俺はどこでもモブ扱い
第2話 転生特典
目が覚めたら見知らぬ風景が広がっていた。
「あのロリっ子め。説明不足にもほどがあるだろ。でも、異世界に来たのかぁ。さらばモブ人生。はじめまして新しい人生!」
見たことのない文字や言語に建物、生き物。思うところはあるが、今は感謝することにするか。
そこで俺は重大なことに気づいた。
  「見たことのない文字に言語…って」
そう。詰んだのだ
ただでさえ人付き合いが苦手なのに何言っているのか、何書いているのか全くわからない。しかも、金もない。
「…あのロリ っ子め…」
普通こういうのって神様的な存在の人が対応できるようにしてくれるんじゃないのかよ…。
内心そんなことを呟いたがもうどうしようもない。
「そういえばカミューが確か何かしらの能力がもらえる的なこといいていたな」
俺は何をしていいのかわからないから能力を探すことにした。
「こういう時ってメニューボタン的な感じのが視界の隅にあると思ってたんだけどな」
体の隅々を探していたらポケットから何かメモが出てきた。
カヌトリーネよ
これを見ているということはたどり着けたのだな。お主が今おるのは最東端の街‘ガルム’だ。ここには魔法や魔物、魔王に勇者が存在するザ・異世界だ。どうだ。すごいだろ。さて本題にでも入ろうかな。察しているとは思うが、この世界は魔物や魔王に脅かされているのだよ。そこで父上からこっちの世界に来たがるような人を探せと言われた。代わりに神に昇級させてやると言われたのだよ。すごいでしょ。神だよ神。
「なんだこいつ。本題に入るとか言って脱線しまくってるし。クッソ。」
そこでお主に魔王討伐の依頼をしたい。私の父上はこの世界で崇められている神でな。助けたいらしいのだよ。で、お主に依頼してるって訳。そこで転生特典として、お主には絶対音感をやろう。大事にしろよな。じゃぁまたいつの日かな 。
 神:カミューより
「いらねー…。いつ使うんだよ」
追伸
このメモを読み終えた頃には能力が使えるから安心するのじゃ
魔王を倒してくれたら私がもらってやるぞ。感謝するのだな。
「ふんっっ…!」
俺はメモを引きちぎって捨てた。
「あのロリっ子め。説明不足にもほどがあるだろ。でも、異世界に来たのかぁ。さらばモブ人生。はじめまして新しい人生!」
見たことのない文字や言語に建物、生き物。思うところはあるが、今は感謝することにするか。
そこで俺は重大なことに気づいた。
  「見たことのない文字に言語…って」
そう。詰んだのだ
ただでさえ人付き合いが苦手なのに何言っているのか、何書いているのか全くわからない。しかも、金もない。
「…あのロリ っ子め…」
普通こういうのって神様的な存在の人が対応できるようにしてくれるんじゃないのかよ…。
内心そんなことを呟いたがもうどうしようもない。
「そういえばカミューが確か何かしらの能力がもらえる的なこといいていたな」
俺は何をしていいのかわからないから能力を探すことにした。
「こういう時ってメニューボタン的な感じのが視界の隅にあると思ってたんだけどな」
体の隅々を探していたらポケットから何かメモが出てきた。
カヌトリーネよ
これを見ているということはたどり着けたのだな。お主が今おるのは最東端の街‘ガルム’だ。ここには魔法や魔物、魔王に勇者が存在するザ・異世界だ。どうだ。すごいだろ。さて本題にでも入ろうかな。察しているとは思うが、この世界は魔物や魔王に脅かされているのだよ。そこで父上からこっちの世界に来たがるような人を探せと言われた。代わりに神に昇級させてやると言われたのだよ。すごいでしょ。神だよ神。
「なんだこいつ。本題に入るとか言って脱線しまくってるし。クッソ。」
そこでお主に魔王討伐の依頼をしたい。私の父上はこの世界で崇められている神でな。助けたいらしいのだよ。で、お主に依頼してるって訳。そこで転生特典として、お主には絶対音感をやろう。大事にしろよな。じゃぁまたいつの日かな 。
 神:カミューより
「いらねー…。いつ使うんだよ」
追伸
このメモを読み終えた頃には能力が使えるから安心するのじゃ
魔王を倒してくれたら私がもらってやるぞ。感謝するのだな。
「ふんっっ…!」
俺はメモを引きちぎって捨てた。
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