転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

52話 隣国へ

あれから家に帰った後、何をしたら良いかを決めていた

ベル《隣国で何したらいいと思う?》

ピクシー《そうですね、ちなみにマスターは宣戦布告してきたホントの理由はご存じですか?》

ベル《さぁ?》

ボルト《ホントの理由はマーベルド王国と戦争をするための拠点にこの領地を使おうとしていたようです》

ベル《そうなんだ、ボルトに話した時は何も言わなかったけど?》

ピクシー《この国と隣国は仲は良くも悪くも無かったので暇つぶしに戦争をしようとしたらしいですよ?》

ベル《じゃあ潰して正解だね》

ピクシー《はい、そして何をするかですが今私がした話を短くして国民や貴族に伝えたらいいと思いますよ?ついでに観光などしてもいいですし》

ベル《確かにそれでいいか、じゃあ指揮をしてたのが国王だったから国は貰いだね、だから乗り込む必要も無いしのんびり行こうか》

ピクシー《はい》

そして次の日隣国へ向かって外壁門の列に並んだ

ベル(さて、待ってる間に適当にゲームして待ってよ)

そこから数分して

門番「身分所はあるか」

ベル「はい」

さしてポケットから出すふりをして無限収納からギルドカードを出して門番の人に渡した

門番「Sランク!?若いのに強いんだな、ソルテト王国へようこそ!」

ベル「どうも」

そして中へ入った

ベル《何か雰囲気が違うな》

ピクシー《それは日本で言うところの、街灯があるからですね》

ベル《あ、確かにある。どうやって動いてんの?》

ピクシー《この世界には電気が無いので、魔力が動力源ですね》

ベル《へぇ、誰が作ったの?》

ピクシー《王族に転生した日本人ですね、今から約200年前くらいです》

ベル《わぉ、この世界と地球って時間の流れが違うの?》

ピクシー《そうですね、この世界で約150年前がマスターが前世で生きていた時間になります》

ベル《じゃあこの世界は約150年未来なんだ》

ピクシー《はい》

ベル《作った人もわかったし観光しに行こう、挨拶は明日でいいよね》

ピクシー《はい、ですが5日後には学園が始まりますよ》

ベル《もうそんなに経ったんだ、準備するものも特にないし4日くらいいてもいいよね、まぁそんなにいないと思うけど》

ピクシー《そうですね》

ベル《さてまず何しようか》

ピクシー《観光はとりあえず置いておいて、まずお城に行って宰相の人に挨拶ですね》

ベル《なんて言ったらいいかな?》

ピクシー《そうですね、簡単に済ませようと思えば「私は昨日この国と戦争した領地の領主です、この国は私の領地に負けましたのでこの国は私のものになりました、なので貴族の人たちをを集めてくれますか?」と言って貴族を集めてその次の日に国民に伝えたらいいでしょう》

ベル《なるほどね、じゃあ簡単じゃなければどうするの?》

ピクシー《本来であればマーベルド王国からの使者として行くのがいいんですが、マスターの性格を考慮し、そして私が勝手にこの国ではその必要が無いと判断しました》

ベル《この国では必要ないってどういうこと?》

ピクシー《行ってみれば分かりますよ》

ベル《そう言うなら行こうか》

そして城壁門の前に来た

兵1「誰だ?ここは貴族か関係者以外入れんぞ」

ベル「そうですか、あなた方は戦争をしたのは知ってますか?」

兵1「あぁもちろんだ」

ベル「そしてその軍は帰ってきませんよね?」

兵1「そうだな、やけに遅いな」

ベル「もう分かりますか?」

兵1「なんだ?」

兵2「まさか!負けたのか!」

兵1「それは無いだろ、確か戦争したのは領地だから国には勝てないはずだ」

兵2「確かに言われてみればそうだな」

ベル(楽に行こうと思ったら直接言うのが1番だよね)

ピクシー《そうですね、回りくどく言うと長引きますからね》

ベル(じゃあ素直に言いますか)
「負けましたよ、僕の領地に」

兵1「なんの冗談だ?」

兵2「こんな子供が貴族なわけないだろ」

兵1「貴族の短剣は持ってるか?貴族なら持ってるだろ?」バカにしたように笑った

ベルドは無限収納から貴族の短剣を出した

ベル「これですか?」

兵1「な!ほんとに貴族!?」

ベル「だからさっきから言ってるでしょ?この国は僕の領地に負けました、と」

兵1「証拠はあるのか!」

ベル「何だったら信じますか?」

兵2「王様も言っているはずだから王冠だな」

ベル「じゃああれかな?……これですか?」

また無限収納から戦争のあと死体は燃やし、武具や王冠は全て無限収納に入れて持ち帰った

兵1「ホントにあるとは、セルクお前はここで待機していてくれ、俺はこの人をパレスさんのとこ連れていく」

兵2「分かった」

兵1「お前名前は」

ベル「ベルドです」

兵1「家名もあるだろ?」

ベル「はい、ベルド・メクリ子爵の証・ドルナードです」

兵1「俺も名乗っとくムラクだ」

ベル「ムラクさんですね」

ムラク「さんは要らんがまぁいいか、じゃあ着いてこい宰相のところへ連れてってやるから」

ベル「分かりました」

そして城へ入っていった

{ちなみにマーベルド王国の宰相はケカルダ・フォン・ダンクテラ}

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