転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

148話 まさかのタイミングで

次の日

ハデス「ベル様よろしいですか?」

ベル「ん?どうした?」

ハデス「国境付近に軍が集まっているようです」

耳元で話していた

ベル「なぜ?」

ハデス「調査した結果、この大陸を自分の物にしようとしてます。なので1番近くのこの国を標的にしたようですね、そして情報不足のためこの国の軍事力を知らないようです」

ベル「なるほどね、じゃあ適当に蹴散らしといてくれる?」

ハデス「たまには行ったらどうですか?」

今まで数回戦争を挑まれたがベルは最初の1回しか行っていない、それ以外はハデスが軍を用意し倒して放置が基本だ

ベル「今日はみんなが来てるしハデスがいつものようにやっといて」

ハデス「わかりました、一応確認しに来ただけで用意はしてあります、なので進軍させますの」

ベル「よろしく」

そして訓練所に集められていた軍を外壁から少し離れた所へ転移して国境付近へ進軍した

テレス「あ!ベル君いた!」

ベル「バレちった」ボソ

テレス「訓練所みたいな所に鎧着た人いっぱい集まってるけどどうしたの?」

バレたのは軍を集めて何をしていたかだった、理由は城の上の方から見下ろすと訓練所上が空いているの中が見える場所があり、それを見て気づいたようだ、そしてテレス以外にもミーファ達の妹以外はみんなここにいるようだ

ベル「なんでみんな集まってるのかな?」
(騎士の人が集まってるってだけで普通こんなに集まる?)

テレス「私がベル君を探しててみんなに聞いても知らないみたいで理由を話したらみんなも着いてきたって感じ?」

ベル「今は確かみんなで訓練してるはずだよ?」
『念話 テレス達の父親へ 〔絶対に言わないことを約束してね、訓練所に集まってたのは戦争をするため、だからそんなにおおことじゃないよ〕』

ボルト〔おおごとだろ!〕

この場にいる人はみんな案内の腕輪をつけているため、ボルトも念話が使える
{この腕輪はベルにしか繋がらないよ}

ベル〔確実に勝てる戦争がおおごとなわけないじゃん?〕

ボルト〔普通の戦争は武器や防具 食料などなどを準備してやるもんなんだがあれは今日用意しただろ〕

ベル〔うん、国のトップが俺なんだからなんでもありでしょ?だからこれ以上聞いたりテレス達に話したら呪うよ?〕

ボルト〔理不尽すぎる〕

テレス「そうだベル君?」

ベル「どうしたの?」

テレス「久しぶりに模擬戦しよ?」

ベル「突然どうしたの?それに前やった時からそんなに経ってないけど」

テレス「訓練って聞いて体を動かしたくなったの」

ベル(テレスをこんな子に育てた覚えはないぞ?)
「俺はいいけど他のみんなに了承されたらね?」

テレス「わかった、じゃあベル君と戦いたい人!」

そして手を挙げたのはテレスの他にレミア ミーファ タルマだった

ベル「なぜタルマ兄さんまで?」

タルマ「参加しちゃダメなのか?」

テレス「私達はいいよね?」

レミア ミーファ「いいよ?」

タルマ「ほら問題無いでしょ?」

ベル「タルマ兄さんがいいならいいけど、他はいい?」

そこへ突然転移してきたウリエルが

ウリエル「では私が参加しましょうか」

ベル「なんでだよ」
(来るのはわかったけど参加するのね)

ウリエル「ダメでした?」

ベル「別にいいけど、なんで参加したいの?」

ウリエル「楽しそうなことをしようとしてたのでできたら参加しようかと」

ベル「テレス達はいい?」

テレス「私はいいよ」
レミア「私も」
ミーファ「私も」

ベル「タルマ兄さんはどうでもいいからおっけーってことにしてそっちのみんなは参加する?」

ボルト「俺達は遠慮する」
(さすがに勝てるわけない、それに歳でそんなに動けんからな)

ベルの正体を知ってる人はうんうんと頷いた、女性陣もみんな遠慮するようだ

タルマ「なぜ俺はどうでもいいんだ?」

ベル「この中で1番弱いから?」

タルマ「ベルやそこの天使の人には勝てないだろうが3人には勝てると思うぞ?」

ベル「じゃあ最初にテレス達対タルマ兄さんで戦ってもらおっか、いい?」

テレス「準備運動になるからいいよ」
レミア×ミーファ「うん」

タルマ「俺を舐めてもらっては困るな」

テレス「そんなに強いの?」

タルマ「俺が学園に通ってる時は武術ランキング1位だったからな」

武術ランキングとは武術 魔法とあり、そのふたつの強さのランキングをつけたものだ、ただベルドは2つとも1位でテレス達はテレス ミーファ レミアの順で魔法の方を2位から4位まで独占して武術はミーファ一撃必殺のスキルがあるため隙を着くのが上手いが3位でテレスとレミアは5位6位となっている

ベル「じゃあテレス達も武術でやる?」

テレス「近接用の武器持ってないよ?」
レミア×ミーファ「私も」

ベル「じゃあ重さは杖と同じくらいだけど性能はタルマ兄さんの剣と同じにしとくからね、もし本格的な近接の武器が欲しい時に言ってくれたら渡すよ」

そして剣を3本作り渡した

テレス達「ありがとう」

そして指輪につけた無限収納へ収納したようだ

ベル「タルマ兄さんも武器いる?」

タルマ「出来れば自分のがいいが仕方ないか」

ベル「自分のね」
『タルマ兄さんの武器をここへ 反転』パチン

そしてベルの手元へ来た

ベル「はい、これでしょ」

タルマ「すまんな、ありがとう」

ベル「じゃあ戦わない人は観客席に送るね、戦う人は戦う所へ送るよ」
『転移』

そして訓練所へ転移した

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