異世界で目立ちたい!
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アムライとカスマが研究室の壁側で喋っている少しの間、ダーランマたちは・・・
「しかしダーランマ様。こいつがカスマ様の言うことしか聞かないなんてきついね」
「確かにな。何のために私とアワリオで生き返らせたのかはわからなくなるな。しっかしお前が作ったこの治癒のカプセルは本当に使えるな」
 ダーランマはプルプレたちが治療されているカプセルを指差す。
「そうですね。これはうまく出来たと思っていますよ。しかしまさか治癒までできるとは思っていなかったですよ。これも研究の成果ですかね」
「研究の成果?一体何の研究をしていてこの治癒カプセルの開発に成功したんだ?」
 ダーランマはアワリオに尋ねる。
「前にも言ったかもしれないですけど私は最近は強化人間の研究の方にはまっていてその研究のためにこのカプセルを作りました。このカプセルは本来はモンスターと人間を合成する為にこのカプセルを作ったのです。治癒の方はカプセルの研究をしていたらたまたまできた副産物です」
「ほう。それはたいそうな副産物ではないか。一体何の研究でこのカプセルを利用している時に出来たんだこの治癒の方は?」
「そうですね。治癒が発見されたのはモンスターのパリードスをカプセルに入れて培養液に溶かした時ですかね」
 バリードスとはアワルディア帝国周辺の城門付近にごく稀に現れる小さい小動物の希少モンスターである。
 こいつの特徴は怪我をしても異常な回復力を持っており、一撃で仕留めるほどの攻撃をしないと逃げられてしまう。
 また、罠などで捕獲しようとしてもすぐに腕や足が再生するため、簡単な罠などであれば自分で噛みちぎったり、手を爪で切り落としたりなどして逃げて行く。
 異常な再生力があるが攻撃手段に叩けておらず、自分の柔肌など柔らかいものしか食べられず硬いものなどを食べようとすれば噛み切れずすぐに地面に吐き捨てたりする。
「へー。しかしバリードスなんてよく捕まえたな」
 ダーランマはアワリオを褒めるが、アワリオは首を横に振り
「いえ捕まえておりません。ただ、罠にかかって落ちていた腕をたまたま見つけたものがおりましてそいつからもらいました」
「それは運が良かったな。まぁこれがあれば私の治癒魔法をあまりかけなくて済むしな」
「いや、3つしかできておりませんのでダーランマ様の負担はあまり減らないかと思います。申し訳がない」
 アワリオはダーランマに謝るが、ダーランマは
「いや、いいさ。それにモンスターのことならお前より詳しいやつが我がアワルディア帝国の傘下にいるのでな。これからはそいつを攻めの中心として行こうと思っている」
 アワリオはダーランマが言った自分よりモンスターについて詳しいやつに興味があった。
「しかしダーランマ様。こいつがカスマ様の言うことしか聞かないなんてきついね」
「確かにな。何のために私とアワリオで生き返らせたのかはわからなくなるな。しっかしお前が作ったこの治癒のカプセルは本当に使えるな」
 ダーランマはプルプレたちが治療されているカプセルを指差す。
「そうですね。これはうまく出来たと思っていますよ。しかしまさか治癒までできるとは思っていなかったですよ。これも研究の成果ですかね」
「研究の成果?一体何の研究をしていてこの治癒カプセルの開発に成功したんだ?」
 ダーランマはアワリオに尋ねる。
「前にも言ったかもしれないですけど私は最近は強化人間の研究の方にはまっていてその研究のためにこのカプセルを作りました。このカプセルは本来はモンスターと人間を合成する為にこのカプセルを作ったのです。治癒の方はカプセルの研究をしていたらたまたまできた副産物です」
「ほう。それはたいそうな副産物ではないか。一体何の研究でこのカプセルを利用している時に出来たんだこの治癒の方は?」
「そうですね。治癒が発見されたのはモンスターのパリードスをカプセルに入れて培養液に溶かした時ですかね」
 バリードスとはアワルディア帝国周辺の城門付近にごく稀に現れる小さい小動物の希少モンスターである。
 こいつの特徴は怪我をしても異常な回復力を持っており、一撃で仕留めるほどの攻撃をしないと逃げられてしまう。
 また、罠などで捕獲しようとしてもすぐに腕や足が再生するため、簡単な罠などであれば自分で噛みちぎったり、手を爪で切り落としたりなどして逃げて行く。
 異常な再生力があるが攻撃手段に叩けておらず、自分の柔肌など柔らかいものしか食べられず硬いものなどを食べようとすれば噛み切れずすぐに地面に吐き捨てたりする。
「へー。しかしバリードスなんてよく捕まえたな」
 ダーランマはアワリオを褒めるが、アワリオは首を横に振り
「いえ捕まえておりません。ただ、罠にかかって落ちていた腕をたまたま見つけたものがおりましてそいつからもらいました」
「それは運が良かったな。まぁこれがあれば私の治癒魔法をあまりかけなくて済むしな」
「いや、3つしかできておりませんのでダーランマ様の負担はあまり減らないかと思います。申し訳がない」
 アワリオはダーランマに謝るが、ダーランマは
「いや、いいさ。それにモンスターのことならお前より詳しいやつが我がアワルディア帝国の傘下にいるのでな。これからはそいつを攻めの中心として行こうと思っている」
 アワリオはダーランマが言った自分よりモンスターについて詳しいやつに興味があった。
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