俺の結婚相手は、悪役令嬢?!~ゴリラ公爵に転生とか人生オワタ

御隠居村長

転生?!

□□□現代□□□ 


「やった! 受験受かったぁ!!! 人生勝ち組だ!!!」


 俺は、パソコンの画面の前でそう歓喜する。

 本気で、勉強を始めたのは、冬季講習くらいからだ。

 それでも、俺は偏差値が七十近くある都内の私立高校に受かってしまった。

 そう、俺は天才なのだ! 

 それは、冗談で、本当にぎりぎり合格だったと思う。

 まあ、何にせよ、うれしいことだ。


 ただ、これから姉に乙女ゲームをやれと言われそうなことだけが、唯一の心配事だ。あのくそ姉は、自分でプレーするのが面倒臭いから、俺にプレーさせるのだ。俺だって、面倒臭い。ただ、あの乙女ゲームをネットで調べたかぎり、悪役令嬢だけは、少し楽しみだった。あの乙女ゲームは、ヒロイン(プレイヤー)のやり方が容赦ない。しかし、悪役令嬢は、根は良い子だ、とネットにかかれていた。ちなみに、どんな展開でも、その悪役令嬢は、最終的に「ゴリラ公爵」というあだ名の公爵家に半強制的に嫁入りさせられるらしい。


 とは、言っても、俺は受験に受かった人生勝ち組の中学三年生。今からやろうとしている、ゲーム(乙女ゲームではなく、俺が本当にやりたいゲーム)に課金するために、Googleプレイを買う必要がある。コンビニに行くか!


 コンビニから千五百円分買って、帰るとき、、、


 ブブ!!!


「え?!」


 俺は、普通に歩いていたのだが、車に引かれてしまったらしい。

 血が、で、て、、、る、、、、、

 どうやら、俺は死ぬらしい。

 まだ、14歳なのに、、、(←早生まれ) 






□□□


 あれ、生きてる?

 なんとか、救急車が、間に合ったとか?

 なら、よかった。


 体が、大きい。

 ふ、普通、こういうのは、体が小さい、とかいって、転生だと気づく的な展開だろうけど、、、なぜか、体が大きい! 解けぬ。いや、そもそも、転生したのか? でも、俺はこんなに手も大きくなかった。やはり、転生か?


 そんなことを考えていると、


 ドタドタ。


 執事らしき人が、入ってくる。

 ノックくらいしろよ。


 というか、執事って、、、

 まさかの本当に転生???

 神様とかには、会っていないんだけど、、、

 チート能力は???


「大丈夫ですか? ジョン様。」


 ジョン様???

 誰だろうか?


 ん?!


 もしかして、この太った体、名前がジョン。

 まさか、乙女ゲームの「ゴリラ公爵」に転生してしまったとか???

 いや、そんなのありえないだろう。

 そう信じたい。

 これは、なんかの偶然のはずである。


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コメント

  • こた

    面白いですねw
    1500円分ってところが現実味あって素晴らしいと思いました

    0
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