転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

98話 少しの休憩


ハル《この転移の魔法陣に乗ればいいの?》

ピクシー《はい、そうすれば最上階層に行けます》

ハル《一応聞くけど、安全なとこだよね?》

ピクシー《はい、この迷宮の管理室でもありますからね、転移の仕方は魔力を流すだけです》

ハル《意外と単純、じゃあ行こ》
「じゃあこれに乗ってくれる?」

リン「わかった!」

そして2人で転移した

ハル《まさかの真っ白!神界みたいだね》

ピクシー《その理由は神界に繋がってるからですね、右の魔法陣が神界に、そして左が帰還の魔法陣です》

この空間には魔法陣2つと土台に乗った水晶玉だけ

ハル《そうなのね、でもどうして神界に?》

ピクシー《神の皆さんが訓練してるみたいですよ?あとはここで神に進化した人が神界に行くためでもあります》

ハル《進化した人用ね、それなのに神達は下界にまで降りてきて何してるの?》

ピクシー《それはたまに神々で神下一武道会を行っているのでそのためでしょう》

ハル《天下一武道会みたいな?》

ピクシー《その神バージョンですね》

ハル《そうなのね、じゃあ優勝すると何かあるの?》

ピクシー《優勝者だけ最高神お手製の何かと最高神と戦える権利が貰えます》

ハル《お手製の何かは分かるけどもうひとつのはどうなの?》

ピクシー《いい事ですよ?どの階級の神でも最高神には会うことがほぼ不可能なレベルです、唯一会えるのがこの優勝者のみですね》

ハル《優勝者を決める戦いの時はどうするの?》

ピクシー《最高神が空間を作ってあり、そこで戦います。その空間は最高神が毎回新しく作るので今回はマスターですね、もちろん優勝者と最高神が戦う空間も同じく空間を作りそこで行われます、その空間には最高神とその使いと優勝者だけしか入れないので容姿や強さを知るにはその優勝者に聞くしかありません》

