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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

血を操る能力者

「すまぬバウラム。もう一度言ってはくれぬか?我に渡せるものならわたすのだが。今耳を疑うような発言が聞こえたのでな。もう一度言ってくれ」


 カスマはバウラムの能力発動に必要なものを聞いて少し動揺する。


「アナタ、サマ、ノ、チヲスコシ、ワケテ、イヤ、キリキズ、ヲ、ウデ、ニツケ、テ、チヲ、ナガシ、テ、クダサイ」


「腕に切り傷入れて血をながせだぁ?なぜ我がそんな無駄な血をながさねばならない?」


「オレノ、ノウリ、ョク、ニハ、ヒツヨ、ツヨウ、ダカラ、デス」


 バウラムが必死にゆうとカスマは


「仕方ないな・・・。しかし軽くだぞ」


「アリガ、トウ、ゴザイマ、ス」


 カスマ右腕を前に出し、左手でシュッと切れ目を入れて右腕から血が出る。


「ケッソウ」


 カスマの腕からながれ出た血がバウラムのもとに集まり、血の固まった小さな槍になる。


「・・・ちなみに聞くが、何だそれは?」


「コ、コレハ・・・ヤリデ、ス」


 はぁーとカスマは溜息をつき


「なるほど、要はお前の能力は血を使う能力ということだな?」


「ハ、イ。オレ、ノ、ノウリ、ョク、ハ、チヲ、ジザイニ、アヤツル、ノウリ、ョク、デス」


「貴様の能力はわかった。しかしなぜ我の血が必要だったのだ?血を操る能力なら貴様の血でも構わぬだろう」


「オ、オレノ、ノウリ、ョクハ、オレ、ジシン、ニハ、ツカエ、ナイン、デス」


「そういうことか。うむ、納得した。では準備運動もやめるか。貴様の能力もわかったわけだし」


「カ、カスマサマ」


 カスマが戦闘態勢をとき、研究室の奥部屋から出ようと後ろを振り返った時、バウラムがカスマを呼ぶ。


「何だ?まだ何かあるのか?もうないだろう?」


「オ、オレノ、ジツリ、ョク、ヲ、タメサナク、テモ?」


 「あー、それか。それは別にいいさ。ダーランマがお前を生き返らせるということは貴様はそれなりの実力があるということなのだろう」


「ソ、ソレハ、ワカリマセ、ンガ。オレハ、タブン、リヨウ、カチガ、アルカ、ライカサ、レタノ、カト」


「利用価値?何か心当たりでもあるのか?」


「オレハ、ガイアラ、ンコウ、コクノ、アルム、ケノ、モノ、ダカラ、ソレデ、イカサレ、タンジャ、ナイカト」


「そうなのか?まぁ我は興味がないからどうでも良いが。まさか貴様、今更我の部下になるのが嫌なのか?」


「イエ、ソンナ、コトナド。ダーラン、マニ、フクシュ、ウデキ、ルナラ、アナタ、サマニデ、モフツウ、二ツカエ、マス、トモ」


「ならばいいさ。もうこの件についてはいいな?ではここから出て、研究室で今まであったことをダーランマに説明し、貴様のことも言っておく。大丈夫だ。貴様に都合の悪いことは言わぬから。大人しく我の後ろについてこいバウラム」


「ハ、イ」


 カスマはバウラムを連れて研究室の奥部屋から出て、研究室に向かった。

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