勇者パーティーの回復魔法師、転生しても回復魔法を極める! 〜只の勤勉で心配性な聖職者ですけど?〜
第29話、待たせたな
礼拝堂エリアに突如として現れた、この空間を狭きものとしてしまっている巨大な彷徨う重鎧。
「神聖降臨波」
そこで私は、そのデカブツの出現と同時に光球を放ち、無防備な奴の横っ面に着弾させる。
しかし奴は何事も無かったかのようにこちらを向くと、壁のような特大盾を正面に構えドスッドスッと床に罅を作りながらこちらへと歩み出した。
無傷か。
神光魔法唯一の攻撃魔法であり、私が使える唯一の攻撃魔法でもある神聖降臨波。
そして私が創り出した固有魔法である、神光増幅(ブースト》魔法の神力次元変換。
そのどちらかのトゥルースペルが判明していれば、例え今みたいにドギーマンが鎧に隠れていようが意に介さず呪文一発で仕留めていただろうに。
まぁ仕方がないか。
スピードに乗ったリビングメイルが椅子を蹴散らしながら、大楯を押し出すようにして全体重を掛け突撃して来た。
それをヒラリと躱すと、その直線上にあった城の壁に激突。どうやら城の壁はかなり分厚いらしく、その一撃を喰らってもそこに大きな窪みが出来た程度で終わっている。
と考えてみれば、ダンジョン活性化の前兆を確かめた今、わざわざ危険を冒してまで無理に戦闘をする必要はない。
速やかにこの事をギルドへ報告すれば良い。
そうすればギルドとレコ王国が連携して、ダンジョンの鎮静化に動くだろう。
リビングメイルがその巨大な剣を振り上げ私に迫ってくる。
流石にあれを喰らうと、亜竜程度なら真っ二つに叩っ斬られるんじゃないのか?
そして私に向かって振り下ろされる巨大剣。その剣と床の間の物体全てを両断するかのような攻撃は、石畳に特大の亀裂を残す。
ダンジョンの活性化。もし仮にまだ完全なる活性期に突入していないのであれば、ダンジョン周辺は勿論特にこのダンジョン内でこれより先、誰も命を落としてはならない。
数日間、負なる感情の供給を止める事によってダンジョンを休ませる事が出来れば、活性化間近で食い止める事が出来る。
それにしてもこの巨大なリビングメイル、私たちではどうしようも出来ない。相性が悪すぎる。
だからこそ、無益な戦闘は避け撤退をするべきなのだが——どうやって追撃を撒くか?
「アルド、今助けるから! 」
「いや、ララ先生、ここは私が維持をするから、今のうちに皆んなを連れて脱出をしてくれ! 」
今度は私が突撃し、そこらの円柱と同程度の太さがあるリビングメイルの脚部に向け、比較的隙が少ない小回し蹴りを放つ。
衝突と同時にガンッと金属音が鳴るが、その厚い装甲をぶち破る事は出来ず少し凹んだだけだ。
やはり私の蹴り程度の攻撃では、ダメージは入らないか。仮に大技を当てたとしても、結果はさほど変わりはしないだろう。
バックステップをしながら後退し、リビングメイルを柱エリアへと誘い出す。
そう、この巨体である。逃走する私たちを追って城と城下町を繋ぐ通路まで来てしまうと、その自重により通路が崩壊、もしくは崩壊しなくてもあの急な階段がある。
奴が転がって来てそこにいる者全てを押し潰してしまう、なんて事もあり得るかもしれない。
ただ幸いな事に、こいつは私を敵と認識してくれている。
……それに私一人で動いた方が、全体の生存確率が高くなり、ララノアなら安心してリーヴェ達を任せられる。
それにこのような危機的状況、前世で嫌という程経験しているしな。
次に繰り出された豪快な横薙ぎの一振りも、その場で屈んで躱す。
そのため私の代わりに斬られた円柱が、爆音と共に派手に吹き飛ぶ。
「アルド、みんなを連れて逃げるのはあんたでしょ! 」
ん、……なんだと!?
