異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる

S・R

28話 結婚式?

 そして結婚式当日になった。

「これより結婚式を始める!」

 精霊王の大きな掛け声と同時に"パチパチパチ"と精霊達が全員で拍手をした。そして新郎新婦が会場に入場してきた。

「やっと来た…か…」

 俺はミーシャとアルテの、あまりの美しさに見惚れてしまった。ミーシャは血のような真っ赤なドレス、アルテはまるで女神が着るような真っ白なドレスを着ていた。
 まぁ、女神で合っているのだがな。

「どう?…」
「似合う?.......」

 と、ミーシャとアルテが上目遣いで優真に聞いた。

「2人ともとても似合ってるよ。とても綺麗だ。」

 と言ったら、ミーシャとアルテが顔を赤くしてお礼を言った。

「「ありがとう!」」

 そして結婚式が始まった。
 精霊王が長々としたセリフを言うと思いきや…

「それでは新郎優真よ。あなたはミーシャとアルテに永遠の愛を誓いますか?っていうのはもう面倒だからさっさとキスしちまえ!」
「おい!適当だな!もういいよ。すればいいんだろ…すれば。」

 と言って、ミーシャとアルテに1回ずつキスした。

「ふふっ…幸せ。」
「だねー!」

 そして結婚式は5分くらいで幕を閉じた

「それでは優真とミーシャそしてアルテ様の結婚式のお祝いパーティーを始めようではないか!」

 そしてパーティーが始まるのだった。

「「「ご結婚おめでとうございます!」」」
「サンキュ!」
「ありがと。」
「ありがとう!」

 と沢山の精霊達にお祝いの言葉を言われたので、上から順に優真、ミーシャ、アルテが礼を言った。

「それじゃあ沢山食事が並んでるし食べるか。」
「食べる。」
「うん!」

 そして優真達は食事を始め、ついにパーティーが終わった。

「それじゃあ、そろそろ帰るか。精霊王ありがとうな。」
「いや、こちらこそ楽しかったから大丈夫だ。何か困ったことがあったら、なんでも言ってくれ。手を貸してやる。」
「おう。それじゃあ帰るか。」
「うん。」
「分かったー。」

 そして優真、ミーシャ、アルテは泊まっていた宿に着いた。そしたら、なぜかミーシャとアルテは顔を赤くしていた。

「どうした?」
「優真のバカ…」
「もー。優真って鈍感だなー。」
「なんだよ…」

 と言って、優真は困った顔をした。

「しょうがないなー、教えてあげるよ!初夜だよ!初夜!」
「あ、そうゆうことね。それじゃあベットに行くか。」
「うん。」

 そしたらアルテは顔を真っ赤にして。

「う、うん。」
「そんなに緊張すんな。優しくしてやるから。」

そしたらアルテがとても可愛らしい満面の笑顔を浮かべた。

「うん!初めてだからちゃんと優しくしてね?」
「分かってる。」

 そして優真、アルテ、ミーシャの3人は同じベットで一夜を過ごした。

コメント

  • ペンギン

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