転生貴族の異世界生活

shota

魔法テスト(1)

冒険者活動を禁止されてから7年が経ち、俺は12歳になり、人と話すときの一人称が『俺』になった。実は7年間初等学院に行ったのだが、本当につまらなかった。
座学しかなかったからな。まあ、こっそり森に行ったりして魔物と戦ったりしてたのだがな。じゃないと体鈍るし・・・そんなわけでレベルもかなり上がっている。もう200は超えてたと思う。ステータスは・・・また隠蔽するのが大変になったとだけ言っておこう。
そんなこんなで、今日は中等学院の入学式だ。入学式が終わると生徒は試験場へ行き、魔法のテストがあるらしい。




「・・・・・・以上で入学式を閉会します。生徒の皆さんは各教室に行ってください。」

ようやく入学式が終わった。やっぱどの世界でも先生の話って長いんだな。1時間近く話してたぞ・・・

「入学式お疲れ様、ラース。」

「ああ、リリア、テレスもお疲れ様。」

リリアとテレスはずっと俺の事を様付けで呼んでたのがすごくむず痒かったから無理矢理変えてもらった。

「魔法のテスト頑張ろうな。」

「そうね。でも、ラースは頑張らなくても
1位とれるでしょ?」

「あっ・・・いや・・・学校を壊さないように頑張ります・・・。」

「そうですね。絶対に問題を起こさないでくださいよ?」

「う、うん・・・。」

リリアからものすごい圧力がくる。
どんなにデカい魔物と出くわしても怖くないのに、リリアの殺気はかなり怖い・・・。

──試験場──

「では、今からテストを始めるぞ。自己紹介をしておこう。この学級の担任でテストの試験官を務めるアギト・フォン・クライスだ。よろしく。それでは、テストの内容を説明するぞ。まあ、やることは簡単だ。まず正面から、的が10個出てくる。それを5秒以内に魔法で何枚割れるかというテストだ。10点満点で採点するぞ。ちなみに毎年満点をとるやつはいない。8点とれればすごい方だぞ。それじゃ、始めるか。1番最初の人出てこい。」

「はい!お願いします!」

最初の人が出てきた。鑑定でステータスを見たが大した事なかった。いや、あれが平均なのかな。

「では、始め!」

先生の合図で的が10個いっせいに出てきた。

「燃え上がる炎よ、我が意思を受け敵を討て!初級炎魔法!ファイアーボール!」

魔法名を唱えると周りに火の玉が2つ出てきた。そして的を2つ破壊する。

『おぉ・・・』

周囲がどよめく。あれ?そんなすごかったか?

「よし、次の者前へ。」

次は俺だな、よし舐められないようにちょっとおどかしてやろう。








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