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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

実里と帝国女王 2

「お前変装セットってこりゃなんだ?」


 ガイは渡された二つの物の意味を聞く。


「何言ってるの?変装といえばこれでしょ?」


 え?とガイに何言ってるの風な目で見る。


「いや確かに変装といえばこれかもしれないけどこれはこれで怪しい気がするんだが・・・」


「全く!せっかく渡したんだからこれ着てさっさと行くよ!何?コートとお面の何が嫌なの!」


 実里は変装セットの2つを言う。
 ガイが疑うのも訳がない。確かに側から見ればお面とコートを身につけながら城に入ろうとすれば真っ先に疑われるだろう。


「ミノ、思うんだが気絶させて入るならこれはいらないんじゃ・・・」


「ダメよ!素顔で言ったらあしがつくじゃない!それで帝国に指名手配でもされれば終わりよ!」


「いやミノだがな」


「もう時間が勿体無いんだから行くよ!」


 実里は無理矢理ガイを連れて行く。


「あ、待ってまだ着替えてない」


「着替えるの?じゃ文句言わないでよ全く。それじゃ移動しながら着替えてね」


 実里はガイをひきづりながら城へと向かった。
 数分後、実里とガイは城の入り口につき、様子を伺っていた。


「さてと城の前まで来たはいいがどうしようかな」


 実里が悩んでいると自分の服装にまだガイは文句がありそうな顔でいた。


「なぁミノ。コートじゃ動きづらいからやめようぜ。見つかったとしてもお面かぶってりゃバレないだろうからコートを着るのはやめようぜ」


「本当にいつまでもうるさいわね。いいからコートも着ていくのよ」


 実里が怒るともう諦めた感じでガイは変装に関して何も言わなくなる。


「で、城の前に兵士は?」


「一応2人いるわ。私たちも舐められたものね。門を守るのが2人なんて。じゃいくわよガイ!」


「そうだな。私らが考えたところでだろうしな。よし」


 ガイと実里はコートを着てお面をして、門番の前に現れ、門番たちは驚く。
 奇妙な2人の格好を見て。


「な、なんだ貴様ら、新手の変態か!」


「誰が変態だこのやろう!」


 ガイはキレて門番を殴り門番は気絶する。
 驚愕のあまり門番は防御には入れず隙だらけだったのであっさりと1人処理する。


「こっちはいいぞ!そっちはどうだ?」


 ガイは実里に聞くと、実里はコートを門番に投げつけて視界を奪った後に


「脚力3倍・・・シッ!」


 顔面らへんを蹴り、門番は仰向けに倒れ気絶する。


「ミノ、もしかしてコートってまさか・・・」


「目くらまし用だよ。それ以外使い道ないだろう?」


 ガイは実里のいうことに唖然となっていた。

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