恋愛委員会!
015
 学園に行く支度を済ませると部屋から出て、リビングに朝食を食べるために太は急いで向かう。
「は、早くしないとお腹が〜」
 グゥ〜グゥ〜グゥ〜
 腹が減ってやばい!またなんか羽の生えた変な奴が見えるかもしれない。急いで朝食を取らねば!
 リビングにかけこむといつも太がご飯を食べている席には大盛りのご飯が5杯置いてあった。
「はい、太ちゃんおはよ。ご飯くんどいたからゆっくり食べなさいよ〜」
 太母は言う。太の隣で朝食を食べていた雅は太を見て
「いや、母さんもう食べてるよ。すごい勢いで」
 ガッガッガツガツ!
 太の前に置いてあったご飯の3杯があっという間に消える。
「米米米米米米米米!」
 雅は朝食を食べながらすごい勢いでご飯にがっついている太を見て、しかも呪いの言葉のように米と言っている太を見て少し引いていた。
「・・・がっつきすぎでしょ。」
「いや〜昨日ママ、太ちゃんが帰ってくるのが遅くてイライラしてね〜。夜ご飯がレタスをちぎった残り物みたいなものしか食べてないからね〜。仕方ないと思うよ」
「ふぅい〜。食った食った。いや〜満足した。やっぱりママの炊いてくれたご飯は最高だね。まさに救いをもたらしてくれた神様同然だよ」
 その救いの神様が昨日お前を餓死に追い詰めたんだぞ。
 と思いたいところだが、太はご飯さえくれればある程度の恨みは忘れる。
「あらあら〜やっぱり太ちゃんは口が上手いはね〜。」
 母さんはノリノリだった。気持ち悪いくらいに。やっぱり親子なんだな〜。
 雅は太のご飯の食い方を見てちょっとドン引きし、更には自分を追い込んだ母親をすごい褒めているのがすごいなと心の底から思っていた。
 そして、リビングのテーブルの上に置いてある時計を見ると、
「あ!もうこんな時間、兄貴私は先に登校するから早く兄貴も学園にくるんだよ?昨日みたいに玄関で休むとかなしだからね」
「何故それを知っているんだいマイシスター?まさか・・・」
「な、なによ。知ってちゃ悪かった?」
 珍しく、太が雅に食ってかかる。しかしここからは恒例の。
「やっぱり俺のことが気になって、気になって仕方ないんだねー!マイシスター!」
 そして太が雅に抱きつこうとする。するとおきまりの。
「家族だから心配しただけだよ!図に乗るな!バカ兄貴!」
 腹パンを見事に決められる。そして、太はうずくまり、
「い、いいねマイシスター。今日もナイスパンチ・・・」
 腹を抑えながら座り込んでいた太はなんとか顔だけをあげて、右手の親指をぐっと立てていた。
「まぁ私は先に行くから、兄貴も早く登校してね。いつもより威力弱めにしといたから早く立てるはずだから。それじゃ母さん行ってきます。」
「はい、行ってらっしゃい」
 雅はそう言って玄関から出て行く。
「ほら太ちゃんも朝は満足するほど食べたでしょう。昨日みたいに遅く登校するならママにも考えがあるから」
「か、考えとは何かなママ?」
 腹を抑えて顔だけ母の方へと顔を向ける太。
「今日の夜ご飯は、雅ちゃんの料理にします!」
 太母がそういうと、太はまるでさっきまでの腹の痛みが嘘かのようにすぐに立ち上がり、デブではできないような迅速行動をとる。
 そして、学園に行く準備ができると母に一言言う。
「ではママ。行ってきます」
「はい。気をつけて。」
 太も玄関から出て恋尾学園に向かった。
 数十分後、学園に着くと鬼島が登校している生徒で身なりがきちんとしていない生徒を怒っていた。
 
 ふっ。俺は清く正しい生徒だから鬼島には何も言われないだろうな。
 そう思って学園の中に入ろうとすると。
「待て丸山。話があるのでここで待つように」
 な、なんで、俺悪いことしてないのに〜。
 太は鬼島に捕まり、鬼島に捕まった間太はかなりビビっていた。
「は、早くしないとお腹が〜」
 グゥ〜グゥ〜グゥ〜
 腹が減ってやばい!またなんか羽の生えた変な奴が見えるかもしれない。急いで朝食を取らねば!
