恋愛委員会!
026
「それじゃ今日集まった理由を話すわね。あなたたちには仲良くなってもらうために自己紹介していただきます。まぁ常識よね」
 豊臣先生は言う。その時には皆空いている席に座っていた。
「本当に今更ですね。まぁまだ恋愛委員会召集されて4回めくらいですけど」
 鬼島が豊臣先生に言い、豊臣先生は
「まぁ仕方ないんじゃないかしら?最初の方はこの恋愛委員会の説明だったしね。自己紹介は実は各々でして欲しかったのだけれど、この教室に入る前にあなたたちの様子を見ていたら仲が悪そうだったから仕方なく先生が仲を取り持ってあげる。じゃ一年生から早速自己紹介なさい」
 豊臣先生は言うが、まだ恋愛委員会のメンバーが集まっていない。
 太は意識を取り戻し、皆席に座っているのを見て太もそれに合わせて空いている席に座る。
「先生、まだメンバーが全員来ていませんが」
 鬼島は豊臣先生に聞くと、豊臣先生は
「2年生の2人は休みで、3年生の3人も休みよ。一年生しかまともに全員きてないわ。全く、高学年で歳とってる生徒が来ないなんて情けないわ」
 生徒に向かってなんて毒吐くんだこの教師はだから彼氏ができないんじゃないのか?
 と太は思っていると、何かを感じたのか太の方まで寄って来て、
「なんか私に言いたそうな顔をしてるけど何かあるなら声を出して言ってね丸山く・ん?」
 ひぃぃぃぃ!ごめんなさい!ごめんなさい!
 太は豊臣先生にすごい顔で言われて、怖すぎてすぐに心の中で思ったことに対して謝っていた。
「じゃ気を取り直して、一年生から自己紹介ね。名前、趣味、好きなタイプね」
 普通学校でする自己紹介じゃないだろ、と皆思うがビクビク震えている太を見て、あまり思わないようにした。なぜかは知らないが豊臣先生の笑顔が怖く感じる。
 一年生から自己紹介ということで雅から始まった。
「えーと名前は丸山 雅、趣味は筋トレ?かな。好きなタイプは特にありません。まず今は恋愛をする気がさらさらありません。以上です」
 皆拍手して、自己紹介の終わった雅は座っていた席に戻る。
「じゃ次は私が行きます。名前は葵 和美。趣味は特にありません。好きなタイプは太先輩のような人です」
 和美がそこまで言うと豊臣先生が質問する。
「タイプについては具体的に聞きたいのだが丸山 太のどこかタイプなんだ?」
「決まってるじゃないですか。全部ですよ」
 キラキラとした目で和美は言う。これは相当やばいなと豊臣先生は思いながら
「わかったありがとう。では次!」
 そう言われて和美は席に戻る。次に出て来た生徒は女の生徒でかなりなよなよしており、前に出て来てずっとモジモジしていた。
「せ、先生。僕、人前で自己紹介なんて・・・」
「やりなさい。貴方それでも男の子なの?」
 「え?」とモジモジしている一年生を見て先生以外の委員会メンバーは驚く。
「なんだ知らなかったのか?まぁ2年や3年生が知らないのはわかるが同学年の一年生も知らんとはな」
 少しの間、委員会メンバーは先生の言っていることが頭に入らないでいた。
 豊臣先生は言う。その時には皆空いている席に座っていた。
「本当に今更ですね。まぁまだ恋愛委員会召集されて4回めくらいですけど」
 鬼島が豊臣先生に言い、豊臣先生は
「まぁ仕方ないんじゃないかしら?最初の方はこの恋愛委員会の説明だったしね。自己紹介は実は各々でして欲しかったのだけれど、この教室に入る前にあなたたちの様子を見ていたら仲が悪そうだったから仕方なく先生が仲を取り持ってあげる。じゃ一年生から早速自己紹介なさい」
 豊臣先生は言うが、まだ恋愛委員会のメンバーが集まっていない。
 太は意識を取り戻し、皆席に座っているのを見て太もそれに合わせて空いている席に座る。
「先生、まだメンバーが全員来ていませんが」
 鬼島は豊臣先生に聞くと、豊臣先生は
「2年生の2人は休みで、3年生の3人も休みよ。一年生しかまともに全員きてないわ。全く、高学年で歳とってる生徒が来ないなんて情けないわ」
 生徒に向かってなんて毒吐くんだこの教師はだから彼氏ができないんじゃないのか?
 と太は思っていると、何かを感じたのか太の方まで寄って来て、
「なんか私に言いたそうな顔をしてるけど何かあるなら声を出して言ってね丸山く・ん?」
 ひぃぃぃぃ!ごめんなさい!ごめんなさい!
 太は豊臣先生にすごい顔で言われて、怖すぎてすぐに心の中で思ったことに対して謝っていた。
「じゃ気を取り直して、一年生から自己紹介ね。名前、趣味、好きなタイプね」
 普通学校でする自己紹介じゃないだろ、と皆思うがビクビク震えている太を見て、あまり思わないようにした。なぜかは知らないが豊臣先生の笑顔が怖く感じる。
 一年生から自己紹介ということで雅から始まった。
「えーと名前は丸山 雅、趣味は筋トレ?かな。好きなタイプは特にありません。まず今は恋愛をする気がさらさらありません。以上です」
 皆拍手して、自己紹介の終わった雅は座っていた席に戻る。
「じゃ次は私が行きます。名前は葵 和美。趣味は特にありません。好きなタイプは太先輩のような人です」
 和美がそこまで言うと豊臣先生が質問する。
「タイプについては具体的に聞きたいのだが丸山 太のどこかタイプなんだ?」
「決まってるじゃないですか。全部ですよ」
 キラキラとした目で和美は言う。これは相当やばいなと豊臣先生は思いながら
「わかったありがとう。では次!」
 そう言われて和美は席に戻る。次に出て来た生徒は女の生徒でかなりなよなよしており、前に出て来てずっとモジモジしていた。
「せ、先生。僕、人前で自己紹介なんて・・・」
「やりなさい。貴方それでも男の子なの?」
 「え?」とモジモジしている一年生を見て先生以外の委員会メンバーは驚く。
「なんだ知らなかったのか?まぁ2年や3年生が知らないのはわかるが同学年の一年生も知らんとはな」
 少しの間、委員会メンバーは先生の言っていることが頭に入らないでいた。
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