学校に通うハッカーは好きな人を救うために世界を変えるらしいです。

個性的

第20話

光がいない!


どうゆうことだ?


俺は急いで下に降りた。


しかしどこにもいない。


全ての部屋を探したがどこにもいなかった。


そして脳裏に浮かんだのは、昨日のコンビニの近くであった男の言葉だ。


「君の愛する人を…」


「はっ!まさか!」


もしあの男に誘拐などされたらそう考えると俺はパニックになった。


パニックになっていると


ガツン!


「痛い!」


俺はキッチンの机の角に足をぶつけた。


「結構痛むな。」


俺は痛い足を触っていると一枚の紙が落ちてるのに気付いた。


「ん?なんだ」


そう思いながら俺はその紙を見ると


「これは手紙だ。」


そして最後には


「光より」


と書かれていた。


俺は焦ってその手紙を読んだ。


檜山くんへ


私はそろそろ家に帰ることにしました。


檜山くんのいう通り私は嘘をついてました。


うちの両親は仲違いすると危ないけど最近は仲も良いほうで昨日も喧嘩はしてませんでした。


なぜ私が帰ろうと思ったのかというとこれ以上は迷惑をかけられないと思ったからです。


本当にごめんね。


嘘をついて居させてもらいしかもいろいろしてもらって。


でも昨日はとても楽しかったよ。


なんか無愛想な感じもあるけど頑張ってくれてありがとう。


明日学校で会おうね。


「明日?学校?」


見ると時間は8時だった。


「しまった!8時30分に電車が出るんだ。」


俺はまずいと思い、いそいで準備を済ませ、家を出た。


「はあ…はあ…やばい遅刻だ。」


俺はいそいで行き、時間は8時20分少し早くついてしまった。


「んーいそいで出て走っだから早くついたな。」

 
そう思いながら、安心してると


グ〜


とお腹が鳴った。


そういえば急いで出たため何も食べていなかった。


何か食べようかと思っていると


「檜山くん…」


見るとそこには光がいた。


「おお光…元気なら良かったよ。」


「ありがとう。」


「親とかなんて言ってた。」


「特に何も言わなかったよ。」


「そうか。もしかしたら察してたのかもしれないな。」


「そうかもね。」


そのように会話をしていると


グ〜


「あっ!もしかしてお腹空いてるの?」


「ああ実は起きたのが8時でつい急いで。」


「そうなんだ。実は私もかなり遅れそうで朝食を用意してきたんだ。一緒に食べる?」


「えっ!良いのか?」


「うん。母さんが檜山くんも一緒だからと多めに作ってくれたの。」


この時俺は光の母さんに感謝を思った。


そして俺は一緒に駅の椅子で朝食を食べることになった。

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