学校に通うハッカーは好きな人を救うために世界を変えるらしいです。

個性的

第24話

俺はやめることにしたので光がいる元の席に戻った。


その時も光は寝ていた。


その姿を見て俺は可愛いと思った。


まあ当たり前かもな。


だって贔屓しているようなもんだしな。


そう思いながら俺は携帯をいじろうとした。


待てよ。


もし相手が俺の予想通りにハッキングしていたとしたらどうだ。


そうか!


この携帯を調べれば何かヒントが見つかるかもしれない。   


そう考えてると


「んっ…ん?ああー?檜山くん?」


「おお光目が覚めたのか。」


「うん。檜山くんどうしたの?なんか嬉しいことでもあった?」


「えっなんで?」


「だってものすごい笑顔だもん。」


「えっ!まあな。」


そして俺たちは最寄駅で降り、高校に向かった。
 

その時たまたま萩野にあった。


「おはよう檜山に桜木。」


「おう!萩野。」


「あっ!萩野くん。」


「なんか嬉しそうだな。お前ら何かあったのか?」


そう言われて光はほおを赤らめた。


「えっ。いやまぁ…。」


「何もねえよ。別に。」


俺はそう答えた。


「またーさてはもう交際してるかも?」


「いや。してねえよ。」


「まあそれはいいや。あと10分だから急ごうぜ。」


「えっ!」


俺は驚いて携帯を見た。


確かに携帯でも残り10分となっている。


俺は慌てた。


ここからだと大体15分急がないといけない。


「急ぐぞおい!萩野!光!」


そのあと俺たちは全速力で走った。


「はぁ…はぁ…なんとかまにあった。なあ萩野、光。」


「うんそうだね。檜山くん。つい長話したからね。今度は気をつけようね。」


「そうだな。」


俺たちはなんとか席につき遅刻せずに済んだ。


そして先生が教室に来た。


「えー皆さんおはようございます。今日は大事な話があります。」


なんだ?


大事な話とは?


職場体験の件ですがTCTCテレビはやはりダメなので他のところを希望してください。


その話を聞いた後の休憩時間は相変わらずこんな話だった。


「TCTCテレビ行きたかったけどなー。ニュース見るまでは。」


「わかる。ニュース見てショックだったもん。」


そのような会話の中やはり俺が気になるのはやはりTCTCテレビを狙った犯人だ。


しかも奴もかなり凄腕のハッカーの可能性もあるという事だ。


誰だかわからないが必ず捕まえてやる!



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