ハル《そう》

ピクシー《ちなみに地球で大災害などの原因はこの神下一武道会の余波が稀に別の世界に飛んでいって起きてます》

ハル《ほんとに何してるのさ、じゃあ次いつなの?》

ピクシー《たしかそろそろのはずですよ?》

ハル《そうなんだ》

ピクシー《調べますか?》

ハル《お願い》

そして数秒後

ピクシー《わかりました、約1週間後開催ですね》

ハル《また突然!まぁ学戦まで期間あるから見に行けるかな?》

ピクシー《変装しないといけませんが行けませんね》

ハル《お客も神?》

ピクシー《それはそうですよ、もしそこに神とその眷属以外が入ると余波で死にますよ?》

ハル《とは言っても誰も連れてかないけど、一応聞くけど男神も女神も両方いるよね?》

ピクシー《はいもちろん》

ハル《じゃあ女神で変装しよ》

ピクシー《なぜ?》

ハル《何となく?簡単な理由としては男神で騒いでないと不自然かなと思ったからかな?》

ピクシー《気にしなくても大丈夫だと思いますよ?》

ハル《その辺は気分で決まります……そうだ、私って最高神としてでないといけない?》

ピクシー《そうなりますね、めんどくさいなら私がやりますが》

ハル《まぁやるはやるんだけどね?》

ピクシー《やるんですね》

ハル《だって面白そうだし》

ピクシー《気まぐれですね》

ハル《まぁそうね、気まぐれ神とでも名乗ってもいける気がする》

ピクシー《変装として使っては?》

ハル《なるほど!じゃあ変装中は気まぐれ女神だね、もしなんの神か聞かれたら答えよ》

ピクシー《ちなみに神はどんな神がいるのか全て把握しているのでバレますよ?》

ハル《じゃあその時に改変したらいいね》

ピクシー《そうですね》

ハル《よし、今後の予定は明日元最高神に会いに行って、その後EXランクになりに行こ》

ピクシー《今日は?》

ハル《休憩?》

ピクシー《それいります?》

ハル《要らないよ、ホントの理由は何となくもう少ししたらセルキアが来そうだから》

ピクシー《確かに来そうですね、進化すると毎回あってる気がしますから》

ハル《待ってようかな、多分ここに来るでしょ》

ピクシー《ここは唯一神が降りれる下界ですからね、恐らく来ますよ》

ハル《よし何か食べよ!暇だからね》

ピクシー《私も!》

ハル《いいよー》

そしてピクシーが具現化してきた

ピクシー「マスターの前で具現化も久しぶりですね」

ハル「前の迷宮以来だっけ?」

ピクシー「はい」

リン「ねぇこの人誰?」

ハル「この人は私のスキルだよ」

リン「スキルなのになんで人の形してるの?」

ハル「私が作ってあげたからね」

リン「えぇっと名前なんだっけ?」

ハル「そういえば私名乗ってなかったね、私は今はハルだよ」

リン「今はってなに?」

ハル「それはね?私今は女だけど男でもあるからね、男の方ではベルドだよ」

リン「そうなんだ、じゃあそっちの人は?」

ハル「私はピクシーと言います」

リン「わかった!ハル姉とピクシーね!じゃあさっきハル姉さっき聞こうと思ったんだけど何者なの?」

ハル《喋り方が幼い感じなだけで考えることとか記憶はそのままなのね》

ピクシー《そうみたいですね》

ハル《言ってもいいよね?》

ピクシー《そうですね、マスター以外に答えることもないでしょうし良いでしょう》

ハル「私が何者かかぁ、私は事実上最高神をやってるよ」

ピクシー「私はマスターの代わりに最高神をやってます」

そしてリンは驚いて跪いた

リン「も、申し訳ありません!最高神様!」

ハル「ど、どうしたの?」

リン「最高神様の前なので」

ハル「そんなことしなくていいよ?私そういうのどうでもいいし跪かれても困る」

リン「で、でも」

そして机と椅子を出した

ハル「まぁ座りなさい」

リン「は、はい」

ハル《どうして突然?》

ピクシー《さぁ?若しかすると一定条件かなにかで幼くなっていたものが戻ったのかと》

ハル《何それ変なの》

ピクシー《推測ですが突然強化したので対応するために幼くなっていたのかと》

ハル《特殊な感じだね、まぁいいや》
「じゃあリン一応言っておくけど最高神のこと誰にも言わないでね?めんどくさいから」

リン「わかりました」

ハル「普通に話していいよ?」

リン「いえ、大丈夫です」

ハル「じゃあいいや好きにしてね、それともうひとつ、私と一緒にいく?それとも家にいる?ちなみに私と来ても出番ないと思うよ?」

リン「もしかしてそれですか?」

リンはインフィリネーハを指さした

ハル「そう、これどんな武器にもなるからね」

リン「そうですね、どちらがいいでしょう?」

ハル「あと1つ加えれるならマーベルド王国の国王のとこ行くかだね」

リン「それは何か意味が?」

ハル「私の婚約者のテレスって子が第2王女でね、だから何かあったら助けてあげたりしてくれたらいいかなと、まぁ王城でリンの好きなことしてもいいけどね」

リン「では王城行きたいです!」

ハル「理由は?」

リン「理由は婚約者様のご両親や国を守りたいからですね、それに連絡なども簡単に出来ますし」

ハル「そう、じゃあ外に出たら送るね」

リン「わかりました」

ハル「ピクシー?リンってどんな立場になるの?」

ピクシー「リンさんは今はマスターの武器扱いですね、人の状態で眷族契約すれば眷族になります」

ハル「じゃあリン眷族なる?」

リン「そんなに軽くていいのですか?」

ハル「全然いいよ?」

リン「ピクシーさんどうなんですか?」

ピクシー「いつもの事なので大丈夫ですよ、マスターがいいと言ってるのでいいのでしょう」

リン「じゃあなりたいです!」

ハル「OK、じゃあピクシー?眷族になると何かあるの?」

ピクシー「例で創造神を使いますね、デメリットは創造神が死ぬとその眷属も死にます、マスターが契約すれば実質不老不死になりますね。メリットは単純にステータスが上がります、そして少しだけスキルが使えたりしますがマスターのスキルが強すぎてそれは無くなりますが魔法は全属性になります」