ララノアは巨大な鎧の気を引くように、矢継ぎ早にダークアローを放ちながら斜め前方へ駆け出した。
◆ ◆ ◆
アルドくんとララ先生が大きな鎧の魔物と戦っています。
アルドくんの攻撃だけでなくてララ先生のダークアローでも、魔物の堅い鎧を前に弾き返されています。
こんな時、アルドくんが言うようにリーヴェに魔法の力があれば——
そこで一陣の風が吹いたような気がしました。
いえ、確かに髪の毛が揺れてます。
「おうおうリーヴェ様、ギリギリのセーフでしたな」
そして突然の声!
その声がした足元を見れば、ななななんと、ねじり鉢巻をした二本脚で立つ一匹の猫ちゃんが見えます!?
しかもその猫ちゃん、波打ち際の岸壁で風を受けるようにして、近くの椅子に片足を乗せて、自身と同じくらいの大きさの団扇を腕組みした状態で担いでます!
えーと、これは夢なのかな?
そう、きっと私は夢を見てるのだと思います!
そうじゃないと、食べるために殺生をしてきたウサギさんたちの祟りだと思います。
「夢でも祟りでもねぇーすよ、あっしはリーヴェ様の魔力を利用して霊体構築させて頂きやした、アオグと申すケチな猫でさ」
リーヴェの魔力で?
猫ちゃんが?
「それよりリーヴェ様、まずは目の前の木偶の坊をやっちまいやしょう! それで早速ですが、弓を構えて貰ってもいいっすか」
「えっ、でも猫ちゃん、リーヴェは素人ですし、力もないのであんな大きな魔物は倒せないです」
「なぁに、うちわ猫のあっしが来たからには、リーヴェ様の弓は、そんじょそこらの弓ではなくなってやすから、ここは騙されたと思って」
猫ちゃんはそう言いながら、私に向かって団扇を扇ぎ始めます。
すっ、涼しいです。
「リーヴェ様、いつでも良いですぜ」
この猫ちゃん、さっきから凄くグイグイ来てます。
……なんだか従わないと、怒られそうな気がしてきました。
とにかく駄目元で矢を番えて、狙いを定めてみることに。
『ギギィリィ』
でもアルドくんとララ先生が動き回る中、大きな鎧もその場で忙しなく旋回しているため、あの大きな剣と盾も障害物として邪魔です。
……でも野生の小動物よりは、少し当てやすい、かな。
「リーヴェ、何をやっている! 攻撃すると狙われるぞ! 」
「おっ、お姉ちゃん! 」
「アルド君、エルちゃん、リーヴェは猫ちゃんに騙されてみます! 」
『ギチギチ』
「猫? なにを言って——」
そこでリーヴェを見るアルド君の表情が、困惑色に変化を。
「どう言う事なんだ? リーヴェを包み込む魔力が、何重にもエンチャントされているような状態に!? 」
あれ? もしかしてアルド君、猫ちゃんが見えてない?
「早くリーヴェ様、あっしの団扇にケチがついちまう」
『ギチギチチチィ』
猫ちゃんは汗を拭いながら、団扇を使って私に風を送り続けています。
も、もう、どうなっても知りません!
ララ先生に教わった事を実践!
呼吸を整え落ち着くと、視野を広げた上で獲物に集中。そして更に集中を高めていって、呼吸をするのも忘れるくらい集中して——
「リーヴェ様、いい面構えですぜ」
そして私は、やけくそですー、と思いながら矢を放ちました。
『バツゥン! 』
今まで弓から聞いたことがない、力強い音が鳴りました。
放たれた矢は勢いが有りすぎて、まるで生きているお魚さんのようにしてビチビチ震えながら空気を切り裂いて進んで行きます。
そしてアルドくんとララ先生の間を縫って進む矢は、吸い込まれるようにして鎧の魔物に——
そしてドシュッと大きな音が鳴りました。
鎧の魔物の胸元に直撃したのです!
そしてそしてその巨体を大きくよろめかせるその矢の一撃によって、おっ、大っきな穴が空いちゃいました!
「おっ、お姉ちゃん凄い! 」
でもその穴からは、大量の影のお化けがウネウネしてるのが見えて気持ち悪いです。
「神聖降臨波! 」
アルド君の手から放たれた光の球が、リーヴェの矢によって空いた鎧の穴の中に飛んで行きます。
そして次の瞬間、大きな鎧に出来た穴や防具の繋ぎ目などの隙間という隙間から、内部から放たれた強く白色の光が外へ漏れ出しました。
それから光は収まったのですが——
ずっと動きが停止していた大きな鎧は、突如として重力に引かれ始め、ガシャガシャと床に落ちては黒い霧へと還っていきます。
という事で、アルドくんがあの大きな魔物を倒しちゃいました!
