃあまた数日後に」
『EX迷宮前へ転移 対象 千斗達と私』

そして一瞬でEX迷宮前にやってきた

「転生して進化したら最強になって無双します」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く