ハル「そうなんだね、じゃあやっていいかな?」

ピクシー「はい」

ハル「じゃあやるね」
『眷族化 対象リン』

そして黄色い光がハルから出てリンの周りをくるくる回転して数秒後吸収された

ハル「出来たのかな?」

ピクシー「出来てますよマスター」

ハル「リンなんか感じる?」

リン「力が湧いてきます!」

ハル「多分∞になってるのかな?」

ピクシー「なってますよ、ですがマスターには勝てません、∞では∞ウルトラグーゴル×∞ウルトラグーゴルには勝てないので」

ハル「∞でも∞の上には勝てないと」

ピクシー「そういうことです」

ハル「なるほど、じゃあ」
『スキル付与 制限 対象リン』
「リンに制限ってスキル渡したから制限10くらいにしといてね、戦う時とか時と場合によって解除していいから」

リン「わかりました」

ハル「じゃあご飯作るから待っててね」

リン「はい!」

ピクシー「わかりました」

そしてご飯を作ってみんなで食べた
親子丼だよ!
材料は
肉はドラゴン
卵はリバイアサン
それ以外は普通です

{本来は親子丼ではなく他人丼になるが、ハルはリバイアサンも見た目ドラゴンっぽいし親子でいいやと適当です}

ハル「あ、やっと来た」

セルキア「なんじゃその反応は」

ハル「来そうって話してたから」

セルキア「そうか、お主最終進化までしてたな、これからどうするんだ?」

ハル「まぁ気がむくままにって感じ?」

セルキア「そうか、それはそうと世界だけは壊さんでくれよ」

ハル「分かってますよ、そういえばセルキアは神下一武道会出るの?」

セルキア「今回は出るぞ、なんせ他の世界の1番上の神も出るみたいだしな、わしだけでないのも変じゃろ?」

ハル「そうですね、多分そうそう負けないと思いますが頑張ってくださいね、優勝したらボコってあげるので」

セルキア「そうか、今の最高神はお主だったな」

ハル「はい、ただ最高神とか関係なく普通に見に行きますけどね、一応変装してるので見つけてみてくださいよ」

セルキア「最高神の変装を見破れと」

ハル「はい」

セルキア「絶対無理じゃ」

ハル「まぁ知ってました、まぁ頑張ってくださいね」

セルキア「分かった、だがやれるとこまでだけじゃがな」

ハル「それでもですよ、ところでセルキアはなんの武器使うんですか?」

セルキア「色々だが基本は杖じゃな」

ハル「じゃあ杖を作ってあげますよ、もちろん優勝商品としてね」

セルキア「わかった、ちょっとは期待して頑張るぞ!」

ハル「まぁ優勝しなければ無しですけどね」

セルキア「わ、わかった」

ハル「じゃあ行きますね」

セルキア「わかった、じゃあまたな」

ハル「1週間後ですけど」

セルキア「その言い方だとわしのとこ来るのか?」

ハル「その時は変装してるのでいつ来るかわかりませんよ?若しかすると真っ二つにするかも?」

セルキア「怖いことを言わんでくれ」

ハル「その時は蘇生させますよ」

セルキア「そもそもしないでくれると助かる」

ハル「気まぐれで決まるのでどうなるか知りませんよ、では当日警戒していてください、さよなら」

セルキア「わかった」

そして外に出た
{ちなみにリンは刀状態で腰に、ピクシーはスキルに戻っています}

コメント

  • エルナ・アストル

    あ、気づかなかった!ありがとう

    2
  • ノベルバユーザー312504

    《ちなみに地球で大災害などそれの原因はその神下一武道会の余波が稀に別の世界に飛んでいって起きてます》

    《ほんとに何してるの、次はいつなの?そろそろのはずですよ?調べますね》
    →《ほんとに何してるの、次はいつなの?》
    《そろそろのはずですよ?調べますね》
    ではないですか?

    2
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