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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

網VS飛脚

「しかしそろそろ終わらせようと思うのだがわしは。お前さんはどうだタルム?」


「そうだな。互いに手の内を全部晒すのも嫌だしな。イナ爺の意見に賛成だ」


 イナ爺と呼ばれてまた略すなと言おうと思ったイナハルだが言っても無駄だろうと思いゆうのをやめる。


「呆れたタルムくんに提案じゃ。次の一発で決めるのはどうじゃ?」


「呆れたって・・・。まぁあっしは構わないが」


「もう一つ提案がある。異能力で決めぬか?」


 イナハルは異能力をぶつけて先に効果が消えたほうが負けというのはどうだと提案する。


「ダメだ。あっしは異能力は決して使わん。戦闘においてはな」


「なんだと?ではわしだけ手の内を晒しているようなものではないか」


「ふん。わかった。異能力はダメだがあっしの今の最強の技をこの一発に込める。それでどうだ?」


「タルム君の最強技ねぇ。しょうがない。タルムの蹴りはすごいからそれで妥協してやろう」


 タルムの最強技で承諾すると、タルムはイナハルに礼を言う。


「礼を言うほどのことではなかろうが」


「確かにそうだが一応な。イナ爺に対する礼儀として、礼を言わせてくれ」


「構わないと言っているだろう。では行くぞ」


「よし、あっしも準備はオッケー」


 互いに距離を置き、技を出すタイミングを待つ。
 先にイナハルが技を出す。


「アミ・雨あられ!」


 空中に大量に小さな網を放つ。


「性質変化・鉄!」


 網は鉄のようにかたくなり、タルムの頭上に降り注ぐ。


「上から来るか。ならば!」


 タルムは片足を大きく上に上げる。


「飛脚・空斬!」


 片足を振り下ろし、そこから斬撃がうまれてイナハルに向かって飛ぶ。


「まっすぐわしに斬撃を放ってくるか。しかしわしの網攻撃はどうするのかな?」


「それはあっしが言うことでもあるよ。あっしの斬撃どう避ける?ちなみにイナ爺の攻撃は・・・」


 タルムはイナハルの鉄網が降り注ぐ真上に飛脚で飛ぶ。


「くらってくれるのか。いい若造だなお前」


「は、こんなもの。これで破壊するまで」


 タルムはイナハルの鉄網に攻撃する。


「飛脚・強!」


 鉄網に蹴りを入れバンッ!と音が響く。


「ふん、若造。もといタルムの攻撃じゃ紙とかは裂けても硬いものまでは砕いたりは出来ぬだろうよ」


「それはどうかな?」


 タルムは降り注ぐ鉄網に次々と蹴りを入れていく。


「無駄だと・・・。!何だと」


 イナハルの鉄網一つずつにヒビが入りボロボロとかけていく


「な!」

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