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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

カスマの調教

「このタイミングでカスマ様連絡入れるかよ全く・・・」


 ダーランマは通信機を手に取り反応する。


「こちらダーランマです。如何がなされましたかカスマ様?」


「お、繋がったか。準備運動が終わったのでな。それで連絡した」


「そうですか。それでテムルナの実力はどうでした?おめがねにはかないましたか?」


 ダーランマはカスマにテムルナは使えるかと尋ねる。


「まぁこいつなら我が攻めに入る前の余興としてはこと足りるな。とりあえずテムルナを結構疲弊させてしまったから一度そちらに戻る。ゲートを開いてくれ」


「了解しました」


 ダーランマはゲートの魔法を使い、カスマたちのいる場所が映像に現れ、そこからカスマとテムルナが映像の奥からダーランマのいる場所へと出てくる。
 ダーランマはカスマが出てくると地面に膝をつける。


「お疲れ様ですカスマ様」


「おう。ゲートの魔法ありがとな」


 カスマはダーランマに礼を言うとあたりを見回す。


「ここは・・・?我とテムルナが出る前の場所とはちがうが」


「ここはアワリオの研究所の奥でございます」


「ほう。でここで何をしていたのだ?」


「ここでそこで潰れているやつを屈服させていました」


 ダーランマはバウラムビーストを指差す。


「ほう。あやつは何かに使うのか?」


「はい。こいつはカスマ様の護衛にでもつけようと考えていたのですが、一度死んで理性がない状態でいるんです。なので言葉じゃ全く説得できないので力で屈服させている途中でした」


 ダーランマはバウラムビーストの状況説明をカスマにする。
 カスマは何かうかんだような顔をして提案する。


「ダーランマよ。その屈服作業、我と変わらぬか?」


「屈服作業・・・。まぁわかりました。カスマ様の好きなようにどうぞ」


「おう。じゃ今なんか魔法をかけた状態ならといてくれ」


「えっ?とくんですか?といたらこいつすぐにカスマ様か私に襲いかかってくると思うんですが」


「大丈夫だから。とけ魔法を。そら早く」


 わかりましたと言い、ダーランマは重力の魔法をとく。


「魔法ときました。カスマ様」


「よし、じゃあテムルナのことはお前に任せるからさっさとこの部屋から出るといい。さぁ行け!」


 ダーランマは言われたとおりにゲートの魔法から出て来て、その場で座り込んでいたテムルナの手を取り、走って研究所の奥の部屋から出る。


「さてあいつらは出たか。そんじゃ準備運動の続きといきますか!」

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