アルドくん、さすがです!
「神聖降臨波」
そこで私は、そのデカブツの出現と同時に光球を放ち、無防備な奴の横っ面に着弾させる。
しかし奴は何事も無かったかのようにこちらを向くと、壁のような特大盾を正面に構えドスッドスッと床に罅を作りながらこちらへと歩み出した。
無傷か。
神光魔法唯一の攻撃魔法であり、私が使える唯一の攻撃魔法でもある神聖降臨波。
そして私が創り出した固有魔法である、神光増幅(ブースト》魔法の神力次元変換。
そのどちらかのトゥルースペルが判明していれば、例え今みたいにドギーマンが鎧に隠れていようが意に介さず呪文一発で仕留めていただろうに。
まぁ仕方がないか。
スピードに乗ったリビングメイルが椅子を蹴散らしながら、大楯を押し出すようにして全体重を掛け突撃して来た。
それをヒラリと躱すと、その直線上にあった城の壁に激突。どうやら城の壁はかなり分厚いらしく、その一撃を喰らってもそこに大きな窪みが出来た程度で終わっている。
と考えてみれば、ダンジョン活性化の前兆を確かめた今、わざわざ危険を冒してまで無理に戦闘をする必要はない。
速やかにこの事をギルドへ報告すれば良い。
そうすればギルドとレコ王国が連携して、ダンジョンの鎮静化に動くだろう。
リビングメイルがその巨大な剣を振り上げ私に迫ってくる。
流石にあれを喰らうと、亜竜程度なら真っ二つに叩っ斬られるんじゃないのか?
そして私に向かって振り下ろされる巨大剣。その剣と床の間の物体全てを両断するかのような攻撃は、石畳に特大の亀裂を残す。
ダンジョンの活性化。もし仮にまだ完全なる活性期に突入していないのであれば、ダンジョン周辺は勿論特にこのダンジョン内でこれより先、誰も命を落としてはならない。
数日間、負なる感情の供給を止める事によってダンジョンを休ませる事が出来れば、活性化間近で食い止める事が出来る。
それにしてもこの巨大なリビングメイル、私たちではどうしようも出来ない。相性が悪すぎる。
だからこそ、無益な戦闘は避け撤退をするべきなのだが——どうやって追撃を撒くか?
「アルド、今助けるから! 」
「いや、ララ先生、ここは私が維持をするから、今のうちに皆んなを連れて脱出をしてくれ! 」
今度は私が突撃し、そこらの円柱と同程度の太さがあるリビングメイルの脚部に向け、比較的隙が少ない小回し蹴りを放つ。
衝突と同時にガンッと金属音が鳴るが、その厚い装甲をぶち破る事は出来ず少し凹んだだけだ。
やはり私の蹴り程度の攻撃では、ダメージは入らないか。仮に大技を当てたとしても、結果はさほど変わりはしないだろう。
バックステップをしながら後退し、リビングメイルを柱エリアへと誘い出す。
そう、この巨体である。逃走する私たちを追って城と城下町を繋ぐ通路まで来てしまうと、その自重により通路が崩壊、もしくは崩壊しなくてもあの急な階段がある。
奴が転がって来てそこにいる者全てを押し潰してしまう、なんて事もあり得るかもしれない。
ただ幸いな事に、こいつは私を敵と認識してくれている。
……それに私一人で動いた方が、全体の生存確率が高くなり、ララノアなら安心してリーヴェ達を任せられる。
それにこのような危機的状況、前世で嫌という程経験しているしな。
次に繰り出された豪快な横薙ぎの一振りも、その場で屈んで躱す。
そのため私の代わりに斬られた円柱が、爆音と共に派手に吹き飛ぶ。
「アルド、みんなを連れて逃げるのはあんたでしょ! 」
ん、……なんだと!?
ララノアは巨大な鎧の気を引くように、矢継ぎ早にダークアローを放ちながら斜め前方へ駆け出した。
◆ ◆ ◆
アルドくんとララ先生が大きな鎧の魔物と戦っています。
アルドくんの攻撃だけでなくてララ先生のダークアローでも、魔物の堅い鎧を前に弾き返されています。
こんな時、アルドくんが言うようにリーヴェに魔法の力があれば——
そこで一陣の風が吹いたような気がしました。
いえ、確かに髪の毛が揺れてます。
「おうおうリーヴェ様、ギリギリのセーフでしたな」
そして突然の声!
