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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

ガスタ一味

「あ!帰ってきました。あの方たちです」


 受付嬢は入り口を指差す。


「え?あの方たちって1人じゃないの?」


 ダーラスは少し驚いて受付嬢に言う。


「すみませんいつもは1人でしかこないので。ただ私が言っていたのはあの5人の中の中央の方で他の4人は知りません」


 受付嬢がダーラスに言っているとガスタと思われる人物がカウンターまでたどり着きダーラスは後ろに下がる。


「ほれレディ、このクエストもう終わったぜ」


 ガスタは報告書を受付嬢に渡す。


「はい。ありがとうございます。これは報酬の10000ガイアです」


 報酬金額をガスタに渡そうとした瞬間、受付嬢の手を握ってガスタが言う。


「ありがとうレディ。ではこのお金で僕と遊ばない?もちろんこれから」


「いえ、そんな、わたしにはまだ業務がありますから・・・」


「いいじゃないかそんなの。僕と遊ぶほうが楽しいだろ?さぁさぁ早く準備して」


 ガスタは受付嬢を無理やりナンパする。近くで見ていたダーラスはガスタに腹が立ち、


「おい、お前。その汚いクズみたいな手を可愛い姉ちゃんから外しな」


「あ?誰だお前って・・・」


 ガスタはダーラスの方を見ると最初はいらだった目をしていたがだんだん変わって


「ヒュー。レディ、可愛いね。名前なんていうの僕に君みたいな可愛いレディの名前を教えてくれないかな?」


「お前のようなチャラい口調のやつに名乗る名前など持ち合わせていないわ〜。ごめんなさいね」


 ダーラスはガスタに言うと、ガスタは諦めずにダーラスの名前を聞こうとする。


「まぁそんなこと言わずに教えてくださいよ〜。可愛いレディ」


「嫌だって言ってるじゃないかー。いい加減飛ばすわよー」


 飛ばすわよとダーラスが言った瞬間、ガスタとガスタの周りの仲間たちが笑う。


「何が可笑しいのかな?」


「あっはっは!いや失敬。君みたいなやわなレディに僕が飛ばせるかなと思ってね。気を悪くしたならごめんね」


「そう思うなら私と賭けをしない?」


 ダーラスはガスタに賭けの提案をする。


「賭け?一体何の賭けをするのかな?」


「私たち2人とあなたとそのお仲間の人らで戦うの。1VS1のサシでね〜」


「それを受けて僕にはメリットがあるのかな?」


 ガスタがダーラスに言うとダーラスは思い切った感じで言う。


「あなたたちが勝てば私はあなたの言うことどんなことでも一度だけ聞いてあげる」


 ガスタとその仲間たちはそれを聞いて、気分が高鳴っていた。

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