86話 EXダンジョン ⑯

91階層

ハル《地面が土だね》

ピクシー《そうみたいですね》

ハル《ボスは……いない》

ピクシー《気配探知を使ってみましょう》

ハル《そうだね》

ハルは気配探知を使った

ハル《下に居る？》

ピクシー《みたいですね、出てくるのを待ちましょう》

ハル《そうだね……はや！もう出てきた、もう少し潜っててもよかったのに》

ピクシー《今回のボスはデスワームですね》

ハル《なにか特徴あるの？》

ピクシー《そうですね、あるとすれば触れたものをなんでも腐食させる事ですかね？》

ハル《じゃあ剣とかで斬っても腐食するの？》

ピクシー《はい、体から出てる粘液が腐食の素なので斬ると余計に付きますね》

ハル《じゃあ遠距離からの方がいいのかな？》

こういう会話中は基本避けて回ってます

ピクシー《それが良いでしょう、そもそも少し前から遠距離しか使ってませんけどね》

ハル《確かにね、魔法使ってみようかな？》

ピクシー《何にしますか？》

ハル《ここの壁って壊れる？》

ピクシー《神力が大量に込められてるのでなかなか壊れませんよ、ただ強すぎると少し前みたいに壊れるので控えましょう》

ハル《じゃあ神力で爆破系の魔法使おうかな？いいのある？》

ピクシー《そうですね、お馴染みのエクスプロージョン 次は国落とし さして星壊滅ですね》

ハル《エクスプロージョン以外なんかヤバそう》

ピクシー《強さは名前の通りです、マスターが普通に打つと国落としが星壊滅に星壊滅が世界消滅になります、手加減すればそのままです》

ハル《そ、そうなんだ、最後のがやばいね。とりあえずエクスプロージョンでいいかな？》

ピクシー《神力でやると確実に倒せますよ、普通の威力だと10回くらい当てないといけないです》

ハル《そうなんだ、じゃあ》
『エクスプロージョン！』

ﾄﾞｯｶｰﾝ!

{ハルはなんの防御もしていない}

ハル《あ、土が無くなってる》

ピクシー《消し飛びましたね》

ハル《そうなんだ、まぁどうでもいいや、レアドロップみよ》

レアドロップこれだ

暴食の指輪
ランク神器
耐久∞
効果
暴食 胃袋 見た目自由変化 サイズ自動調節


暴食 なんでも食べて着用者にステータス 魔法 スキルの全てを付与する、ステータスは好きな物だけを選んで取れる
胃袋 暴食で食べたもの全てを収納する、ステータスなんかの保存もでき、生きた人も食べれステータスだけを食べたり与えたりなども可能(出した時はしっかり生きてます)


ハル《生きた物も入るのね、これは普通に便利。生きたものは無限収納には入らないからね》

ピクシー《そうですね、ステータス変更はマスター自身が出来ますから》

ハル《そうだね、まぁ一応付けておこ》

左手の中指にはめた、魔法行使の指輪は右手の薬指に着けてある。ちなみにコピーのコンタクトは左目についてあり色は無色

振り返ると今手には5つの指輪がついている、右手が人差し指に幸運の指輪見た目は色は半透明な黄色で幅が広くて中央が少し凹んでいて赤色の模様がある、中指は倍増の指輪リングが細く色は半透明な水色で赤色の宝石が散りばめられた模様、薬指は魔法行使の指輪倍増の指輪の色違いで色がピンクになっている、左手は人差し指に時空の指輪倍増の指輪の色違いでいろが赤で装飾の色が緑になっている、中指は暴食の指輪倍増の指輪の色違いで色が紫で装飾が赤紫になっている
これら幸運の指輪以外全てベルト以外は見えなくなっている

ハル《なんか指輪だらけだけど綺麗だからいいよね》

ピクシー《ほとんど色違いですけどね》

ハル《いいのよ、この見た目が気に入ったしね》

ピクシー《そうですか、マスターがそれでいいならいいです。次に行きましょう》

ハル《はーい》