その声がした足元を見れば、ななななんと、ねじり鉢巻をした二本脚で立つ一匹の猫ちゃんが見えます!?
しかもその猫ちゃん、波打ち際の岸壁で風を受けるようにして、近くの椅子に片足を乗せて、自身と同じくらいの大きさの団扇を腕組みした状態で担いでます!
えーと、これは夢なのかな?
そう、きっと私は夢を見てるのだと思います!
そうじゃないと、食べるために殺生をしてきたウサギさんたちの祟りだと思います。
「夢でも祟りでもねぇーすよ、あっしはリーヴェ様の魔力を利用して霊体構築させて頂きやした、アオグと申すケチな猫でさ」
リーヴェの魔力で?
猫ちゃんが?
「それよりリーヴェ様、まずは目の前の木偶の坊をやっちまいやしょう! それで早速ですが、弓を構えて貰ってもいいっすか」
「えっ、でも猫ちゃん、リーヴェは素人ですし、力もないのであんな大きな魔物は倒せないです」
「なぁに、うちわ猫のあっしが来たからには、リーヴェ様の弓は、そんじょそこらの弓ではなくなってやすから、ここは騙されたと思って」
猫ちゃんはそう言いながら、私に向かって団扇を扇ぎ始めます。
すっ、涼しいです。
「リーヴェ様、いつでも良いですぜ」
この猫ちゃん、さっきから凄くグイグイ来てます。
……なんだか従わないと、怒られそうな気がしてきました。
とにかく駄目元で矢を番えて、狙いを定めてみることに。
『ギギィリィ』
でもアルドくんとララ先生が動き回る中、大きな鎧もその場で忙しなく旋回しているため、あの大きな剣と盾も障害物として邪魔です。
……でも野生の小動物よりは、少し当てやすい、かな。
「リーヴェ、何をやっている! 攻撃すると狙われるぞ! 」
「おっ、お姉ちゃん! 」
「アルド君、エルちゃん、リーヴェは猫ちゃんに騙されてみます! 」
『ギチギチ』
「猫? なにを言って——」
そこでリーヴェを見るアルド君の表情が、困惑色に変化を。
「どう言う事なんだ? リーヴェを包み込む魔力が、何重にもエンチャントされているような状態に!? 」
あれ? もしかしてアルド君、猫ちゃんが見えてない?
「早くリーヴェ様、あっしの団扇にケチがついちまう」
『ギチギチチチィ』
猫ちゃんは汗を拭いながら、団扇を使って私に風を送り続けています。
も、もう、どうなっても知りません!
ララ先生に教わった事を実践!
呼吸を整え落ち着くと、視野を広げた上で獲物に集中。そして更に集中を高めていって、呼吸をするのも忘れるくらい集中して——
「リーヴェ様、いい面構えですぜ」
そして私は、やけくそですー、と思いながら矢を放ちました。
『バツゥン! 』
今まで弓から聞いたことがない、力強い音が鳴りました。
放たれた矢は勢いが有りすぎて、まるで生きているお魚さんのようにしてビチビチ震えながら空気を切り裂いて進んで行きます。
そしてアルドくんとララ先生の間を縫って進む矢は、吸い込まれるようにして鎧の魔物に——
そしてドシュッと大きな音が鳴りました。
鎧の魔物の胸元に直撃したのです!
そしてそしてその巨体を大きくよろめかせるその矢の一撃によって、おっ、大っきな穴が空いちゃいました!
「おっ、お姉ちゃん凄い! 」
でもその穴からは、大量の影のお化けがウネウネしてるのが見えて気持ち悪いです。
「神聖降臨波! 」
アルド君の手から放たれた光の球が、リーヴェの矢によって空いた鎧の穴の中に飛んで行きます。
そして次の瞬間、大きな鎧に出来た穴や防具の繋ぎ目などの隙間という隙間から、内部から放たれた強く白色の光が外へ漏れ出しました。
それから光は収まったのですが——
ずっと動きが停止していた大きな鎧は、突如として重力に引かれ始め、ガシャガシャと床に落ちては黒い霧へと還っていきます。
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