 リビングにかけこむといつも太がご飯を食べている席には大盛りのご飯が5杯置いてあった。
「はい、太ちゃんおはよ。ご飯くんどいたからゆっくり食べなさいよ〜」
 太母は言う。太の隣で朝食を食べていた雅は太を見て
「いや、母さんもう食べてるよ。すごい勢いで」
 ガッガッガツガツ!
 太の前に置いてあったご飯の3杯があっという間に消える。
「米米米米米米米米!」
 雅は朝食を食べながらすごい勢いでご飯にがっついている太を見て、しかも呪いの言葉のように米と言っている太を見て少し引いていた。
「・・・がっつきすぎでしょ。」
「いや〜昨日ママ、太ちゃんが帰ってくるのが遅くてイライラしてね〜。夜ご飯がレタスをちぎった残り物みたいなものしか食べてないからね〜。仕方ないと思うよ」
「ふぅい〜。食った食った。いや〜満足した。やっぱりママの炊いてくれたご飯は最高だね。まさに救いをもたらしてくれた神様同然だよ」
 その救いの神様が昨日お前を餓死に追い詰めたんだぞ。
 と思いたいところだが、太はご飯さえくれればある程度の恨みは忘れる。
「あらあら〜やっぱり太ちゃんは口が上手いはね〜。」
 母さんはノリノリだった。気持ち悪いくらいに。やっぱり親子なんだな〜。
 雅は太のご飯の食い方を見てちょっとドン引きし、更には自分を追い込んだ母親をすごい褒めているのがすごいなと心の底から思っていた。
 そして、リビングのテーブルの上に置いてある時計を見ると、
「あ!もうこんな時間、兄貴私は先に登校するから早く兄貴も学園にくるんだよ?昨日みたいに玄関で休むとかなしだからね」
「何故それを知っているんだいマイシスター?まさか・・・」
「な、なによ。知ってちゃ悪かった?」
 珍しく、太が雅に食ってかかる。しかしここからは恒例の。
「やっぱり俺のことが気になって、気になって仕方ないんだねー!マイシスター!」
 そして太が雅に抱きつこうとする。するとおきまりの。
「家族だから心配しただけだよ!図に乗るな!バカ兄貴!」
 腹パンを見事に決められる。そして、太はうずくまり、
「い、いいねマイシスター。今日もナイスパンチ・・・」
 腹を抑えながら座り込んでいた太はなんとか顔だけをあげて、右手の親指をぐっと立てていた。
「まぁ私は先に行くから、兄貴も早く登校してね。いつもより威力弱めにしといたから早く立てるはずだから。それじゃ母さん行ってきます。」
「はい、行ってらっしゃい」
 雅はそう言って玄関から出て行く。
「ほら太ちゃんも朝は満足するほど食べたでしょう。昨日みたいに遅く登校するならママにも考えがあるから」
「か、考えとは何かなママ?」
 腹を抑えて顔だけ母の方へと顔を向ける太。
「今日の夜ご飯は、雅ちゃんの料理にします!」
 太母がそういうと、太はまるでさっきまでの腹の痛みが嘘かのようにすぐに立ち上がり、デブではできないような迅速行動をとる。
 そして、学園に行く準備ができると母に一言言う。
「ではママ。行ってきます」
「はい。気をつけて。」
 太も玄関から出て恋尾学園に向かった。
 数十分後、学園に着くと鬼島が登校している生徒で身なりがきちんとしていない生徒を怒っていた。
 
 ふっ。俺は清く正しい生徒だから鬼島には何も言われないだろうな。
 そう思って学園の中に入ろうとすると。
「待て丸山。話があるのでここで待つように」
 な、なんで、俺悪いことしてないのに〜。
 太は鬼島に捕まり、鬼島に捕まった間太はかなりビビっていた。
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