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あらすじ
アンバー。
それは琥珀色の瞳を持つ魔女の通称。
金色に輝くその色は、魔物のように恐ろしく、しかし魅惑的だった。
かつて彼女には、相棒がいた。
同じく透き通る宝石のような、青い瞳の恋人。サファイア。
同じ魔法学校に通い、その中で二人は群を抜いて強力な魔法使いだった。
アンバーは薬草の知識に長け、調合する薬はあらゆる病気や怪我に効果があった。
サファイアは治癒魔法に長け、二人はさながら薬師と医者のペアのようでもあった。
しかし、彼らの強みは医術だけではなかった。一度争いが起これば、完膚なきまでに敵を壊滅させる、高い戦闘能力も兼ね備えていた。
国の要請を受け、幾多の戦争で武功をあげた。
二人がいれば、敗北など有り得なかった。
これは、そんな時から三年が過ぎた頃のお話。
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