恋愛委員会!
022
 雅は止める体制に入る。
「あなたマジで力づくでとめるんですか?」
「まぁ兄貴のことはいつもこの拳で全部止めてるからねなんとかなるでしょ」
 和美は前に出たが「力づくでとめるなら私は無理ね」というような顔をして後ろに下がる
「さてうまくいくかわからないけど、もしも変なとこ入ったらごめんね兄貴」
 ドドドドドドドドォォォ!
 もう雅にぶつかりそうな距離まで太らしき物体が転がってくる。
 雅は正拳突きの体制に入り、腰を下ろして力をためる。
「これで、止まれ!」
 雅は拳を放つ!放った拳はなんと太の腹に決まる!
「ご、ゴボゥエ」
 なんかよくわからない発音をして転がっていた太は止まる。しかし反動もあり、拳を放った後、転がって止まった分の勢いを雅が受けて後方に吹っ飛んでいた。
「あ、あああ」
「太先輩大丈夫ですか!」
 和美は倒れている太に言う。雅のところには行かないでいる。
 後からきた時夫と拳子はすぐに雅のもとへと向かう。
「おいおい!鬼島さんよう!また遅れてきてるんじゃねえのかよ!」
 ここぞとばかりに剛は言う。拳子は無視して雅の方へと向かう。カチンときた剛は
「てめぇ風紀員だったくせに人を無視とはいい度胸じゃねえか、あん!」
 と言い拳子をガンつける。拳子は
「うるさい!後で聞いてやるから今は黙ってろ!」
 と剛くんに言う。剛は言われた時の気迫でその後は何も言えずにいた。
「雅ちゃんしっかり!雅ちゃん!雅ちゃん!」
 時夫は吹っ飛んで意識を失っていた雅に声をかけるが当然意識を失っているので反応しない。
「すまない。私のせいだ。やはりあいつらから逃げる為とはいえこんなことするんじゃなかった」
 そう拳子が言うと太のところにいた和美が拳子の近くによる。
「あなたですか?先輩を転がしたのは?なんでこんな酷いことしたんですか?」
 和美が目をギラッとさせながら拳子に聞く。
 しかし、そこで学園長室の扉が開く。
「皆さん集まりましたね。では学園長室に入って下さい」
 中から出てきた秋葉先生が言う。
「先生、こちらは今丸山兄妹が2人とも気絶しています。この2人は保健室に運んでもらっても構いませんか?要件は俺たちが聞きますので」
 秋葉先生は集まっている生徒を見ると、確かに2人の生徒が気絶していた。
「ものすごい音がしたと思ったらこういうことですか。なら今回は無しにしましょう。実はこちらでも問題が発生しまして。また放課後にそうですね2ー6教室に集まって下さい」
 そう言って秋葉先生は学園長室の扉を閉めた。
「はー。集まりがなくなったならさっさと教室戻ろうぜ多羅」
 剛が言うと多羅はその後についていく。
「先輩方待ってください!一緒に保健室までこの2人を運びましょうよ!俺たち委員会の仲間でしょう!」
 時夫は2人に言うが、剛が
「はっ!勝手にしてくれ。俺は学校からの内申点が上がるとか言うからこの委員会に顔を出すだけだ。お前らを仲間とは思わねえよ。俺の仲間はここにいる、牧月 多羅だけだ」
 そう言って、剛はまた歩き出し、多羅と呼ばれている男は何も言わず、剛の後についていく。
 時夫は2人の説得を諦め、拳子、和美で太を持ち、時夫は雅をおんぶして保健室まで連れて行った。
「あなたマジで力づくでとめるんですか?」
「まぁ兄貴のことはいつもこの拳で全部止めてるからねなんとかなるでしょ」
 和美は前に出たが「力づくでとめるなら私は無理ね」というような顔をして後ろに下がる
「さてうまくいくかわからないけど、もしも変なとこ入ったらごめんね兄貴」
 ドドドドドドドドォォォ!
 もう雅にぶつかりそうな距離まで太らしき物体が転がってくる。
 雅は正拳突きの体制に入り、腰を下ろして力をためる。
「これで、止まれ!」
 雅は拳を放つ!放った拳はなんと太の腹に決まる!
「ご、ゴボゥエ」
 なんかよくわからない発音をして転がっていた太は止まる。しかし反動もあり、拳を放った後、転がって止まった分の勢いを雅が受けて後方に吹っ飛んでいた。
「あ、あああ」
「太先輩大丈夫ですか!」
 和美は倒れている太に言う。雅のところには行かないでいる。
 後からきた時夫と拳子はすぐに雅のもとへと向かう。
「おいおい!鬼島さんよう!また遅れてきてるんじゃねえのかよ!」
 ここぞとばかりに剛は言う。拳子は無視して雅の方へと向かう。カチンときた剛は
「てめぇ風紀員だったくせに人を無視とはいい度胸じゃねえか、あん!」
 と言い拳子をガンつける。拳子は
「うるさい!後で聞いてやるから今は黙ってろ!」
 と剛くんに言う。剛は言われた時の気迫でその後は何も言えずにいた。
「雅ちゃんしっかり!雅ちゃん!雅ちゃん!」
 時夫は吹っ飛んで意識を失っていた雅に声をかけるが当然意識を失っているので反応しない。
「すまない。私のせいだ。やはりあいつらから逃げる為とはいえこんなことするんじゃなかった」
 そう拳子が言うと太のところにいた和美が拳子の近くによる。
「あなたですか?先輩を転がしたのは?なんでこんな酷いことしたんですか?」
 和美が目をギラッとさせながら拳子に聞く。
 しかし、そこで学園長室の扉が開く。
「皆さん集まりましたね。では学園長室に入って下さい」
 中から出てきた秋葉先生が言う。
「先生、こちらは今丸山兄妹が2人とも気絶しています。この2人は保健室に運んでもらっても構いませんか?要件は俺たちが聞きますので」
 秋葉先生は集まっている生徒を見ると、確かに2人の生徒が気絶していた。
「ものすごい音がしたと思ったらこういうことですか。なら今回は無しにしましょう。実はこちらでも問題が発生しまして。また放課後にそうですね2ー6教室に集まって下さい」
 そう言って秋葉先生は学園長室の扉を閉めた。
「はー。集まりがなくなったならさっさと教室戻ろうぜ多羅」
 剛が言うと多羅はその後についていく。
「先輩方待ってください!一緒に保健室までこの2人を運びましょうよ!俺たち委員会の仲間でしょう!」
 時夫は2人に言うが、剛が
「はっ!勝手にしてくれ。俺は学校からの内申点が上がるとか言うからこの委員会に顔を出すだけだ。お前らを仲間とは思わねえよ。俺の仲間はここにいる、牧月 多羅だけだ」
 そう言って、剛はまた歩き出し、多羅と呼ばれている男は何も言わず、剛の後についていく。
 時夫は2人の説得を諦め、拳子、和美で太を持ち、時夫は雅をおんぶして保健室まで連れて行った。
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