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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

2戦目決着!

「今楽にしてやるダークルン!」


 腕に装着したハリハリ・アームドによって、距離を詰められ、ダークルンは簡易呪文しか撃てずにいた。


「離れろ!ファイオ!」


 ボンっとハラサに命中はするがハリハリ・アームドによって針状態になっている腕でファイオはかき消される。


「その程度のことしかできないならもう諦めて潔く降参しやがれ!」


「断る!奥の手を出して負けたんじゃ僕が無様じゃないか!なんてしても勝つ!」


 口ではそう言うダークルンだが、ハラサの針攻撃の猛攻にかわすだけで攻撃できずにいた。
 しばらくその猛攻が続いて勝負が見えたと思ったガスタが口を出す。


「そこまでだダークルン。君の負けだよ」


 ガスタが言うと負けを認めていないダークルンが言う。


「な、何を勝手に!ま、まだ僕は負けては・・・」


「いや、誰がどう見てもあなたの負けよダークルン。それとも死にたいのかしら〜。そんなに死にたいなら私は止めないけど〜」


「ね、姉さんまでそんなこというの?僕は、ただ姉さんの役に立ちた・・・」


「全く、そんなこと気にしなくていいの。あなたが生きていてくれただけでも嬉しいんだから。今はやめておきなさい。これ以上は本当に見苦しいわよ〜」


 ダークルンは黙り込み、大人しくダーラスの言うことを聞く。


「わかったよ姉さん。迷惑をかけてごめん」


「いいのよ気にしないで〜。あなたが弱いというわけではないのだから。相性が悪かっただけだから気にしないでね〜」


 ダークルンはダーラスに謝り、自分の陣地に戻り、ハラサもガスタの陣地へと戻る。


「よくやったねハラサ。君の勝利は心強いよ」


「はい、リーダー。でも俺もまだまだです。今回はたまたま相性がよかったからうまく勝てたようなものです」


 ハラサは謙遜しながらガスタに報告する。


「そうか。しかしよく耐えたものだよ能力者殺しのお前が。僕は嬉しいよハラサ」


「当然です。俺はリーダーに拾ってもらった恩義はわすれません。リーダーが殺すなと言うのであれば相手は殺しませんよ」


「うんうん。ありがとうなハラサ」


 ガスタはハラサに礼を言い、ハラサはいえいえと言って後方に下がる。


「さて次は誰を出す?ダーラス」


 イナハルはダーラスと次に戦うのはどっちにすると尋ねる。


「どうしようか〜。しかしアルダスたち遅いわね〜。いつになったらくるのかしら〜」


 ダーラスは遅れて、まだ来ないアルダスと弓道寺を心配していた。

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