signal of dead

浪村

第3章 12話 アメリカ脱出。ロシアへ

翌日、俺達はあの一軒家でデッドプリンセスからの通信信号を目覚ましに起きた。寝ぼけ眼で乃亜が通信を受け取る

デッドプリンセス「おはよう、みんな」

乃亜「ん…おはよ…」

デッドプリンセス「あら、まだ寝てたの?」

斗哉「『まだ』って…こっちは朝の5時だけど?」

デッドプリンセス「あ、そっか。時差が生じてるから…」

湊音「勘弁してくれよ、もう…」

果萌「ねんむぃ…」

4人とも未だ寝ぼけている。魁人に関しては、まだ夢の中。そんな中、各自で準備を始めた。そして、30分後………

デッドプリンセス「改めて、おはよう。準備はできた?」

湊音「できたぞ」

乃亜「まだ眠い子が居るみたいだけど…」

斗哉「ほら果萌、しっかり」

ペチッと斗哉が果萌の肩を軽く叩く

果萌「んえ!?ふぃ…」

魁人「まったく…‪w」

デッドプリンセス「しっかりね?‪w
じゃあ、小型通信機にウェスキンスの座標を送るわ。また海を渡って、向かってちょうだい」

斗哉「ほーい」

乃亜「分かった」


歩く事2時間。やっと、数日前に俺達が上陸したラッセア漁港に着いた。当然、魁人が船の専門知識を光らせてまた船選びを始める。日本からアメリカに来る時とは別の船を選んだ。何やら、「この船は短距離航海に向いたエンジンを積んでる」らしい。魁人船長の運転の元、ロシアへと向かう

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