signal of dead
第5章 2話 ウェスキンスの施設IN日本
烏浜から歩くこと40分。ロシアの時と比べて少し小さめの建物が見えてきた。『小諸岡化学工場』だ
乃亜「ここ…かな?」
湊音「…たぶん」
斗哉「アメリカより、ロシアよりも酷いな…」
果萌「こんな建物で大丈夫なのかな?」
魁人「地震が来たら1発で崩れそうだよな…」
5人でそんな話をしていると、通信機が声を上げた
ピーピッピッピー、ピーピッピッピー…
乃亜が通信を受け取る
デッドプリンセス「みんな、工場に着いた?」
乃亜「着いたけど…」
湊音「なあ、デッドプリンセス…」
斗哉「今度こそ廃墟に連れてきたな…」
デッドプリンセス「失礼ね。その工場はまだ動くわよ。見た目がダメなだけで…」
果萌「見た目と中身のギャップかぁ…ギャップ萌え…いいなぁ…」
魁人「果萌、そういう事じゃないと思うぞ」
湊音「とりあえず…入ろ」
俺が諦めたように言って、工場の扉を開けた
中に入ると、無駄に広いコンベア部屋が広がっていた。ベルトコンベアとロボットアームが沢山並んでいる。隅々まで見渡すと、何やら違和感のある物を見つけた
乃亜「あれも…ロボットアーム?」
乃亜が指差した、次の瞬間………
ズガァーン!
乃亜が指差した『ロボットアーム』が動き、ベルトコンベアを引きちぎってこちらに投げてきた
5人「!?」
慌てて避けた。すると、突然動いた『ロボットアーム』の正体を確認できた
斗哉「あ、あれは…」
果萌「ロボットアーム…じゃない…」
湊音「何だありゃ…ゴリラみたいな…」
乃亜「…ゾンビ、なの?」
4人の頭に「?」が浮かぶ中、魁人がその名前を口にした
魁人「ヴォグールだ…何で、ここに…」
斗哉「『ヴォグール』って…?」
魁人「ヴォグール…16世紀半ばにブラジル・リオデジャネイロ地方の山中で確認された、非人工的生物だ。繁殖力がとてつもなく高くて、その生体は21世紀になった現在でも明かされてない。世界各国の学者達が、今も研究してるらしい。恐らく、何らかの理由でブラジルからこの国にヴォグールが運ばれて、この施設又はこの近辺に保管されてた。しかし、あの悪夢によって感染し、ゾンビになった…」
魁人が説明してる間に、ヴォグールは蜘蛛のように天井を伝って俺達の前に来た。すると、
ヴォグール「ヴオォーーーン!」
俺達に向かって雄叫びを1つした
乃亜「あたし達が気に食わないのかな?」
斗哉「しょうがない、殺るぞ」
乃亜「ここ…かな?」
湊音「…たぶん」
斗哉「アメリカより、ロシアよりも酷いな…」
果萌「こんな建物で大丈夫なのかな?」
魁人「地震が来たら1発で崩れそうだよな…」
5人でそんな話をしていると、通信機が声を上げた
ピーピッピッピー、ピーピッピッピー…
乃亜が通信を受け取る
デッドプリンセス「みんな、工場に着いた?」
乃亜「着いたけど…」
湊音「なあ、デッドプリンセス…」
斗哉「今度こそ廃墟に連れてきたな…」
デッドプリンセス「失礼ね。その工場はまだ動くわよ。見た目がダメなだけで…」
果萌「見た目と中身のギャップかぁ…ギャップ萌え…いいなぁ…」
魁人「果萌、そういう事じゃないと思うぞ」
湊音「とりあえず…入ろ」
俺が諦めたように言って、工場の扉を開けた
中に入ると、無駄に広いコンベア部屋が広がっていた。ベルトコンベアとロボットアームが沢山並んでいる。隅々まで見渡すと、何やら違和感のある物を見つけた
乃亜「あれも…ロボットアーム?」
乃亜が指差した、次の瞬間………
ズガァーン!
乃亜が指差した『ロボットアーム』が動き、ベルトコンベアを引きちぎってこちらに投げてきた
5人「!?」
慌てて避けた。すると、突然動いた『ロボットアーム』の正体を確認できた
斗哉「あ、あれは…」
果萌「ロボットアーム…じゃない…」
湊音「何だありゃ…ゴリラみたいな…」
乃亜「…ゾンビ、なの?」
4人の頭に「?」が浮かぶ中、魁人がその名前を口にした
魁人「ヴォグールだ…何で、ここに…」
斗哉「『ヴォグール』って…?」
魁人「ヴォグール…16世紀半ばにブラジル・リオデジャネイロ地方の山中で確認された、非人工的生物だ。繁殖力がとてつもなく高くて、その生体は21世紀になった現在でも明かされてない。世界各国の学者達が、今も研究してるらしい。恐らく、何らかの理由でブラジルからこの国にヴォグールが運ばれて、この施設又はこの近辺に保管されてた。しかし、あの悪夢によって感染し、ゾンビになった…」
魁人が説明してる間に、ヴォグールは蜘蛛のように天井を伝って俺達の前に来た。すると、
ヴォグール「ヴオォーーーン!」
俺達に向かって雄叫びを1つした
乃亜「あたし達が気に食わないのかな?」
斗哉「しょうがない、殺るぞ」
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