異世界で目立ちたい!
カスマとテムルナ 2
「話は済んだのか?我と皇国に行くのはお前でいいのだな?」
「はい。俺の名はテムルナ・ガク。テムルナとお呼びください」
 カスマの前でテムルナは軽く自己紹介を済ませる。
「ふむ。しかし、我は貴様の腕を知らぬからな。我も軽い運動をしたいから付き合ってくれぬか?テムルナよ」
「・・・分かりました。ご期待に応えられるよう相手をさせていただきます」
 カスマはテムルナをどこかへ連れて行こうとするがその前に
「ダーランマ。主はここら辺で広くて運動しやすいところはないか?」
「城下から外に出て戦ってくださるならどこで戦っていただいても平気です」
 ダーランマはそう行った後、ゲートの魔法で外の映像を出す。
「このゲートの魔法から出ればアワルディア帝国の外に出られます。後これを」
 ダーランマはカスマにあるものを渡す。
「なんだこれは?」
「連絡機です。ボタンを押せば私が出来るだけ出られるようにしておくので、その時またこちらに戻します。もしそのままガイアラン皇国へ向かうのであればその連絡機でそうお伝えください」
「わかった。では行くぞテムルナ」
 はい、とテムルナはいいゲートの魔法でできた輪をくぐり、帝国の外へと一瞬で到着する。
 帝国外にでると、それなりの距離を置いてからカスマはテムルナに言う。
「ではやろうかテムルナ」
「はい。どうぞそちらから攻撃をしてきて構いませんよカスマ様」
 テムルナはカスマを挑発する。
「ほう。挑発するか、いいだろう。ではまず小手調べだ」
 カスマは炎の鳥を目の前に出現させる。
「炎鳥」
 カスマの放つ炎の鳥はテムルナに一直線で向かう。
 そして炎鳥がテムルナの前に来る前にテムルナは
「・・・ふんっ!」
 ただの拳の突きで炎の鳥は消滅する。
「ほう、なかなかやるな。ではこれなら」
 カスマはテムルナのいるところまで接近する。
 テムルナはあえて接近して来るカスマを邪魔せず受けて立つように接近を許す。
「これが我が拳!炎拳」
 カスマは右手に炎のをまといテムルナに殴りかかる。
「爆」
 ボン!
 テムルナは爆発の能力で炎を相殺する。
「ほう、そんな芸当も可能なのか・・・!」
「喋ってばかりですと私に殺されますよ。カスマ様」
 カスマが喋っている間に距離を詰め、得意の手刀で攻撃する。
「寝ぼけたことを。喋っていても余裕だからこそ、喋りながら攻撃しているんだ・・・よっと!」
 かわしながらカスマは言う。
「なめないで下さいよ!これでも一応私は強い方なんですから・・・ね!」
 シュシュシュ!
 テムルナは攻撃の速度を上げる。
「これはなかなかよけるの、も、大変、だな」
 変わらず攻撃を避けつづけるカスマ。
 しかし、ずっと避け続けることもできず、少しかする。
 シュッ!
 切れ味の良い攻撃がかすったがカスマの頰から血が出ていない。
「な、なぜ血が出ていないんですか?」
 驚きのあまりカスマに聞くテムルナ。
「うんっ?まぁこれは炎魔王将の秘密ってとこだな。しかし、準備運動にはなってきたしどれ君には少し我が力を見せてあげよう」
 カスマは手から変わった炎を出し始める。
「はい。俺の名はテムルナ・ガク。テムルナとお呼びください」
 カスマの前でテムルナは軽く自己紹介を済ませる。
「ふむ。しかし、我は貴様の腕を知らぬからな。我も軽い運動をしたいから付き合ってくれぬか?テムルナよ」
「・・・分かりました。ご期待に応えられるよう相手をさせていただきます」
 カスマはテムルナをどこかへ連れて行こうとするがその前に
「ダーランマ。主はここら辺で広くて運動しやすいところはないか?」
「城下から外に出て戦ってくださるならどこで戦っていただいても平気です」
 ダーランマはそう行った後、ゲートの魔法で外の映像を出す。
「このゲートの魔法から出ればアワルディア帝国の外に出られます。後これを」
 ダーランマはカスマにあるものを渡す。
「なんだこれは?」
「連絡機です。ボタンを押せば私が出来るだけ出られるようにしておくので、その時またこちらに戻します。もしそのままガイアラン皇国へ向かうのであればその連絡機でそうお伝えください」
「わかった。では行くぞテムルナ」
 はい、とテムルナはいいゲートの魔法でできた輪をくぐり、帝国の外へと一瞬で到着する。
 帝国外にでると、それなりの距離を置いてからカスマはテムルナに言う。
「ではやろうかテムルナ」
「はい。どうぞそちらから攻撃をしてきて構いませんよカスマ様」
 テムルナはカスマを挑発する。
「ほう。挑発するか、いいだろう。ではまず小手調べだ」
 カスマは炎の鳥を目の前に出現させる。
「炎鳥」
 カスマの放つ炎の鳥はテムルナに一直線で向かう。
 そして炎鳥がテムルナの前に来る前にテムルナは
「・・・ふんっ!」
 ただの拳の突きで炎の鳥は消滅する。
「ほう、なかなかやるな。ではこれなら」
 カスマはテムルナのいるところまで接近する。
 テムルナはあえて接近して来るカスマを邪魔せず受けて立つように接近を許す。
「これが我が拳!炎拳」
 カスマは右手に炎のをまといテムルナに殴りかかる。
「爆」
 ボン!
 テムルナは爆発の能力で炎を相殺する。
「ほう、そんな芸当も可能なのか・・・!」
「喋ってばかりですと私に殺されますよ。カスマ様」
 カスマが喋っている間に距離を詰め、得意の手刀で攻撃する。
「寝ぼけたことを。喋っていても余裕だからこそ、喋りながら攻撃しているんだ・・・よっと!」
 かわしながらカスマは言う。
「なめないで下さいよ!これでも一応私は強い方なんですから・・・ね!」
 シュシュシュ!
 テムルナは攻撃の速度を上げる。
「これはなかなかよけるの、も、大変、だな」
 変わらず攻撃を避けつづけるカスマ。
 しかし、ずっと避け続けることもできず、少しかする。
 シュッ!
 切れ味の良い攻撃がかすったがカスマの頰から血が出ていない。
「な、なぜ血が出ていないんですか?」
 驚きのあまりカスマに聞くテムルナ。
「うんっ?まぁこれは炎魔王将の秘密ってとこだな。しかし、準備運動にはなってきたしどれ君には少し我が力を見せてあげよう」
 カスマは手から変わった炎を出し始める。
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